『それいいな!』の山道具

    ~ 登山人生でめぐり会えた全ての道具たちに捧ぐ ~

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    Lowe Alpine Crampon Bag - ロウ・アルパイン・クランポン(アイゼン)バッグ

    んえーっと。
    今回は私のアイテム紹介と言うよりは、タイプ別の『選び方』的なレポですね。
    いわゆる『クランポン(アイゼン)ケース』のお話です。

    ロウ・アイゼンケース01
    ロウ・アイゼンケース02
    これわたしの。
    ロウ・アルパインのアイゼンケース。

    私がこのアイゼンケースを選んだ理由は、
    PVC加工のいかつい生地で、防水性・耐久性ともに優れていると判断したからです。
    もち思惑通り、10年以上使ってもびくともしないし、口が完全に閉じるわけではありませんが水漏れしたことはありません。
    ちょっとサイズが小さく、たまに入れ直ししないといけないのが唯一の不満な点。

    なんで『水漏れ』がイヤなのかと言うと、私は可能な限りザックの中に収容したい人だからですね。
    ザックの中が濡れたり、雪が入ったりするのがイヤなのです。

    最近1年を通して『山下清』みたいな人が沢山います。
    ザックのありとあらゆる所に外付けがくっついています。
    あ~、最近山を始めた人なんだなーと、歩きづらいだろうなーと思って見ています。
    外付け用のアクセサリーが発達しすぎたせいなのかもしれませんね。
    やっぱり周りの先輩たちのザックは、私以上にビシッとすっきりしてます。
    アイゼンにゴムのプロテクターを付けて、素のまま外付けの先輩もいますが、他のアイテムは可能な限りザックの中です。

    冬山は外付けのアイテムが増えてしまいます。
    私は、どうしても外付けしないといけないもの、すなわち『ピッケル』『ワカン』のみにしたいのです。
    まあ、ザイルを持って行く時は本体と雨蓋の間に付けます。
    近頃は『ヘルメットホルダー』なる便利な物がありますが、それでも可能な限りヘルメットも中に入れたいのです。
    マットも冬は『モンベルのセルフインフレーション』にしてザックに入れます。
    歩きやすさのためには、自分の幅から横にはみ出ないようにすればベストだと思います。

    では、各社からのアイゼンケースを見てみましょう

    ブラックダイアモンド・アイゼンケース
    ブラックダイヤモンド・クランポンバッグ。
    蓋がメッシュなので、ほぼ外付け仕様だな。
    出し入れは一番容易なタイプです。

    グリベル・アイゼンケース
    グリベル・クランポンセーフ。
    これはどうなんだろう?ファスナーの閉じ口から漏れそうな気も。
    でも、出し入れはし易そう。

    パイネ・アイゼンケース
    パイネ・アイゼンケース。
    アライテントからも全く同じものが出ている。
    PVCなので生地自体はほぼ完全防水ですね。

    イスカ・アイゼンケース
    イスカ・アイゼンケース。
    生地は普通のナイロンっぽいが、構造的に一番漏れなさそう。
    私がもし次に買うとしたらこれだな。

    アイゼンの選び方についてはこちらの『Grivel G12 - グリベル G12 アイゼン』をご覧あそばせ。

    アイゼンは積雪期には『ほぼ』必須アイテムなので、色々と比較して自分の考えに合ったものを選んでくださいね。


    夜・露・死・苦っ!


    さああ~てと。
    そろそろ年末年始の計画を練り練りしている時期ですね。
    こちらの『年末年始登山に向けて』が参考になれば幸いであります。(3年前のレポ)







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    | 冬山系 | 18:09 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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    Stanley Classic Hip Flask - スタンレー・クラシック・ヒップフラスコ

    んーと。
    以前レポしました『スキットル(ヒップ・フラスコ)~ある意味山の必需品』でちょっと触れました、スタンレーのスキットルを、このたびめでたく入手いたしました。
    えっへん。

    stanley Classic flask01
    まだ未開封。
    となりにあるのは、一緒に買ったDUGの漏斗です。

    stanley Classic flask02
    やっぱしスタンレーと言えばこの緑ですな。8オンス(240ml)

    stanley Classic flask03
    口が大きいので、入れる時楽ちん。
    シーバスのスキットルと比べると良くわかります。
    (上がシーバス、下がスタンレー)

    ジョウゴ
    DUGの漏斗は底が平らなので、微妙にウィスキーが残ります。
    今まで使っていた、左の100均のプラスチックのやつで十分です。
    損した。

