『それいいな!』の山道具

    ~ 登山人生でめぐり会えた全ての道具たちに捧ぐ ~

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    復刻・穂高岳の岩場 ~続々復刊

    えーと。
    年が明けてから、何故かずーと忙しくて、
    やっと今年の初レポを上げることができます。
    無論、まだ山には行けてません。
    今週末に行ければいいかなって期待しているところであります。

    っつーわけで最近、
    『名著』と言われた山岳書籍の復刻が相次いでいます。
    ひとつは以前紹介した『日本登山大系』ですが、
    嬉しいことに、また復刻が決まった書籍があります。

    穂高岳の岩場
    穂高岳の岩場

    これはシリーズ本でして、他に『谷川岳の岩場』『剣岳の岩場』があります。
    このシリーズは、値段が高騰している『チャレンジアルパイン』が2000年あたりに出るまで、結構長い間親しまれて来た詳細本でした。
    チャレンジアルパインは『八ツ』や『南アルプス』もあるので、その点はいいですが、中身は写真付解説で似たような感じです。

    谷川岳の岩場
    これわたしの。
    今回の復刻と同シリーズの原本。

    谷川岳の岩場・緑
    緑山岳会版

    谷川岳の岩場・同志会
    山岳同志会版。

    下の2冊は中古で購入。
    個人的に好きなのは『山岳同志会』版ですね。図による解説オンリーですが。

    『日本登山大系』や『日本雪山登山ルート集』のように、表紙だけ新しくなって、中身は写真から何から『昔のまんま』的な本になるかどうかは出て見ないとわかりませんが、チャレンジアルパインの中古本に2万近く払う必要もなくなるのし、おそらくは、追って『谷川』『剣』と復刻されるのを期待したいです。
    なーんて言っているうちに、満を持して『チャレンジ・アルパイン』が復刊されるかもって、こちらの期待も膨らんでいます。


    吐露非狩古鬱!


    2/17発売予定。
    ?!値段が昔の倍になってるのはなぜ。





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    | 読・み・も・の | 09:49 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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    日本登山大系 ~~朗報!(涙)

    うぅ・・(涙)
    あの、あの、あの、『日本登山大系』が『普及版』として復刊しました。
    以前のゴツいハードカバーではなく、ソフトカバーでコンパクトに仕上がってますし、お値段も当時の4千円台から¥2,500ほどと安くなってますー。

    日本登山大系・普及版3
    復活した日本登山大系~!

    日本登山体系6
    これは当時、唯一買ったやつ。

    最近はプレミア価格で、槍・穂高や剣・立山なんか高額になっていて、図書館で借りるくらいでしか見ることができなくなってましたが、もうこれで簡単に入手できます。
    内容も(おそらくは)新しくなっていると思います。
    有名どころでは北岳バットレスの4尾根の崩壊あたりとか。

    ん?
    ふ、普及版?
    もしかしたら、人気ルートのみに絞られてるのかもしれませんねー。
    って、持ってるヤツの新旧比較くらいしかできないし、持ってる号はもち買わないので何とも言えませんが。

    でも旧バージョンも、見ていると、やたら詳細に説明されているルートと、
    あれ?こんだけなの?みたいに、さらっと流されてるルートとありますので、
    『さらり』ルートは事前の偵察山行をやった方が確実だと思います。

    っと、実は私も今秋、さらりと紹介されたルートの偵察に行ってまいりました。
    不人気と言うか知られてないと言うか、アプローチも取り付きもルートも『日本登山大系』やネットでも何も見つかりませんでした。
    右往左往した結果、ここからアプローチできるのではないか?くらいしか見つけられなかったので、季節を変えてまた偵察ですね。
    見た感じ、人は入ってなさそうで荒れ放題でしたし。
    (場所は秘密。先を越されてネットで公開されると面白さ半減するので)

    まあ、そう言うことで、上のレベルを目指そうと思う方から、
    バリバリのロックン・・・じゃなくてクライマーの方は必読の良書です。

    では、最後に一言。

    うれしーーー!!



