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    『それいいな!』の山道具

    ~ 登山人生でめぐり会えた全ての道具たちに捧ぐ ~

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    今シーズンの雪山の傾向 2017-2018

    んんんーっと。
    天気の傾向と言うのは毎年変わりますので、今シーズンの冬山の注意点について、私なりの考えを述べたいと思います。

    みなさんご承知の通り、今年の冬は『ラニーニャ現象』の発生と重なっており、特徴的な冬山になりそうです。
    ラニーニャになると、冬型にハマりやすく長引きやすい、厳しい状況が予想されます。

    横岳

    っつーわけで。
    注意点を述べていきましょう。

    ~その1 日本海側のドカ雪

    冬型にハマりやすく長引く = 積雪量が増えます。
    多い位ならいいですが、バフバフで『およげたいやきくん』状態になって、真剣に前に進めない時もあります。
    んな時は、もう、ちゃっちゃと撤退してください。


    ~その2 太平洋側の低温&強風

    冬型にハマりやすく長引く = 乾いた晴天が多くなります。
    よって、富士山や南アルプス南部などの積雪量は少なくなりやすいですが、低温と強風には例年以上に注意が必要です。
    ちなみに電車から毎日のように見る富士山は、頂上付近が黒々としています。
    雪があまり降ってないのもありますが、低温と猛烈な風で吹き飛ばされているからですね。


    ~その3 南関東など、太平洋側の2,000m以下級がお手頃

    ラニーニャの時でも、たまに南岸低気圧が通ります。
    その時くらいにしかまとまった雪が降らないので、普段は夏道をふつーに歩けます。
    んで、藪も枯れて葉っぱも落ち見通しが利くので、沢筋や道の無い尾根なども、てきとーに歩けます。
    これ、結構楽しいです。
    一度おためしあれ。


    ~オマケ 命にかかわること

    冬型気圧配置が予想される時は『決して日本海側の山に行かないでください』。
    特にラニーニャの時の冬型に対処できるのは、極限られた『エキスパート』だけです。
    その辺に多くいる『自称エキスパート』の人は含まれません。
    無論、私も無理ですので、冬型の時は日本海側の山には行きません。

    低気圧が通り過ぎて、冬型にハマる前の数時間~半日ほど『おだやか』になります。
    ただこれは『疑似晴天』で、嵐の前の静けさのようなもんです。
    日本海側は次第に荒れてまいります。
    山に入る前に天気予報、特に『天気図』をご確認ください。
    決して『スマホの晴れマーク』で行動しないようにしましょう。
    もし山に居れば、これを利用して逃げましょう。

    年末年始もそうですが、富士山に行かれる方は猛烈な風と超低温にお気をつけください。
    凍傷などもそうですが、いつも以上に、滑落しないように細心の注意を払ってください。
    富士山はコケて滑りだすと、絶対に止まりません。
    冬の初めころに佐藤小屋近辺で雪訓などをやったりしますが、その頃ですら簡単には止まりません。
    厳冬期なら言わずもがなです。

    ってなところですかねー。
    みなさんも周囲にいるベテランの方によく聞いてみると、私が今回上げた以外のいいこと聞けるかもしれません。
    万全を期して今年の厳しい雪山シーズンを存分に楽しみましょう!

    カテゴリ『死にたくなければ』に新カテゴリ『積雪期』を追加しましたので、
    ぜひ、チェックしてみてください。

    ・・・。
    こっからは山とはほぼ無関係の超オマケ。

    ジアニスト20L
    ジアニスト(次亜塩素酸水)20L。
    左の100均の計量カップで測ります。

    50ppmになるように薄めて超音波加湿器に入れると紹介されています。
    ジアニストは500ppmなので、10倍希釈にするわけですね。
    私は空気中の殺菌までは考えてないので、20~30ppmくらいにしてます。
    一番のご利益は、水が腐るのを防ぐ『カートリッジ不要』または、水が腐らないように入れる液体が不要です。
    腐敗防止のやつは1Lで1,000円くらいしますが、ジアニストだと私の20Lで¥5,500ほどです。
    20L以外にもサイズは色々なので適当にお選びください。
    元気で山に行くための健康管理にお役立て下さい。

    ※次亜塩素酸ナトリウム水溶液と間違えないようにして下さいね。
    こちらをどぞ『5分で分かる次亜塩素酸水


    えー。
    年内最終レポです。
    本年も実にくだらんギャグにお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
    また来年(っつても来週)お会いしましょう。

    良いお年をお迎えください!!