    スキットルにウィスキーを入れる時にやる失敗は、あふれてしまうことですね。
    横着しないで計量カップでちゃんと測ってから入れましょう。
    私は100均で買ったプラスチックの計量カップで入れますが、こだわる人はちゃんとガラスの方がいいかもしれませんね。

    stanley Classic flask04
    私のスキットル2つ。

    普通の人は8オンス(240cc)1本で足りるのかもしれませんが、私の場合はアッと言う間に無くなるので、2本必要なわけです。
    以前のレポにも書きましたが、こだわったスキットルに入れたからって、
    ウィスキーが美味くなる訳でもなんでもありません。
    ただ、スキットルでラッパ飲みしながら、更け行く山の夜を楽しむのは、
    何にもかえられない味のあるくつろぎの時間なのです。


    よろしくべいべー。


    来たるべき冬山シーズンに向けてのレポは、
    こちらの『冬山系カテゴリ』をどぞ。




    高級系3種。何でスノピがこんなに高いの?


    こちらは漏斗と一体化したタイプ。


    | 面白い!系 | 13:25 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

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    ZlideOn - ズライドオン ~ジッパーの簡単修理ツール

    えええーっと。
    最近は仕事が微妙に忙しいうえに、体調不良も重なりまして、
    ブロ友さんにコメントを残す程度しかできませんでした。

    っつーわけで今回は、
    お役立ちツールの『ZlideOn - ズライドオン』のご紹介です。

    ズライドオン01
    超簡単。一発解決。
    タイプ・サイズは色々あります。

    ズライドオン02
    私の。

    ・・・・・。
    どうしてこれを利用せざるをえなくなったか。
    ま、以前からお越しいただいてる方は『またか』ってご想像に難くないと思いますが、
    最近見始めたって方には『???』なので説明します。

    みなさんは『するっ』とシュラフに入って『チャッ』とジッパーを上げてって、いとも簡単にできると思いますが、私の場合それはそれは困難を極めます。
    モゾモゾモゾモゾしながら、しわやたるみを伸ばしに伸ばし、右にあるジッパーを『左手』で、肩をすぼめながら、上げてはシュラフを横に伸ばし、また上げては伸ばしを繰り返しながら、やっとの思いで収まります。
    以前レポしました『モンベル・ダウンハガー#1』なので、一旦収まってしまえば、今までのシュラフでは一番余裕はありますけどね。

    そーゆーわけで、
    ジッパーを上げる時に、僅かに詰まった感じがあったのですが、
    それをちょっとだけ、ちょっとだけ『くいっ』と上げた時にブッ壊した模様です。
    以降、スルー状態。
    私がすぐに物を破壊するエピソードは、
    こちらの『スタンレー・クラシックマグ』をどぞ。

    ズライドオン03
    スライダーに亀裂が入って開いてしまっています。

    寒い時期に突入し、このシュラフの出番が回って来るので修理することになりました。
    最初はモンベルに出そうかと思いましたが、時間も金もかかるので、何とか自分でできないかと思っていて、このアイテムに辿りついた次第です。

    ズライドオン04
    壊れたスライダーを外し、ズライドオンを開いてジッパーコイルをはさみます。

    ズライドオン05
    パチンと閉じてセット完了。

    ズライドオン06
    完成。色が違うのはご愛嬌。

    ズライドオン07
    ズルズル―と普通に使えます。(若干固め)

    ズライドオン08
    とがった部分で生地を傷めそうなので気を付けねば。

    評価:
    うむー。
    純正同様『ダブルタブ(表裏両側に引き手)』が欲しかったのですが、サイズが合う物が無かった。
    それではと、内側に持って来ようとしたのですが、元のジッパーと溝の位置が合わず断念。
    引き手が外側オンリーなので、開閉時の最後がやりにくいです。
    まず脇腹までは普通に上げれますが、その後はやりにくいです。最後の締めは特に。
    実際に山で使う時はさらにやりにくいでしょうね。
    ま、このサイズでダブルタブが出たら買い替えますかな。

    普通の方が普通に使えば、このような事態に陥ることはありませんが、もしシュラフ以外の山道具、はたまた山道具以外でジッパーを壊した際には何かと役に立つアイテムだと思います。


    よろしくべいべー。

    さああ~てと。
    待ちに待った厳しくも美しい冬山シーズンの始まりですね。
    冬山登山に向けて~準備は万全ですか?』をご覧になって、気を引き締めて臨みましょう。


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    感想(2件)


    これ私と同じ。
    用途に合わせてサイズは豊富です。


    | 面白い!系 | 14:02 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

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    The North Face Grid Fleece - ノースフェイス・グリッド・フリース