    写真なしのは、予約受付中です。

    | 読・み・も・の | 08:55 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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    山でバテないテクニック

    えー。
    今回は山歩きをするにあたって、全ての人に当てはまる
    『登山とバテ』に関しての本のご紹介です。

    山でバテないテクニック

    『バテ』は全ての人が一度は経験したことあるのではないでしょうか。
    何度も山行を重ねるうちに、足運びが身に付き、ペースや休憩の取り方が身に付き、水や栄養補給のタイミングが身に付き・・・って、少しずつ『バテ』にくくなって行くわけですね。

    以前も登山と体における関係について『登山の運動生理学百科』でレポしました。
    運動生理学百科は『理論的アプローチ色』が強かったのですが、『山でバテないテクニック』は、誰でも自分の登山経験と重ねやすくすんなりとイメージしやすいように書かれています。
    どっちが良くて、どっちをおすすめ的な感じではありません。
    しっかりとした知識を得て、それを実際の登山に活かして行くには、双方とも欠かせない本です。
    体で覚える、経験で覚えるってのももちろん大事なことですが、それを全て自分の経験から得るには一生かけても無理でしょう。
    本のいいところは、他の人が思ったこと経験したことを、知識として自分のものにできることです。
    知識があって、その上にご自分の経験を重ねていくことで、より良い登山人生を送れる地盤が固まって行くと言うことですね。

    さーて、そろそろ冬山シーズンに突入です。
    私自身、再確認を兼ねて『山岳ユーザーのための~ 雪崩リスク軽減の手引き』を再度読み始めたところです。


    ロックンロール




    | 読・み・も・の | 10:31 | comments:14 | trackbacks:0 | TOP↑

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    登山史の森へ ~読書の梅雨?に向けて。

    えええーっと。
    関西以西は梅雨入りし、関東地方も梅雨入り秒読みとなってまいりました。
    山好きにとっての読書シーズンは、一般に言う『読書の秋』ではありません。
    秋は紅葉を見るため、休日ごとに各地を駆け巡る大っっ切なシーズンなのであります。
    そう言うわけで、
    空を見上げながら『はあぁ~』とため息をつくことの多い『梅雨時』こそが、書物を読んで見識を広げるシーズンとなるわけですね。

    登山史の森へ

    そのシーズン用と購入したのがこの『登山史の森へ』なのです。
    飛ばし読みをしないのが通常ですが、本が届くやいなやドスッと座り込んで開いたページがあります。

    『失われた記録 立田實の生涯』

    っつーか、
    この項が読みたくてこの本を買ったと言う方が正しいです。
    この方は若くして病死されていますが、その山行スタイルから思うに、
    現代的スマートな『エキスパート・クライマー』と言うより、山の『豪傑』です。
    私の一番憧れの『山ヤ』さんです。

    も少し若くて元気なころは、私ごとき遠く遠く及ばないながらも、
    立田氏に一歩でも近づかんと、単独で山に入った時期もありましたね。
    今でももちろんそうですが、これからもずぅ~うっと、生涯憧れの山ヤであり続けるでしょう。

    この『登山史の森へ』と言う本は、日本登山史の中の『こぼれ話』的な部分にスポットライトを当てる感じで書かれています。
    私は登山に目覚めた少年の頃、学校はもちろん市の図書館にも出かけて行って諸々読みあさっていたので、馴染みのある方々の名前も沢山出て来ますが、ごく最近のブームに乗って山を始めた方はもちろん、結構なベテランの御仁も興味深く読めると思います。

    著者はエッセイストの『遠藤甲太』氏。
    自身もクライマーとして活躍されたことでも知られます。
    各項とも短編で、テンポよく軽妙に書かれています。
    『星新一』のショートショート小説を読む感覚で、ドシドシ読み進められるのがいいですね。