    ろっくんろーる


    by カエレバ
    私と同じ20L。

    by カエレバ
    こちらは2.3L x 3 = 9.2L。
    他にもサイズあります。


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    | 積雪期 | 17:57 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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    ゴールデンウィーク登山について ~~アップデート

    ええーっと。
    みなさんお待ちかねの『ゴールデンウィーク』が近づいてまいりました。
    天候が安定しているシーズンですので、長期登山の計画にもってこいですね。

    谷川岳・西黒尾根

    以前もレポをアップして、注意点を述べましたが、
    3年が過ぎ、風潮が微妙に変化してきましたので、ここで再度と言うことです。
    以前のレポは『ゴールデンウィーク登山について~注意点を少々』をどぞ。

    ではアップデート版を述べて行きます。


    1.早立ちしましょう

    これは前回のレポでもいの一番に上げていますが、
    どーも、あたりを見回すとそうではありません。
    6時発ならまだしも、7時、8時出勤もザラです。

    ブログ内で幾度となく書いていますが、
    晴れていても午後になると天候が悪くなったり、雪が緩んできたりと、危険な要素が増えてまいります。
    よって
    『天候の安定した午前を如何に長くとるか』
    が重要になって来ます。
    私は12時目安、遅くとも午後2時にはその日の行動を終えるように計画します。
    そのためには言わずと早立ちが必要になります。
    泊まり日帰りを問わず、空が白みだすとともに歩き始めます。
    ただ最近、人と行く場合『ぶー』が出ます。
    どうやら最近の人は、山でも8時~17時のようです。
    断言しますね。
    違います。
    GWに限らずどの季節でも同じです。

    アプローチの場合、交通機関の都合で止む無しの場合もありますが、山頂アタックの時は早出をしましょう。


    2.変な足まわり

    何だか最近、雪のアルプス稜線にも『トレランシューズ+チェーンスパイク』の人が出没します。
    締まった雪なら滑らないけど、腐れ雪の急斜面だったらズルッと行きますね。
    それ以前に『冷たいだろうに』と思います。
    おととしの5月の富士山ですれ違った人なんか、半袖・短パンのいでたちで、
    合羽上下に登山靴の私を
    『どうだ』
    的に追い越して行きました。
    何か言ってきたら小突いてやろうと思っていたので、殺気が伝わったか、見下した視線のみで立ち去って行きました。

    本谷からアイゼン着けて涸沢に上がったり、5cmの新雪でアイゼンを着けるのも『ん?』な足まわりですが、こちらは重装備なだけで危険はありません。

    まぁ、とりあえずのところ、トレランシューズで雪山はやめましょう。


    3.雪庇にトレース

    以前こちらの『積雪期登山について ~最近気になっていること』でも述べましたが、『お!』的なところにトレースがあります。
    『夏道、出てんじゃん!』なのに、わざわざ落ちそうな『雪庇のかけら』にトレースがあったりします。
    最近多い危険人物のために、GWともなると、メジャーな山では稜線の小屋の小屋番の方々がトレースを切ってくれてますので、それを100%当てにするのも何ですが・・・。
    っつーかもう、本でもネットでもいいので、少しは予習をして山に入りましょう。


    4.雪崩が怖い

    まずは計画の段階から。
    危険個所を危険な時間帯に通らないよう計画を立てます。
    今は写真を検索すれば、目的の時期の目的の山の写真が必ず見つかります。
    GWであれば、幾筋かの雪崩の跡もしっかり確認できます。
    そこで『ははーん』と見当をつけましょう。
    沢筋がルートになるところ、大雪渓、あずき沢、北穂沢などは、『あずき沢 雪崩』『大雪渓 雪崩』などのキーワードで検索すると、過去の事例などがいくつも上がって来ますので、事前情報を得ておきましょう。
    GW中はだいたい山小屋は営業していますので、主人や小屋番の方に聞くのが一番です。
    っと。
    GWはもちろん雨も降ります。
    雨の翌朝なんか『カリンコリン』になりますので、雪崩の危険性は下がりますが滑落には十分に気をつけてくださいね。