    んーと。
    今回は、これからの寒い季節に欠かせない『ミッドレイヤー(中間着)』のご紹介です。

    最近各社から『グリッド・フリース』なる製品が出ております。
    厚いタイプ薄いタイプがあり『グリッド=格子状』になったフリース生地でできております。
    厚手はアウタージャケット、薄手はミッドレイヤー的な使い方です。

    ノースフェイス・サーマルグリッド01
    国内のノースフェイスから出ている『サーマルグリッドジップアップ』

    ノースフェイス・サーマルグリッド・フーディ
    こちらはフード付バージョン。

    ノースフェイス・サーマルグリッド02
    ノースフェイス・サーマルグリッド03
    こーゆー構造です。

    本当は去年のシーズン開始前にこれを買いたかったのですが、最大サイズのXLで胸囲:96~104cm。
    ・・・ダメじゃん。
    10cmも小さきゃ、中間着どころかアンダーとしてもピチピチで着れないじゃん。
    サイズが無くてあれこれ探していて、やっとこ良さそうなのを見つけて購入した次第です。

    ノースフェイス・グリッドフリース01
    これ私の。
    同じくノースのグリッド・フリースUS仕様。サイズはXL。
    もち、アメリカから購入。
    うむ。
    これだと私でも余裕でミッドレイヤーとして着れますね。

    ノースフェイス・グリッドフリース02
    拡大写真。
    この格子状の構造が保温と通気性を両立させます。

    ノースフェイス・グリッドフリース03
    フラッシュドライってあります。
    いかにも通気性の良さそうなネーミングです。

    ま、2月末のシーズン終了間際に買ったので、3回くらいしか着てませんが、特徴はつかめましたので述べたいと思います。
    やっぱしグリッドは通気性が抜群で、普通のマイクロフリースに比べ、汗による濡れが少ないです。
    かと言って、保温性に劣る感じは全くありません。(アウター着用)
    『冬用ウェア』と聞けば、まず最初に『保温性』が頭に浮かぶと思いますが、それと同じくらい大切なのが『濡れ対策』なのをお忘れなく。

    ファイントラック・スキンメッシュ』とあわせて着ましたが相性はいいです。
    厳冬期の行動時のレイヤーは、
    『スキンメッシュ』+『モンベル・ジオライン』+『ノースのグリッド・フリース』
    で言うことなしって感じですね。
    肌着はスキンメッシュでも『ミレー・ドライナミック』でもどちらでも良いと思います。

    マウンテンハードウェア・モンキーマン
    マウンテン・ハードウェア・モンキーマン
    これは厚手タイプですね。

    ミレー・Mベクター
    ミレー・Mベクター・グリッドジャケット
    薄手ですので、私のノース同様ミッドレイヤーに最適です。

    グリッド・フリースは各社から出ていますので、お気に入りのメーカーの物を探して見てはいかがでしょうか。
    これからのシーズンの大活躍まちがいいなしです。


    よろしくベイベー。

    さてさて。
    各地から初冠雪の声も聞こえてくる時期となってまいりました。
    くどいようですが『秋山登山に向けて~くれぐれも』を読んで、一発目の雪に対する備えを怠らないようにしてくださいね。



    薄くてアウターとして着れないとの評価が付いてます。
    うん。
    ミッドレイヤーに最適と言うことですね。

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    感想(0件)


    買おうとしたグリッドフリース。
    去年のモデルなので激安になってます。

    | いでたち系 | 17:02 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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    燃料ストーブの『正しい』点火方法

    んーと。
    私は自他共に認める『燃料ストーブ派』の登山愛好家です。
    デカい、重い、面倒臭いと、最近の登山者からは敬遠気味になっておりますが、
    私が燃料ストーブにこだわる理由は、その『絶大な信頼感』ですね。
    極寒の中でも影響を受けず、強力に燃焼します。
    ま、最近のガスストーブも、ほぼ遜色ないくらいにはなっておりますけどね

    今回『正しい』点火方法をレポしようと思ったきっかけは、
    ボーっとYouTubeを見ていて見つけた『トンデモ動画』です。
    若干名『グッド』を押していますので、
    それらの方々は、もうすでに同様の使い方をされてるかもしれません。
    後ほど動画は紹介しますので、まずは私の説明を読んだあとで見比べてくださいね。

    えーと。
    今回は以前レポを上げた『Phoebus 725 - ホエーブス725』いわゆる『小ブス』にて説明いたします。

    ホエーブス725 01
    私の小ブスちゃん
    たまにヤフオクで良品が出てるので、手に入れる価値のある絶品です。

    その1 ~点火に必要な物

    ホエーブス725 05
    アルコール、スポイト、火をつけるもの(ファイヤースターター、ライター、チャッカマンなど)