    立田氏のことが収録されたもう一冊
    『山書散策』
    はのちほど紹介したいと思います。
    ・・・本当は非売品の追悼集を読みたいのですが、部外者極まりない私にとっては恐れ多いことなので、ここはグッと我慢のしどころではあります。

    こちらは立田氏のことを知る方によるサイトで、その人となりが詳しく書かれています。
    管理人のお名前を拝見して『おぉっ!』と思った方は『通』な方ですね。

    天才岳人 立田實の想い出

    私ごときが紹介して良いものかと悩みましたが、トップページ に『リンクフリー』とありましたので、誠に勝手ながら謹んで紹介させていただきました。

    他、ヤマレコにも、改めてその凄さを物語るレポがありましたので、紹介させていただきます。

    厳冬の知床岳55年前に単独20日間の往復登頂(ヤマレコより)

    実際に山に登ることはもちろん楽しいですが、書物を読んで見識を広げたり、山々に思いをはせるのも、これまた何とも楽しいですよね。
    だから山はやめられない。

    ロックンロール。





    | 読・み・も・の | 10:03 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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    日本のクラシックルート ~山と渓谷社

    今回は『日本のクラシックルート』のご紹介です。
    97年に刊行されてまして、その頃買ったように思います。
    相変わらずあやふや。

    日本のクラシックルート

    今は中古でしか入手できません。
    『チャレンジ・アルパインクライミング』や『日本登山体系』ほどではないにしても、プレミア価格になっています。

    内容は、初級から上級まで幅広い『アルパインルート集』です。
    主だった16ルートはカラー写真付きで詳細に解説されています。その他はエリア別に解説され、合計74ルートあります。
    1冊で紹介するには多すぎるので、カラー部分を除けば『詳細』と言ったものではありませんが、大まかに概要はつかめる内容です。
    今はどのルートも検索すればたくさんヒットするので、この本で目星を付けて、検索して詳細を知ると言った使い方がいいと思います。

    自分の登ったことのあるルートは思い出しながら見れるし、登ってないルートで登れそうなルートをピックアップするのも楽しいですね。
    ま、私は体格上、初歩的なアルパインルートしか登れないですけどね。

    この本もそうですが、『チャレンジ・アルパインクライミング』や『日本登山体系』などの『詳細本』が中古でしか入手できないことはちょっと悲しいことです。
    崩落などで情報が変わったとかで廃盤になったらしいですが、みんな素晴らしい本なので、同様の本の復刻を切に願います。
    私個人としては『日本登山体系』ですね。
    山域別に詳細に網羅されていて『珠玉の一冊』です。
    6号の『後立山・明星山・海谷・戸隠』の1冊だけ刊行時に購入してますが、他のも欲しいです。でも今は高価ですし入手困難です。

    この『日本のクラシックルート』は、一通り山を歩いて、これからステップアップして行こうと思っている人にはピッタリの本です。
    ヤフオクに時々出ているので、入手してみてはいかがでしょうか。

    ロックンロール。

    そろそろゴールデンウィークの登山計画を練り練りしている頃ではないでしょうか?
    ぜひこちらの『ゴールデンウィーク登山について ~~注意点を少々』(去年のレポですが)を読んで、危険性を再認識して計画に組み込んでくださいね。











    | 読・み・も・の | 09:40 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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    山岳サルベージ繁盛記

    えー。
    先日予告編で紹介した中で、一番コメントの多かったこのレポを最初に書きたいと思います。


    山岳書籍は数あれど、この本より面白いものは知りません




    山岳サルベージ繁盛記
    これ、わたしの。再販。

    山岳サルベージ02
    こちらが本家本元オリジナル。

    この本との出会いは、まだ登山を始める前の小5?の頃でした。
    普段は生徒が入れない部屋の掃除当番になった時のことです。
    棚の隅の方に置かれた数冊の本の一つがこの本でした。
    ハエのたかった『おロク(死体)』の写真が載っていたので、このことを良く覚えていました。