    ゴールデンウィークの山は危険が多く潜んでいます。
    しっかり予習をして、小屋の方の言うことを良く聞いて、安全第一で登山を楽しみましょう。


    ろっくんろーる


    by カエレバ


    by カエレバ

    | 積雪期 | 21:02 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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    積雪期登山について ~最近気になっていること

    えー。
    今回は山道具の紹介に非ずと。
    『ちょっと引っかかっていること』について述べたいと思います。

    本格的な冬山シーズンに入り、ここからGW明けまでの『積雪期』となります。
    最近の登山ブームに伴い、下地を積んでいない人たちの入山が激増しています。
    下地を積んでないと言うのは、先輩などから教わった訳ではなく、講習会などに参加したわけでもなく、本などで学習すらしてない人たちを指します。
    こう言った人たちは、ネットでちらっと見て『ここ行こう。あそこに行こう。』と計画を立てて入山してしまいます。
    まあ、こう言った人たちの全てが遭難するわけではなく、本当に極わずかな人たちが遭難してしまう訳で、おかしなことをしても何事も無く生きて帰って来るのが殆どです。

    amidadake

    っつーわけで、
    ちょっと気になっていることを3点ほど挙げたいと思います。

    その1: ん?な場所にトレースがあります。

    雪庇の上にトレースがついていることがあります。
    わかってない人が付けたトレース上を疑いもせず後続が続くことで、雪庇の上に立派なトレースが出来上がっていることもあります。それから外れた場所(正しい場所)にも付いていたりするので、こちらは『ん?』と思った人が付けたんでしょうね。
    それと同様に夏道通りにトレースがついていることがあります。1~2週前の『週刊ヤマケイ』に千畳敷のことが書いてあったので、読まれた方もいると思いますが、まさにこのことですね。
    事前に『日本雪山登山ルート集』などの本でしっかり勉強して入山するようにしましょう。

    雪山ルート集
    これ私の本。今は新刊が出ている。

    その2: いざ予定を立てれば冬型でも躊躇なく日本海側の山に入る

    これから遭難のニュースが耳に入ることが多くなります。
    いつも思うのですが『え?あの日に日本海側行ったの?』と思うことしばしばです。
    私は『小心者』ですので、冬型気圧配置の時に日本海側の山に行く勇気はありません。
    私の知り合いに、8000m数座、国内でも初登記録をいくつか持っている、国内有数の登山家がいらっしゃいます。
    その方から『君はまだ冬型の日本海側の山に対処する力は無い』と言われてますので、その言いつけをしっかり守っています。
    っつーより、なまじ怖さを知っているので、とても行こうなどと思いません。
    突撃する人たちは知らないから行けるのでしょうね。
    予定 > オシャレ >・・・命』をしっかり読んで、命より予定を優先させないように自制してください。

    その3: ちゃんと備えてます?

    幾度となくリンクしてますが、まずは『ツェルトザックを見直せ』をお読みください。

    こう言うってことは、今だに理解してない人が多いってことです。
    最近人と行くことも多くなって来たのですが、こういう場面もありました。

    私: ツェルト(シェルター)持ってます?
    A氏: 持ってません。
    私: ひとつ貸しましょう。下りて返してくれればいいです。
    A氏: 大丈夫です。
    私: は?

    厳冬期でこれです。
    彼の頭の中は『自分には起こらない』『大したことない』『誰かに頼ろう』ってことなんですかね。
    知り合いなら小突きまわしてわからせますが、私もいい大人なので、さすがに初対面の人を小突く訳には行きません。
    でも、今日は誰がお前を連れて行くんだよこの野郎!って思います。
    平気でこう言い放つような人とは、もう二度と一緒に行く気はありません。