    その2 ~プレヒート(プライミング、予熱)

    私はテントの前室で調理することがほとんどですので、テント内が臭く、煤けないように『燃料用アルコール』で予熱します。
    気にならない人は、タンクから燃料(白ガス)を抜いて、それに着火でもいいです。

    ホエーブス725 06
    プレヒート中。
    わかりやすいように風防は付けてません。

    バーナー(直立部分)の根元にプライミングカップと言う『くぼみ』があるので、そこにアルコールを2~3ccほど入れて点火します。プライミングカップに予め『カーボンフェルト』を敷いておくと、何かと利点が多いです。
    詳細は『カーボンフェルト~寒い季節のプレヒートに』をどぞ。


    その3 ~本点火(本燃焼)

    さてと。
    プレヒートから本点火させるポイントで、誤解や失敗が生まれるわけですね。
    これが『燃料ストーブ』が危ないと敬遠される一番の要因ではないでしょうか。

    では、初心者でも失敗しない方法を述べますね。

    1.プレヒートの炎が完全に消えるのを待つ
    2.バルブを開いて『シュー』と言う音で燃料の気化を確認する
    3.ライター、ファイヤースターターなどで点火する

    です。

    ちなみに私は慣れてますので、プレヒートの炎が消えかかったところでバルブを開き、
    『ふっ』と息を吹きかけて、残り火を利用して点火します。
    失敗しない自信がついたらお試しあれ。

    ホエーブス725 07
    本燃焼。

    どっかのレポで少し触れましたが、
    7~8年前に友人が『燕から蝶まで縦走する』と意気込んで出発しました。
    んが、初日にMSR国際(ウィスパーライト・インターナショナル)を点け損ねてテントを燃やして戻ってまいりました。
    テント、シュラフがパーになり大損失を出したうえに、私が腹を抱えて大爆笑したので、友人は涙目になってました。

    では最後に、冒頭で触れました『トンデモ動画』をどぞ。



    プレヒートのための点火と同時にバルブを開き、生ガスを噴射させて天ぷらにしています。(液体のままの燃料を噴射させて火ダルマにしています)
    いやー。
    点火から消火に至るまで全て間違っていて、ある意味素晴らしいです。
    いくつか動画をアップされてますが、どれも間違った使用法の『いい見本』になりますので、反面教師的に利用価値があるかもですね。

    えー。
    使い方さえマスターすれば、これほど信頼できて、かつ『愛着のわく』道具はありません。
    このレポがその一歩になれば嬉しいですね。


    ロックンロール。

    ・・・。
    私事ですが、現在『帯状疱疹』のひどいのになってまして、木曜日より仕事もお休み中です。
    最初は腰のあたりのヒリヒリ感だったのですが、背中~首~脳天まで達し、右の肘から先や、右のふくらはぎのあたりまで、強烈な日焼けのようなヒリヒリ感に見舞われております。
    一番ひどいのが後頭部で『ルチ将軍』とまではいきませんが、かなり腫れていて仰向けに寝れません。

    日頃の行いはいいはずなのに何故だろう・・・(泣)


    ルチ将軍。
    知能指数1300。



    優良燃料ストーブ勢ぞろい。




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    | ストーブ | 11:10 | comments:14 | trackbacks:0 | TOP↑

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    疲れずに歩くための上手な栄養補給

    えええーっと。
    これまでに、疲れない登山のコツについては、
    本を紹介したり、足運びを上手にするためのレポを幾度か上げて参りました。

    登山の運動生理学百科』 『山でバテないテクニック
    地下足袋ハイキングのススメ』 『地下足袋ウォーキング

    っつーわけで今回は、もう一つの不可欠な要素である
    『栄養』について述べて行きたいと思います。

    その1~ 食事

    基本中の基本。
    何はともあれ、まずは食事です。
    しっかり作って、しっかり食べましょう!