    それから数十年経った数年前、その時の本がこの『山岳サルベージ繁盛記』であることを突き止めましたが、値段を見てブッ飛びました。
    2万3千どんだけで売られていたわけです。
    一般サラリーマンの私としましては、通帳ほどの大きさで200ページ未満の本に、この金額はおいそれとは出せません。
    買おうかどうしようかで数年間に渡って迷いに迷った挙句、夏のボーナスに合わせて購入した次第です。

    ちなみに本棚にあった他の本は、
    『凌遅刑(りょうちけい - 清代まで行われた、おぞましい処刑法)』の写真がが載った本と、
    『梟首(きょうしゅ/ さらし首)になった江藤新平』の写真が載った本でした。
    山岳サルベージの写真は、これらの本と比べるとそうでもない気がしますが、何でもありだった当時としても『子供たちには見せられない本』の一つだったわけですね。
    容易に想像できるとは思いますが、当時の私は絵に描いたような『悪ガキ』でしたので、無論黙って見過ごすはずはありません。
    友達を呼んで来て『ワイワイ、ガヤガヤ、お~すげー。』で眺めたのを覚えています。

    っと、前置きが長くなってしまいました。
    この本は谷川岳での救助や、おロクの収容に関して書かれています。
    一ノ倉の遭難全盛期のエピソードです。
    以前紹介した『この山』シリーズ同様、50年ほど前に書かれた本なので、いわゆる『何でもアリ』状態。

    クレゾールで消臭したおロクを下に突き落としたら
    ペチャッと肉が飛び散ってまた臭い始めた

    などなど、現行の上品な山岳書籍からは知り得ない『生々しさ』がある。
    山に限らず自然とは『生々しさ』の世界ですので、今の書籍の『あたり障りの無い』滑らかな文章から心に伝わって来るものは無い。
    今の山岳書籍に慣れた人たちは、今の書籍でも感動するらしいけど、
    山の参考書を始め、その他諸々を昭和30年代の書籍で学んだ私にとっては『へー』みたいな感じで、今の書籍に心を揺さぶられることは無いですね。

    ちょっとどころか、ものすごくアクの強い本ですが、
    山に入る以上、ひとたび間違いを起こせばこうなってしまうと言うことを、しっかりと胸に刻むのは大切だと思います。
    今はヘリがあるし、こんな収容のされ方はしませんけどね。

    寺田氏著書
    他の2冊は『谷川岳大バカ野郎の50年』、『東京したまち山岳会』。
    重複するエピソードもあるが、3冊それぞれが面白い。
    山岳サルベージは大バカ野郎の中に一部が載っていますが、サルベージの方でフルで読みたいところです。

    山岳サルベージ繁盛記はともかく、他の2冊は何とか手の届く範囲なので、ぜひとも手にして読んでいただきたい本です。

    ・・・んが。
    やっぱり私は、大いに無理してこの本を買って良かったと思っています。

    ロックンロール!







    | 読・み・も・の | 19:08 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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    ~山岳ユーザーのための~ 雪崩リスク軽減の手引き

    えー。
    冬山シーズンも半分以上が過ぎ、下界では・・・

    ♪ もうすぐは~るですねぇ ♪ by キャンディーズ

    となる時期になってのレポで申し訳ないのですが、
    まだまだ山の積雪期は続くのでアップすることにしました。

    雪崩リスク軽減の手引き

    えーと。
    私の場合、雪崩の知識は『専門的』な深いものではありません。
    先輩との山行で教わったもの、実際に見たもの、常識的に考えたもの等々、科学的根拠に基づいた判断ではありません。。
    よって今まで無事でいられたのは、正しい判断を下した時もありますが、もしかしたら『半分は運』だったのかもしれません。
    しかし、知識は深ければ深いに越したことはありません。
    1%でもそのリスクを軽減するためには、専門書を手にとってさらに勉強するしかありません。
    で、選択したのがこの『~山岳ユーザーのための~雪崩リスク軽減の手引き』です。

