『それいいな!』の山道具

    ~ 登山人生でめぐり会えた全ての道具たちに捧ぐ ~

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    K2 Rescue Shovel Plus - K2 レスキューショベル・プラス

    とっても使いやすく、ニンマリのショベルのご紹介です。
    1シーズン使ってみて、特徴がつかめましたのでレポします。
    冬山用ショベル選びの参考にしてください。

    K2 レスキューショベル01
    購入時にパシャッと。
    メタル光を放つグリーンのカラーでデザインがいい。

    レスキューショベルの名の通り、スキー板と連結させる部品が柄の中に内蔵されています。スキー登山で無い場合は、取り出して軽量化させてます。(100g強)

    K2 レスキューショベル02
    収納時はこの形。

    K2 レスキューショベル03
    柄を伸ばすとこうなる。
    86cmあるので、大柄な私でも使いやすい。

    K2 レスキューショベル04
    ポジションを変えると鍬形になります。

    鍬形とは言え、農作業の鍬みたいに『ガツガツ』掘り進むと言うよりは『かき出し用』と考えた方がいいかな?
    私はいわゆる『怪力』なので、普通に使っているつもりでも、何かとブッ壊してしまうことが多いのでそう言う定義にしています。
    かき出しもやりやすいですが、雪洞の天井部分の仕上げがやりやすいのも素敵です。

    気に入っている点は、ブレードの平面部分が広く方形なので、切り出したブロックの形が良く、積みやすいブロックができる。
    特に気に入っているのが、柄をブレードに差し込む時に、ストッパーの出っ張りを押さなくてもカチンとハマるところです。
    冬手袋だと面倒に感じる部分が解決されています。
    無理に難点を挙げるとすると『右手』で掘る時はいいのですが、左手だとグリップが微妙。ただ、それほど不便でもないし、鍬形にするために必要な構造なので文句は無い。

    以前使っていた『Black Diamond Transfer - ブラックダイアモンド・トランスファー』より使いやすくて気に入っています。

    BD トランスファー3
    これも柄が長かったので、使い勝手は良かった。
    安価なのでコスパ的には非常に良い。

    比較検討したショベルを2つ。

    アルバ・オボアックス01
    アルバ・オボアックス02
    『Arva Ovo Axe - アルバ・オボアックス』
    同じく鍬形になる。ただ、ブレードが非常に小さく、作業効率が悪そうなのでパス。
    逆に非力な人や女性にはいいのかも。

    オルトボックス・プロフェッショナルアルー
    『Ortovox Professional Alu - オルトボックス・プロフェッショナルアルー』
    これも鍬形になるが、平面部分が小さいのでパスしました。

    そう言うわけで『K2・レスキューショベル』はデザイン・機能とも非常によろしく気に入ったアイテムなので、壊さないように大事に使い倒したいと思います。

    夜露死苦っ!






    スキーを担がない登山なら、連結部品の無いこちらがいいと思う。
    100g以上軽いし、値段もブラックダイアモンドとさほど変わらない。



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    | 冬山系 | 07:50 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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    シンコウカンジキ SK-2

    これからワカンを買おうと思っている方にお知らせです。

    とってもいいワカンがあるので、ご紹介します。
    シンコウカンジキ』と言って『新興電機工業』なる所が作っている商品です。
    ん?電気屋さん?
    まあ、詳細は『新興電機工業HP』をご覧ください。

    シンコウカンジキ01
    空になっている穴は『補助ベルト用』。
    登山は動きが激しいので、補助ベルトを使ってしっかり締めた方が良い。

    この『シンコウカンジキ』は先輩のおすすめ品で、2月終わり頃に購入しました。
    ずーっと定番中の定番品『エキスパート・オブ・ジャパン アルミワカン』を履いていた私に、

    おい、これいいぞ。それより沈みにくいし歩きやすい。
    お前は重いから、絶対こっちの方がいいぞ。

    と言われて買ってみました。
    『頼むからシーズン前に言ってよ』と思ったので、シーズン前の今まで待ってレポします。

    シンコウカンジキ02
    山型に凹みのある幅広フレームで雪を押さえるので、パイプ型のワカンより随分と沈みにくい。

    えー。
    ワカンは、歩行時に『爪先側が上がる』ことで歩きやすくしてあります。
    言葉ではわかりにくいので、下手なイラストをご覧ください。
    ワカンイラスト
    爪先側が上がる = 後ろ足を前に出す時、ワカンは雪面にフラットのまま足を抜くことができる