    最近は便利なことにドライフーズなどで諸っっ々あります。
    少々どころか多々背負ったところで、たかが知れた重量です。
    3回食事を作るからって3食分では少なすぎます。
    2倍から3倍は食べる勢いが大切です。
    無論女性もですね。
    でも、ドライフーズよりは、白米を炊いたごはんや、自作の『ペミカン』を利用した料理の方が、元気モリモリになるのは言うまでもありません。

    ペミカンについてはこちらの
    アウトドアめしの新常識!? 山岳部伝統の「ペミカン」が超便利だった
    がわかりやすいです。
    私はラードやバターより『ヘッド(牛脂)』を使ってます。溶けにくいからですね。

    どっかのレポで書いた気がするのですが、
    例えば昨秋、上高地~槍の肩の小屋までの6時間半の間に消費した行動食はと言うと・・・

    ・ 手作りの1合おにぎりx3個
    ・ 菓子パン&総菜パンx5~6個?もっと?
    ・ 大福x5個
    ・ スニッカーズ系x3本

    肩の小屋では、
    夕食で『日本昔ばなし』のような山盛りごはんを3杯。
    夜中に空腹で目が覚めてスニッカーズ系を3本。
    朝食も同じく山盛りごはんを3杯と言った具合でした。
    ちなみに朝・夕の3杯と言うのは、おかずが無くなってしまったためで、
    実を言うともうちょい食べたかったですね。

    ま、普通の体格の人はこの量ではないと思いますが、
    要は、平地でふつーに生活するレベルと同じように考えていると、
    いとも簡単に『シャリバテ』になってしまうと言うことです。
    だいたい山でバテている人って、自分では疲労だと思い込んでいる人でも
    意外と『シャリバテ』が多いです。

    その2~ 行動食

    上でちょっと行動食を書いてしまいましたが、あらためましてっと。

    一口に『行動食』と言っても、2タイプに分けて考えた方がいいです。
    『持続タイプ』と『速攻タイプ』ですね。

    朝ごはんを4時頃に食べて、お昼ごはんを12時となると、その間8時間も空いてしまいます。
    よって、できれば中間の8時頃に『持続タイプ』の行動食を摂ります。
    あとはできれば30分なり1時間おきに『速攻タイプ』の行動食を摂ります。

    持続タイプ: 複合炭水化物
    例) おにぎり、パン系など

    速攻タイプ: 単糖類やアミノ酸
    例) あめ玉、パウチ入りのゼリー、アミノ酸入スポドリなど
    ちなみに私は、あめ玉やゼリーではなく、小分けした『コンデンスミルク』です。
    でないと、私の場合カロリー補給が間に合いません。
    厳冬期でも便利ですのでお試しあれ。

    その3~ 非常食

    これは何かあった時に命をつなぐ大切な食糧です。
    手付かずで帰宅するに越したことがないのはもちろんのことです。

    カロリーメイトなどがポピュラーですが、私は200gくらい入った『ピーナッツバター』を持っています。
    スプーンで食べるのが面倒なのと、のどが渇くのが玉にキズですが、高カロリーなので信頼しています。

    その4~ サプリメント

    上でちこっと触れましたが、
    ビタミンやアミノ酸などを利用することで『大差』が出ます。
    『大差』ですよ『大差』。

    まずは『ビタミン&ミネラル』
    これが不足するとせっかく摂った栄養が上手く機能しません。
    食事の時に一緒に摂りましょう。
    朝・昼はその日の行動のため、夜は疲労回復のためです。
    山行中に限っては、パッケージに記載されている量の2倍は摂りましょう。
    登山はそれだけタフな運動です。
    私の摂り方は『マルチビタミン&ミネラル』『ビタミンC』『ビタミンB群』『ビタミンE』です。
    C、B、Eはマルチの中にも入っているのですが、量的に少ないため、さらにプラスして摂ります。

    ビタミン各種
    愛用の『NOW Foods』社製品。安いし種類も豊富。
    日頃から欠かさず摂っています。

    余談ですが、運動を始めたから『プロテイン』を飲み始める的な人は多いですが、いの一番に摂るべきは『ビタミン&ミネラル』なんですよね。まず、トレーニング初心者はプロテインを飲まなきゃいかないほどの強度でトレーニングできないし、食事から十分間に合いますが、ビタミンはどうしても不足するからですね。
    その辺のスポーツクラブなどで、いの一番にプロテインをすすめて来たら素人だと思って差し支えないです。

    ☆ BCAA(分岐鎖アミノ酸)& グルタミン

    BCAA
    純粋なパウダーのBCAA。
    グルタミンはパッケージを捨ててしまった。

    アスリートなら誰でも知っている『ゴールデンコンビ』です。
    行動中は元より、疲労回復にも最強です。
    スポーツドリンクには必ず、1Lあたり10gずつプラスしてますし、寝る前と朝起き抜けにも5gずつ摂取します。
    あとは適度なタイミングで5gずつですね。
    昔は単体で売られていましたが、最近では両方入って、しかも味付きで飲みやすくなっています。