    ツェルトを持ってない人は、定番化してきた『エム・シェルター』がいいです。

    emshelter ul
    最近出たエムシェルター・ウルトラライト。

    ただかぶって座りこむだけ。至ってシンプル。
    単純にイメージしてみてください。
    一見『かぶるだけ』しか能がないエム・シェルターよりも、『あれもこれも』できるツェルトの方が『お得な買い物』のような気になります。
    これは何も起こってない『平時』だから思えることで、いざ二進も三進も(にっちもさっちも)行かなくなった時は、ベテランであっても平常心では無くなります。
    経験のない初心者ですと、もう『お手上げ』状態です。
    ベテランでもツェルトのセッティング中に吹き飛ばされて、亡くなった事例もあります。
    こうなってしまうと、逆に『ただかぶって座るだけ』、シンプルを極めたエムシェルターが断然有利になります。
    セット完了まで10~15秒です。
    ドラえもんがパニクった時に、関係ないものをいくつも取り出すのと同じです。
    ポケットに1つしか入ってなければ、すぐにその1つを取り出せると言うわけですね。
    私はもしかしたらベテランの部類なのかもしれませんが、非常用として持ち歩いているのはエムシェルターです。
    非常時に必要なのは『簡単さ』です。
    これをしっかり頭に入れておきましょうね。

    ブロ友の『tapさんのレポ』は『もうひとつの使い方』がわかりやすいですね。

    これからクリスマス連休、正月休み、成人式連休と続きます。
    山域、天候、メンバーと照らし合わせて計画を立ててくださいね。

    最後に。
    ただ悲しいことに、どんなに勉強して、どんなに下積みを積んだベテランでも、何かのちょっとしたことで遭難してしまうのが山と言うもので、逆にどんなにキワドイ行動をしても人生を全うできる人の方が多いと言う皮肉なこともあります。
    山は経験や勉強によって、その確率は上下したとしても100%の無い、ある意味『運』的な要素も入って来るものなのかもしれませんね。


    悪しからず。 by 藤谷美和子


    by カエレバ


    by カエレバ


    by カエレバ



    | 積雪期 | 17:08 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

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    ゴールデンウィーク登山について ~~注意点を少々

    えー。
    それぞれのシーズン前に、そのシーズンごとの気をつける点についてのべてきましたが、今回はあと1週間に迫った『GW登山』についてのお話です。

    そう言うわけで、
    まずは『予定 > オシャレ >>> ・・・ 命
    のレポを読んでください。

    読みました?
    読みましたら、以下の注意点も覚えておいてくださいね。

    その1 ~~行動

    基本は『早立ち』ですね。
    私はヘッ電(ヘッドライト)を頼りに、夜明け前に出発します。
    何でかって?
    日が高くなって気温が上がって来ると、雪崩が怖いからですね。
    時間を計算して、危険な時間に危険な場所を歩くことの無いように計画を立てましょう。
    午後に入っても、危険個所を列をなして歩いてるのを見かけますが、気の弱い私には無理な話です。
    それと、これは個人的な問題でしょうが、ヘビー級の私としては、日の出前のクラストした斜面の方がスピードが上がって具合がよろしいのもあります。

    その2 ~~天気&装備

    秋山登山に向けて』でちょっと触れましたが、春山は、時々冬に逆戻りしながら季節が進んで行きます。
    厳冬期にくらべれば状況は厳しくないのですが、それでも人間の命を奪うには十分な状態になります。

    第一に『天気に無理』がありそうな時は行動しないこと。
    次に『非常用シェルター』を必ず持つことです。

    非常用シェルターの重要性は、私のブログ中閲覧履歴No.1!『ツェルトザックを見直せ』をご覧ください。

    近年で言えば、一昨年の北アルプス各所で起きた事故はまさにそれです。
    これらの事故も『非常用シェルター』をかぶっていれば、みんな助かったと思います。
    中にはせっかく『ツェルトを持っていたのに・・・』と言う方もおられたようなので、まさに『ここぞ』と言う時に使えなかったことは残念の極みです。

    極限状態で頭が混乱したときこそ、シンプルな『エム・シェルター』がいいと思います。
    何も考えず、ただ『かぶればいい』だけなので、初心者やご年配者のような『山における弱者』でも心強いですね。
    ちなみに『自称』弱者ではないつもりの私も、非常用は『エム・シェルター』にしています。
    非常時は素早さ一番。

    その3 ~~人の言うことは聞きましょう

    特に『小屋の方』の言葉には、何と言われても素直に従いましょう。
    その山域のことを熟知している方々ですので、危険個所、雪崩の可能性等々、出発前にしっかりと尋ねておきましょう。
    その1と重複しますが、こと『その山域の雪崩』に関しては、小屋の方の話が一番です。
    私の薄っぺらな知識はもちろん、たとえ本などで十分勉強を積んだとしても、小屋の方の話を最優先してください。長きにわたって見続けている方々ですので。
    小屋の方に『行くな』と言われたら、行くなと言うことです。
    感謝して次の機会に訪れましょう。

    っとまあ、偉そうにのべてまいりましたが、私はここ十数年、GWの混み混みにはうんざりしまして、静かな連休登山を楽しんでます。
    この時期の上越の山々は、まだまだ雪が多く残っていますので、はっきり言ってどこでも歩けますからね。
    ルートを外せば、人っ子一人歩いていません。

    では、みなさんも気合を入れて計画を練りましょうね~~!