    理由は、ページ数が少ない割に『要点』が実にわかりやすく解説されていることです。
    雪崩に関して、ゼロから勉強をしようと思っている方には最適だと思います。

    薄い本とは言え薄っぺらな内容では決して無く、逆に『抽出されたエッセンス』と言うべきです。
    ポイントや落とし穴的なこともしっかりピックアップされています。
    雪崩は『ド専門書』を読もうと100%回避できるものではないので、知識を身に付けた人にとっては、会う時は会うと言う『運』の差くらいでしょう。

    私個人としてですが、この本だけでじゅうぶんです。
    他の本を買う予定は一切ありません。
    ご参考まで。

    この本も、以前紹介した『登山の運動生理学百科』同様、最低限覚えなければならない専門用語があるので、二度三度と読み込んで知識が深まって行くものだと思います。
    雪山に踏み込む以上、雪崩のリスクは常に頭に置いていないといけないので、
    雪山シーズンのみならず通年で読んで『何としても』知識を自分の物にしましょう!

    普通の女の子に・・・・じゃなくて、
    読書百遍義自ずから見る (どくしょひゃっぺんぎおのずからあらわる)とな。





    こちらは今年発行された本。

    | 読・み・も・の | 18:54 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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    登山の運動生理学百科

    えー。
    今回は、登山における体のうんぬんを、科学的に解説した書物のご紹介です。

    登山の運動生理学百科

    ま、
    登山者全般が思うこと・・・

    1~ 楽に登りたい。

    2~ 疲労を残したくない。素早く回復したい。

    3~ 体力をつけたい。

    について解りやすく?書かれています。

    最近の登山者は上記1、2を叶えんがために、トレーニングを積むと言うことには目もくれず、猫も杓子もショップ店員も『軽量化軽量化』と呪文のように唱えますよね。
    極限の状況で生死を分けるのは『体力』なので、楽な方に逃げることばかり考えずに、本の内容を理解してしっかりトレーニングを積みましょう。

    解りやすくに『?』をつけた理由ですが、
    ある程度の『専門用語』を覚えないといけないとこですね。
    ただ、それは著者も重々承知されているようで、極々最低限に抑えてあります。

    私は若かりし頃トレーニングについて専門的に勉強しましたので、著者が専門用語を押さえて説明しようと努力されたのを、そこかしこから感じ取ることができます。
    そう言うわけで、トレーニング系統の予備知識の無い方は2回以上読むことをおすすめします。
    そうすれることで、内容をしっかり理解できると思います。

    2回以上~~?
    めんどくさーーい!

    などとは言わないでくださいね。
    内容はすこぶるいいことが書いてあります。
    筋トレに関しては、不得意分野なのかな?
    初心者相手でも、微妙に『う~ん』と思うこともちらほらですが。

    高所登山』への対処の仕方もあり、最近はキリマンジャロやアコンカグアを目指す人が増えているので、そう言う方々にとっては役に立つ内容が書かれています。
    つーかー、普通に『富士登山』にも役立つではありませんか。

    本の内容と、過去の自分を照らし合わせながら読むと、今後どう言った方向に向かえば、より安全で快適な登山をすることができるかが明確になって来ると思います。
    まっ、
    この本の内容を身につける如何が、今後の登山人生を左右する大きな分岐点となることは間違いないでしょうね。

    思い出したところで、私も再読しようと思います。
    きっと新しい発見があるでしょうから。

    読書百遍義自ずから見る (どくしょひゃっぺんぎおのずからあらわる)とな。





    | 読・み・も・の | 15:33 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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    この山にねがいをこめて

    えー。
    この本は先日レポしました『この山なみのこえ』シリーズの群馬県版です。
    群馬県・・・と言えば『谷川岳』です。
    世界一の死者数を出した谷川岳の、遭難ピーク時の様子が書かれています。