    若い頃やってたスポーツのトレーニングは、もうそれはそれは、洒落にならんくらい辛いものでした。
    練習中にスタミナ切れで、体がしびれたようになって動かなくなっていました。
    ですが、これらが世に出回り始めた頃、すかさず試して見て、
    この組み合わせを摂りながらだと、きついのはきついのですが動けなくなることが無いことを知りました。
    よって、それ以降は手放せない重要なサプリメントになりました。

    これをふまえて、2003年に『シャリバテ登山』の実験をしてます。
    @谷川岳。
    登り: 西黒尾根~オキの耳まで2時間50分。
    下り: 厳剛新道経由、マチガ沢出合駐車場まで1時間40分ほど。

    内容は、疲労回復の要素、すなわち『睡眠』『食事』『休憩』を切り捨てて、ただ『BCAA&グルタミン』入りのスポーツドリンクを飲みながら歩きました。
    空腹を感じる以外は、バテることなく普通に歩き続けられました。
    でも、良い子は真似しないでくださいね。

    ・・・。
    以上、タラタラと述べてまいりましたが、今はサプリメントの『有用な物』が簡単に手に入る時代です。
    安全にバテずに歩くには、進化の著しい荷物の軽量化と同じくらい重要な要素です。
    基本の『食事+行動食』にプラスして、サプリメントを使わない手はありませんね。


    ろっくんろーる。

    さああ~てと。
    美しい秋山シーズンに突入です。
    こちらの『秋山登山に向けて~ くれぐれも・・・』を読んで、
    心して山に入ってくださいね。




    山に持って行く場合はカプセルよりタブレットを選びましょう。
    温度や湿気に強いです。


    BCAA+グルタミンの味付きタイプ。


    | 知っ得! | 13:48 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑

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    Millet Prolighter 60+20L - ミレー・プロライター60+20L

    えぇーと。
    このザックを背負った人を見て以来ずっと欲しいと思っていて、
    国内で買えないかと探していたのですが、ついに見つからずに、しびれを切らして2月に『ebay』でアメリカから購入しました。
    送料含めて3万後半かかってしまいました。
    2014年以来ミレー・ジャパンのウェブサイトには載っているのですが、国内で売っている所が見当たりません。
    持ってる人たちは私も含め、みんな海外から買ったのかな?

    millet prolighter60 01
    私の写真はピンクがかっていますが、実際はこの色です。

    このザックの容量は『60+20L』となっていますが、上の写真よりさらに背を低くできますので、40Lくらいの感覚で使うこともできます。
    横幅・マチとも大きめで、背を低くした時はぽっちゃり系になります。
    昔の名品中の名品、カリマー『ジョー・ブラウン』のような感じです。

    ジョー・ブラウンについてはこちらの『カリマーのザック.ジョーブラウンⅢ』がわかりやすいです。

    millet prolighter60 02
    これわたしの。まだ2回しか使っていないので新しい。
    これが基本的な背丈で60L的な感じ。

    millet prolighter60 03
    背中側はカラフル。
    ショルダーベルトは薄めだが、ホールド感と柔らかさがマッチして絶妙に背負いやすい。
    ヒップベルトは取り外し式だし、胴体を短くしてあるので、ハーネス着用時でも干渉しないつくりです。

    millet prolighter60 04
    『イージー・エクステンド』と言う雨蓋の位置調節システムが、名前の通り非常に使いやすい。
    真ん中の2本通ったバックルひとつで簡単に調節できます。

    millet prolighter60 05
    もちろん本体のトップにザイルを固定するストラップも付いています。

    millet prolighter60 06
    上部3分の1はジッパーでガバッと開けるので、パッキングが非常にやりやすい。

    総評としましては『中~大型ザック兼務』的なザックで、幅広い山行に対応できると思います。
    まあ、伸ばして80L目いっぱいで使うことはしない予定ですので、40~60L的に使って行きます。
    背負った感じもフィット感が良く、荷物が軽く感じます。
    唯一の難点は、背中側がほぼフラットなので、通気性が悪いところですね。
    ですので、寒い時期用にしようと思っています。
    自分が写った写真を見ると、派手で色が良く映えて、私であることがすぐにわかります。
    これらも含めて雪の中向きのような気がしますね。
    普通の登山からバリエーションまでビシバシ使って行こうと思います。

    ろっくんろーる。

    ・・・。
    その前にしっかり足を治さないと。

    夜露死苦。


    詳細は公式ページ『ミレー・プロライター MXP 60+20』をどぞ。
    今年になって\3,000プラスの\29,000也。
    サイズラインナップが豊富なので、お気に入りの色・サイズを探して見るのもいいですね。



    こちらは私と同じ60+20
    どうしてこんな値段なの?