    と言うことです。
    アルミワカンは『微妙な固定』でその機能を生み出しているのですが、この『シンコウカンジキ』は土踏まずを乗せる部分の『構造』で、その機能を生み出している所がいいなと。

    シンコウカンジキ03
    土踏まずが乗る部分に絶妙な角度付き。

    よって、アルミワカンは歩いている最中に微妙にプラプラして来るのですが、シンコウカンジキは補助ベルトもあるので一体感がありますね。

    難点を挙げますと、ゴムバンドの固定が冬手袋のままではしづらいことですね。薄手の手袋でもしづらいです。暫しの間素手でやってます。
    それと滑り防止の爪が小さい!後付けの大きいのが売られてますので、軟雪を歩く場合は取り付けておいた方がいいです。

    感想としましては、ワカンより・・・

    沈みにくい
    靴との一体感がある

    ので、歩きやすいです。
    機動性・とり回しもワカン弱くらいなので、急登降の少ない山域では『シンコウカンジキ』がいいかなと思ってます。
    私が30kgの荷を背負うと、総重量140kg近くになる。そんな人が恩恵を受けている(滅多にいません)ので、説得力があると思いません?
    これからの『山人生』の相棒を見つけました。アルミワカン共々、末永く幸せに付き合っていくつもりです。
    めでたし。めでたし。

    えー。
    この『シンコウカンジキ』については、以前から色々と勉強させていただいてる『理事長』様の『山道具道楽』に改造を含め詳しく記されていますので、ぜひご覧ください。『シンコウカンジキ』でブログ内検索をすれば辿りつけます。

    冬山シーズン到来につき、冬山アイテムを中心にアップしていく予定です。
    おっ楽しみに―!


    ご購入は

    新興電機工業HP

    または

    ホビーズワールド

    からどうぞ。

    | 冬山系 | 12:50 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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    地下足袋ハイキングのススメ ~地下足袋の選び方

    えー。
    様々な場面で様々な用途の地下足袋を試していますので、その蓄積をご紹介します。
    長所・短所を見きわめて地下足袋選びの参考にしてください。

    スパイク
    長所: ぬかるんで滑る(泥)所に強い。 雪渓の上も滑りづらい。
    短所: 石・岩の上は注意しないと『カリーッ』とよく滑る
    番外: ゴムピンスパイクと言うのもあるが、山ではどっちつかずで使えない。
    コメント: 1cmほどのゴムイボとスパイク付きのイボが出っ張っているので、クッション性も良い。ただ、イボが『グニグニ』と動くので、岩の上、特に細かいスタンスでは不安定。一ノ倉のアプローチで痛い目をみた。
    反面、山菜採りでは抜群に使いやすい。
    親指と人差し指の間がつながったタイプの方がいい。

    鉄ピンスパイクのメーカーで比較しました。

    荘快堂 >>>> 丸五 >>> 力王

    荘快堂のピンが一番タフです。
    力王はたった半日の使用で、結構ピンの脱落個所がありましたね。

    農・林業用
    長所: 足首位までゴム引きで防水されている物が多い。
    短所: ゆえに長時間では蒸れる。底が薄く本当に上手に歩かないと足裏が痛い。
    コメント: 作りから言えば、山向きと言えばそうかな。ただし、底のゴムは最悪。ほぼ平らなので泥の上は滑る。濡れた岩の上も素晴らしく良く滑る。

    お祭り用
    長所: 底が厚めでクッション性が良い。
    短所: 防水が無い。安全も無い。
    コメント: 底のトレッドは5mmほどの溝の波型で、スタッドレスのように泥や雪を噛むので滑りにくい。しかしゴムの性質上、濡れた岩は良く滑る。『スニーカー底』のようにエアクッション入りの分厚いのがあるが、これでは『足運びを覚える』ことからすると本末転倒。 爪先に芯の入った『安全』タイプがないのが残念。

    スパイク、高所用、農・林業用には指先に芯が入った『安全』タイプがある。
    山では指先を石にぶつけることが意外と多い(地下足袋を履くとよくわかる)ので、『安全』タイプを選ぶのは必須。
    ただ試し履きをしないと、芯の形状が指に合わないことがある。

    スポーツ用品店でスポーツ用のインソールを買って、地下足袋型に切り抜いて敷くことも必須。足裏の最低限の保護の為です。
    んで、インソールを敷くので、普段のサイズより0.5cm大きいのを選んだほうがいいですね。