    この山にねがいをこめて

    遺体の収容作業の様子、遺体の周りで泣き伏す家族の様子、墓標の前に悲痛な面持ちでたたずむ様子などの写真も載っています。
    今なら出版停止に間違いなく追い込まれそうな『個人情報』も臆することなく書かれています。
    その分、よりリアルで胸を突きます。
    家族の手記には涙が出そうになります。
    重く、重くのしかかって来ます。

    この本には、日本の遭難史史上最も衝撃的な『一ノ倉沢衝立岩宙吊り事件』も、発見から収容まで克明に書かれています。
    宙吊り状態の遺体の写真も、その姿がはっきり分かる写真で掲載されています。




    落下する遺体の様子が映っているので閲覧注意です。

    一ノ倉には数回単独で入っていますが、人影が視界に入って『今日はどちらま・・・』あれ?いないし。
    みたいな経験が、霊感がサッパリ無い私でもあります。
    私の付き合いの少ない知り合いに、私と同じくらいの体格の方がいるのですが、

    『雨の日なんか、旧道を土合に向けて行列になって歩いてんじゃん』
    『男も女も、新しい格好の人も古い格好の人も色々いんじゃん』

    って言ってました。
    私には全く見えませんが。

    ちょっと寒くなる話をしてしまいましたが、どの遭難を見てもその原因となる部分があります。
    その部分もしっかりと書かれているので、しっかりと頭に入れて、自分の山行の戒めにしていただければと思います。

    暗い部分です。誰しも目をそらしたくなる部分です。
    しかし、そのひとりひとりの方がいらっしゃって、今私たちが安全に登れるわけです。
    その思いを持って、一歩一歩を大切に歩きたいと思っています。

    谷川岳
    出発前夜など、他の山に行く時には感じない『妙な緊張』で眠れないこともあります。
    恐ろしくて、家を出る寸前にドタキャンしたことも何度かあります。
    ドアを閉める時に、何故か『無事に帰って来る自分の姿』をしっかりイメージして出発します。

    特別な山です。



    3冊の中では一番入手が難しいでしょう。

    | 読・み・も・の | 16:45 | comments:14 | trackbacks:0 | TOP↑

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    この山なみのこえ ~遭難をなくそう

    えー。
    この本は、私が登山を始めた中学生の頃に読んだ本です。
    中学校の図書館か、市の図書館から借りて読んだ記憶があります。
    昭和30年代の本で、内容はタイトルにある通り『遭難』に関するものがメインです。

    この山なみのこえ

    井上靖の小説『氷壁』の題材となった、かの有名な『ナイロンザイル事件』も収録されています。
    そうです。
    パノラマコース(新村橋~屏風のコル~涸沢)に石碑のある遭難ですね。

    オロク(遺体)の写真もいくつか掲載されてますが、どれもオロクシート(遺体収容袋)に梱包されていますので、胆の小さい方でも心配ないです。
    大学山岳部の記事には、明大時代の『植村直己氏』が、ひとりの山岳部員として、名前だけちょっとでてきます。

    どれをとっても古い内容ですが、この頃に書かれた本の方が、内容に重みがあって自分の登山の戒めになる気がします。
    登山はその性質上『死と隣り合わせ』と言うことを常に肝に銘じておくべきなので、昔の本は重みがあって好きなので良く読みます。
    華やかな部分だけでは済まない場合も多々ありますので、山に入る都度、自分を戒めることは大切だと思います。

    この本は『信濃毎日新聞社編』ですので『長野県版』です。
    っと言うことは・・・。
    そー。
    『群馬県版』『富山県版』があると言うことですね。

    この山シリーズ
    他の2版は、期を見てアップしますので、おっ楽しみに―。


    激安です。

    | 読・み・も・の | 14:05 | comments:16 | trackbacks:0 | TOP↑

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