    こちらは38+10

    | 運ぶ系 | 09:52 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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    MSR Dragonfly 五徳アダプターの自作

    えーと、今回も、
    当ブログにお越しになられる方々の『キーワード』にお答えするレポになります。

    ドラゴンフライ 五徳 アダプター 自作』

    の組み合わせを良く見かけますので、作り方を順を追ってって、追わなくてもいいくらい簡単です。

    DF adapter01
    まずご用意いただきたいのは物はこの3つ。
    1.5 - 2.0mmのステンレス針金、メジャー、ラジオペンチ

    DF adapter02
    一辺が約8cmの三角形を作ります。
    で、引っかかる部分は1cmほどとります。

    80mm x 3 + 10mm x 2 x 3 = 300mm
    なので、ちょっと余裕を持って350mmほどの長さに針金を切ります。
    1cmほど曲げて、8cmとって、1cmのヘアピン型を作って・・・を繰り返して、最後はまた曲げて、余った分をカットして出来上がり。

    DF adapter03
    表・裏で見比べると構造が良くわかりますね。
    共に大きめ画像をアップしてますのでジロジロ見てください。

    dragonfly maintenance06
    んな感じです。
    美しい。
    現在と言いますか、今だにブッ壊したポンプを買っていないので、ドラちゃんはお休み中です。

    ドラゴンフライは底が広い『丸型』コッヘルには相性がいいのですが、角型や底の小さなコッヘルは安定が悪いです。
    これがあると、底が小さなコッヘルもちゃんと乗ってくれます。
    わたし的には『スノーピーク・チタンシングルマグ600』でOKでした。
    簡単に手作りできるので、ぜひ作ってみてください。
    より愛着も沸くかと思います。

    ・・・。
    っつーな、感じでっと。
    簡易的なレポになってしまいました。
    ずーっと微妙に忙しいのと、前回レポした『足底筋膜炎』のせいで山に行くどころか、ふつうに歩くのも痛いのです。
    ま、なってしまったものは仕方ないので、地道に痛みと付き合って快方に向かわせるしかありませんね。


    カク。




    | ストーブ | 21:03 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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    足底筋膜炎 ~地道に痛い

    ええーっと。
    最近は、仕事が微妙に忙しいし、家のこともやんなきゃいけないし、
    んで、一番の問題が『足底筋膜炎』になってしまって、これが地道に痛いのです。

    以上3本立てで、ここんとこ山に行けてません。
    『ピキーッ』と来るシャープな痛みは無くなってきましたが、
    まだまだツッパリ感は残ってて、いつ悪化してもおかしくない感じです。
    何とか梅雨明けまでにと、鋭意リハビリ中でございます。

    原因?
    体重が重いことと、歳をとって来たことの2本立てでしょうね。

    ではここで。
    えー。
    足の裏が痛いと言っても、そこだけケアしてもいまいち治りは良くありません。
    特にこう言った『微妙な痛み系』はそうですね。
    よって、そこに負担がかかりにくくなるように、その他の部位の柔軟性なども高める必要があります。
    例えば、腰痛の人が『ハムストリングズ(太もものうら)』の柔軟性を高めると良いのと同じです。
    では、今やっていることをご紹介しましょう。

    その1 ~ストレッチ

    まずは前脛骨筋(ぜんけいこつきん)、いわゆる『脛(すね)』のストレッチです。
    やり方は、正座して後ろに重心を掛けて手を後ろにつきます。
    膝が床から15~20cmほど浮いて、脛のあたりが気持ちよく伸びたあたりで10秒ストレッチ。

    続いて、ふくらはぎ側のストレッチです。
    足幅を狭くして、かかとがなるべく浮かないようにしゃがみます。
    アキレス腱~ふくらはぎに伸びを感じながら10秒。

    最後に足の裏のストレッチです。
    立ち膝状態で爪先を立てて、お尻を落として行くと、親指の付け根あたりから足の裏がストレッチされます。
    これを10秒。

    以上3つを続けてやって1セット。
    これを3セットほどやります。


    その2 ~キネシオテープ

    kinesiotape01
    出勤前に足の裏に貼ります。

    kinesiotape02
    10cmの長さでカットして、剥がれにくいように少し角を落として、伸ばし気味に貼ります。
    効果てき面で、かなり痛みは軽減されました。


    その3 ~マッサージ&青竹踏み

    指でグリグリやったり、市販の青竹踏み的なやつで足裏マッサージをします。
    ちなみに100均の青竹踏みは、私が乗ると割れますので、私同様重い人は1000円くらいのを買った方がいいと思います。