    羯徒毘路薫’狼琉!(かっとびロックンロール)


    by カエレバ
    一押しはエム・シェルター

    by カエレバ
    慣れた方で、自信のある方はツェルトでもいいかも。

    | 積雪期 | 15:07 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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    年末年始登山に向けて ~胸に秘めておきたいこと

    何?なに?ナニ~~?
    今年の年末年始は上手く行けば9連休ですって~~?
    大晦日まで仕事して、元日だけ休んで、それからしばらく出勤する私はいったい何なんでしょう?
    はぁ・・・。

    っと気を取り直して、
    天皇誕生日連休、年末年始、成人式連休と、連泊で山に入れるチャンスが続きますね。
    みなさんはバッチリ計画を立てていることでしょうね。いいなー。
    まずは計画と同時に読んでいただきたいレポをご紹介します。

    予定 > オシャレ >>> ・・・ 命

    9連休であれば、どこかに条件の良い日が来そうなもんです。
    日程に縛られず、その日を狙って入山しましょうね。

    冬型が緩み始める』時が、好天のキーワードですが、
    日本海側などの積雪量の多い山域においては、冬型の間にどっさり雪が積もっているので『雪崩』には細心の注意を払ってください。
    一概には言えませんが、

    『降った後は雪崩れる』

    を頭に入れておいて、最悪を想定しておきましょう。
    11月に起きた、真砂岳の大走り脇からの大雪崩の事故は、みなさんも記憶に新しいと思います。
    5日間の降雪の後な上に、風下の吹き溜まり言うことで、雪崩れるに十分な要素があったと思います。
    そこをスキーでカットすれば、最後の一撃を加えるようなものです。
    コースによっては、いくら晴天でも突っ込めない場所もあります。

    最近、私のまわりでは、テレビやスマホでの『お天気マーク』を元に行動する人たちが多く感じられます。
    低気圧が通り過ぎて、冬型にはまるまでの数時間~半日くらい『晴れマーク』が出て一瞬穏やかになることもありますが、これは『疑似晴天』です。
    『突撃マーク』ではなく『逃亡マーク』だと覚えておいてくださいね。
    やっぱり『天気図』を見て、入山予定を立てましょうね。
    私は自力で登山を始めた中学校1年のころよりずーっとそうしてますね。

    またまた加藤文太郎の『単独行』ですが、目で見る天気の判断方法みたいなものや、雪崩についても書いてあります。
    道具もそうですが、いざと言う時や、極限の場合はアナログが強かったりしますので、最新技術と併せて上手く活用しましょうね。

    このカテゴリがお役にたつでしょう。

    ☆~死にたくなければ~☆

    では、最後に一言。
    みなさん、どうか『命より予定を優先』させないようにしてください。
    みなさんの『楽しさ満載のレポ』を読むのを楽しみにしています。
    心も装備もしっかりと準備して、美しい冬山を満喫しましょう!

    正月登山に行けない失意の目目連でした。
    ・・・・・ロックンロール。











    | 積雪期 | 16:47 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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    冬山登山に向けて~ 準備は万全ですか?

    えー。
    本格的冬山シーズンに向けて、注意点と言うか生きて帰る最低限の知識として、ぜひとも頭に入れておいて欲しいなと思いましてレポいたします。

    amidadake

    非常用3点セットの記事(~その1 ~その2)でちょっとだけ触れましたが、
    死なないためのキーワードを3つ。

    『風を避けれる場所』 『シェルター』 『食料!』

    その1~『風を避けれる場所』

    吹雪などで、どうしても動きがとれなくなった時は、下手に動き回って体力を消耗する前に、覚悟を決めて『風を避けれる場所』を探しましょう。
    雪崩や滑落の危険性の無い場所なのは言うまでもありません。