    ではひとつエピソードを。
    もう10年以上前か。三角縦走で常念から蝶へ向かっていた時のお話。
    無論地下足袋でです。
    私はコンパスが長いので、かなりのスピードで歩くのですが、私の脇を風のように抜き去って行った人物がいました。良く見るとその人も『地下足袋』を履いていました。
    足首・膝・股関節のやわらかい素晴らしい足運びでした。おそらくは小屋番か厳しい山岳部の出身だと思います。要は50kg以上の重荷を背負った経験があろうと言うことです。その後、数人のおばちゃんたちが前からやって来て、『あらっ!この人も』って。
    そこで衝撃的な一言。

    かわいそうに。お金が無いのね。

    だって。
    『はい?』
    力が抜けて、くねくねとなりました。
    ま、私はともかく、その人はヒタヒタと見事でしたね。

    今は山道具も軽量コンパクト化して30kg担ぐことも稀になりましたので、ぜひ『地下足袋ハイキング』で上手な足運びを身につけましょうね。
    怪我も疲労も少なくなり、より楽しい登山になるでしょう。

    地下足袋は『ワークマン』や『コメリ』などに行くと多種あるので、登山靴同様履き比べて自分に合ったものを選んでください。
    ちなみに私は『農・林業用』『スパイク』『長靴』を用途によって使い分けています。



    安全タイプと普通タイプ。

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    | 知っ得! | 15:58 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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    地下足袋ハイキングのススメ ~膝痛の方へ

    えー。
    今回は膝痛持ちの方への朗報!『地下足袋ハイキング』について述べたいと思います。

    丸五・安全地下足袋7枚
    一例です。丸五 安全地下足袋7枚

    色んな方のブログを拝見していると・・・

    『膝が痛い』

    の記述をよーく見かけますね。
    そうです。登山と膝痛はある意味切っても切り離せません。

    そんでもって、ショップで相談すると、
    ストックサポーターCR-Xなどの補助タイツを勧められます。
    よって山に入れば、それらで『完全武装』した人たちを多々お見受けすると言うことになってるわけです。
    でも、歩き方を見ていると、完全にストックに頼りきって、ドタバタなら可愛いもので『ガツン、ガツン』と、自分の歩幅以上の大股で、膝への負担バリバリで下ってきます。これではストックを持っていたほうが膝を壊してしまいます。

    山で膝を壊すのは『下山時』です。
    その解決法で、私自身も良くやるし、仲間や私のブログに相談に来られる方に勧めているのが『地下足袋ハイキング』です。

    ご存じの通り『地下足袋』は底が非常~に薄いです。
    よって、普通に山道を歩くと、足裏がすごく痛いので『そぉ~っと』着地する必要があります。
    そう。
    その『そぉ~っと着地』が膝に対しても優しいのです。
    この足運びが身につくと、体全体への負担が少なくバテにくくもなります。

    山でまわりを見回すと、ベテランの方、特に『歩荷』で慣らした『年配の小屋番』の方などは、ヒタヒタと音も立てないような見事な足運びをしますね。歩荷は重荷を背負うので、足首・膝・股関節のクッションを最大限に生かした歩き方をしないと一発で壊してしまいます。そう言うことから身についた足運びです。

    地下足袋で『登山』をする必要はありません。『登山』は膝痛対策以外の要素を含みますので、しっかりとした『靴』の必要があります。
    『ハイキング』で十分ですので、しっかり足運びを身につけてください。
    普通の地下足袋では爪先を石などにぶつけた時『飛び上るほど痛い』し、骨折してしまっては元も子もありませんので、指先に芯の入った『安全地下足袋』を履きましょう。地下足袋は『ワークマン』に行けば色々置いてありますので、履き比べてみましょう。
    それに加えて、足裏を保護するために、スポーツ用のインソール(中敷き)を地下足袋型に切り抜いて、必ず敷くようにしましょう。

    楽しいはずの登山が、苦痛に悩まされたのでは本末転倒です。
    半月板損傷などの大きな怪我になってしまうと、痛いどころか山自体行けなくなってしまいます。
    そうなる前に正しい足運びを見につけることから始めましょうね。

    ちょっと恥ずかしいですが、勇気を持ってやってみましょう。
    たまに地下足袋や長靴の人も見かけますよ。

    それでは最後に地下足袋登山をされている『女性』のブログをご紹介しますね。

    第一希望は、あの峰の向こう

    とっても健気でかわいらしいです。

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    | 知っ得! | 16:41 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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