    その4 ~サロンパス。

    お風呂上がりのストレッチとマッサージの後に貼ります。
    薄~いやつですね。
    朝まで剥がれないように、寝る時も靴下をはいて寝ます。

    っとまあ、こんな感じでしょうか。
    歳をとって来るとあちこち痛みが出てまいります。
    歳をとっていなくても、山を歩いた後には『筋膜リリース』を含めしっかりケアをすることをおすすめします。

    こちらの『Rumble Roller - ランブル・ローラー ~筋膜リリース』をどぞ。

    痛みと上手なお付き合いをすることも、これからはますます大切になってくることでしょうね。


    ふーやだやだ。









    | 知っ得! | 16:09 | comments:28 | trackbacks:0 | TOP↑

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    Patagonia Ascensionist - パタゴニア・アセンジョニスト ~今さらですが。

    はーい。
    今回は、そこかしこで見かけるヒット商品『Patagonia Ascensionist - パタゴニア・アセンジョニスト』のご紹介です。
    25L、35L、45Lとある中で、私は25Lを買いました。
    ベースからの頂上往復用ですね。

    patagonia ascensionist25L01
    私の。
    スノーホワイト?

    ん?
    アタック用は『Karrimor Mars Daypack - カリマー・マース・デイパック』って言ってなかったっけ?って?
    ・・・・・。
    ・・・・・。
    ・・・・・。
    そう。その通りです。
    言ってました。
    今だから言えるのですけど、今年の『山渓5月号』でも、偉そうにそう紹介してました。
    もう、おわかりですね。
    無くしました。
    恐らくと言うか、間違いなく撤収の時の入れ忘れです。
    黒にしたのがまずかったです。辺りの色に紛れて気付きませんでした。
    撤収時や、下山して車に乗る時など色々忘れます。
    タオル、ソックス、ビナなど安価な物はショックも小さいですが、高価な物やレアアイテムの時はガクーッと来ます。(たねほおずきを忘れたエピソード)など。

    はいはい。
    気を取り直して本題に戻りましょう。
    えー。
    このザックのいい所は『シンプルを極めている』ところでしょうね。

    patagonia ascensionist25L02
    背面はつんつるてん。ウエストベルトもナイロンテープ。

    patagonia ascensionist25L03
    patagonia ascensionist25L04
    絞り口と雨蓋が一体となっていて、開閉もワンタッチ。
    ま、詳細は動画でどぞ。


    ことあるごとに言ってますが、シンプルと言うのは実に使い勝手がいいです。

    patagonia ascensionist25L05
    雨蓋の小物入れ。
    マチが無いので、小物入れと言うより超小物か薄いものしか入りません。

    以前は無雪期はカリマー・マースデイパック、積雪期は『Millet Triolet 25 - ミレー・トリオレ25L』で使い分けてましたが、ここんとこはこのパタのザックで兼用しています。ミレーのザックも実に使いやすいのですが、860gあることと、立体的なしっかりした作りゆえ、大型ザックの中に入れるにしてもちょっとゴテゴテなのです。
    ちなみにトリオレ25はUL山行と日帰りで使ってます。このザックはこのザックで美と機能性を両立させた素晴らしいザックなのです。

    私の買った『アセンジョニスト25』はフレームも無く、最低限の機能を残して全て切り捨ててあります。
    それゆえ重さは何と437g!。ちなみに最新バージョンは420gです。
    17gは誤差の範囲だと思いますが、その辺うるさい人にとっては差になるんでしょうかね。
    私にはわかりません。
    難点はその薄さゆえに『生地が弱い』ところでしょうね。角のあたりとかスレが目立って来て、何だかいつか破れそうな気配です。それと、ピッケルを取り付けるには、生地、ストラップともヘニャヘニャで、ザックがパンパンな時以外はいまいち安定性が悪いので、ピッケルは『小次郎差し』にしています。小次郎差しはザックと背中の間にピッケルを突っ込むやり方のことです。これだといちいちザックを下ろす必要が無いので、出したり引っ込めたりが多いルートでは非常に都合がよろしいですね。

    総評ですが、ここ数年では最高のザックではないでしょうか。
    デザイン、機能性、使い勝手、重量、全て二重丸です。
    仲間うちで誰か一人は持っていると思うので、ちょっと触らせてもらって、その良さを実感して、導入を検討してみるのもいいと思います。


    夜・露・死・苦っ!

    詳細は『パタゴニア・アセンジョニストの公式ページ』にて。


    左から25、35、45L。色もカラフルになった。



    | 運ぶ系 | 16:43 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

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