    ツェルトザックを見直せ』 立山大量遭難のおはなし

    こちらの遭難は、稜線上の吹きっさらしで力尽きていました。ほんの10mでも稜線から外れて風を避けれてたらと思います。
    しつこいようですが、稜線を外す場合は注意が必要ですので『ヤバくなる前』の『ヤバそうだ』の時に安全な場所を探すようにしましょうね。

    その2~『シェルター

    シェルター』で『風を避けれる場所』を作るってのもありですが、『吹きっさらし』でシェルターをかぶるのと、『風を避けれる場所』でシェルターをかぶるのでは、これまた大違いです。
    安全な場所でシェルターに入ったら、持っている『衣類を全て』着込みましょう。
    シェルターはいわゆる伝統的な『ツェルト』と、最近その避難スピードと使いやすさで広まって来た、『Em-Shelter』や『テラノバ・ブーシー』などの『Bothy』タイプがあります。
    余談ではありますが『Bothy』は『bɔθi (ボシー、ボーシー)』と呼ぶのが正しい。
    誰だ『ブーシー』なんて田舎のおっさんみたいな表記をしたのは。もし『ブー』だったら『Boothy』ってオーが重なるだろ!変な呼び名が定着しちゃったじゃないか!
    そう言うわけで、いずれかは必ず持参の上、入山するようにしましょう。

    『山に必ず持って行くもの』的な一覧を書いている方をたくさん見かけますが、『ツェルト(シェルター)』が入って無い書き込みは、即、パスして頂いて結構だと思います。信用ゼロです。

    『シェルターまでお金が回らない』など『はあ?』的な発言をされる方は、冬山は諦めましょう。脳天気な発言がまかり通るほど『生ぬるい世界』ではありません。
    言葉がキツくなってしまいましたが、それでも足りないほどシビアな世界です。

    その3~『食料!』

    有名な『加藤文太郎の単独行』によれば、しっかりと食べ物を摂っていれば、寒くても死なないと言うことです。
    今とは違って物が無かった時代の話なので、私のような『下手なアイテム紹介』よりずっと重みがありますね。

    『食料 = 体の熱源』です。

    私のポケットには『チューブ入り練乳』と『ピーナッツバターのクッキー(自作・まずい)』が入ってます。
    両方とも食べると喉が渇く難点がありますが、熱源としてはいいなと思っています。
    チョコやカロリーメイトなどでも十分です。小さくて高カロリーの物を『身につけて』おきましょう。ザックの中ではありません。

    んで、私が『非常用3点セット』で持ち歩いている『アルコールストーブ』は鬼に金棒の『金棒』の部分ですね。
    ただツェルトだと、足元やザックの下に巻き込んでヒラヒラしないようにして、中で傘をさしたりと空間づくりがとても面倒なので、ストーブを使う場合は『エム・シェルター』の方が空間の確保が容易です。
    私のポッケの中身のようなものより、余裕があれば『温かい食べ物』を摂った方が格段にいいのは言うまでもありません。

    ・・・。
    何はともあれ『キーワード以前の問題』として、事前に天気予報・天気図と相談して、山に入ることが重要です。

    予定>オシャレ>・・・命

    よって冬山に限って言えば、私は20数年前の大学生時代に、立山で1度だけヤバい思いをしただけです。
    それ以降は、天候を読んで山に入るし(当然だ!)、予想外に悪天の時はテントを出ないか、とっとと下山しますので、充実した楽しい冬山ライフを送っています。

    まあ、偉そうに書きましたが、人によって色々な見解があると思います。
    このレポの私の思いはひとつ『みんな無事に帰って来て欲しい』それだけですね。

    冬山に入る前に必ず目を通しておいて欲しいサイトがあります。

    登山者はこうして遭難する ~山岳遭難事例から学ぶ安全対策~

    遭難しないため、した時の行動などなど詳細に書かれています。
    場面を想像しながら、しっかり頭に入れましょうね。

    もう、遭難のニュースは見たくありません。
    『何でこんな日に行くんだよー』
    と言う言葉を発したくありません。

    どうかこのレポをお読みになっているみなさん、他人ごとではなく自分のこととして、しっかり胸に留めておいてください。
    勇者たち(救助隊員)の命を危険にさらさないでください。

    思い出を胸いっぱい、美しい景色をメモリーカードいっぱいにして、笑顔で帰って来ましょう!








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