『それいいな!』の山道具

    ~ 登山人生でめぐり会えた全ての道具たちに捧ぐ ~

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    カーボンフェルト ~寒い季節のプレヒートに

    今回は『カーボンフェルト』についてご紹介します。
    以前、スベアドラゴンフライのレポで触れたので、覚えてらっしゃる方もいるかと思います。

    Optimus Svea 123R ~~その2 使い方工夫
    MSR Dragonfly - ドラゴンフライ ~その2 使い方工夫

    カーボンフェルト

    えー。
    冬場など寒い時期はテント内でストーブを使うことがほとんどと言うわけで、私はプライミングには『アルコール』を使います。
    タンク内の燃料でやる人も多いでしょうが、灯油、軽油はもちろん、赤ガス、白ガス、どれをとっても不完全燃焼臭でテント内がゲホゲホになりますので。

    ドラゴンフライは、バーナーヘッドや下のカップ部分にアルコールを5ccほど大量投入して、いわゆる『火ダルマ』状態で豪快にプレヒートできます。
    しかし、スベアのプライミングカップはとても小さく1.5ccほどで満杯になるので、寒い時期のアルコールでのプレヒートは予熱不足で上手く着火できません。
    よって、ドーナツ型に切り抜いたカーボンフェルトを2~3段重ねると、3ccほど含ませることができ、厳冬期でも予熱不足になることは無くすんなりと着火します。

    376.jpg

    予熱不足だと、燃料が気化せず液体のまま出て来ます。
    それに着火しますと、火柱がドワーッと立ちのぼります。下手すりゃ1mほど上がりますので、テント内だと火事になってしまいます。
    最近はガスストーブが普及したため少なくなりましたが、20数年前まではファイヤーした話をよく耳にしましたね。
    そう言えば、数年前にアホな友人がMSR国際を点け損ねてテントを燃やしてしまいましたが。

    最近はガスストーブ、特に『JETBOIL』全盛ですが、スベアをプルプル言わせながらの調理は、テン泊の楽しみを『分厚く』してくれること間違いなしです。
    特に、女性が手際よくスベアを使いこなすと、とってもカッコイイ気がするのですが・・・。
    そろそろどうです?『山 と 海』さん。

    燃焼音は同じスベアでも個体差が大きいですが、
    特に美しい音色のスベアがありますので、ご紹介しておきます。

    えれぇこった!えれぇこった!hiro日記Ⅱ - 鋸岳縦走 2014,11,4~5(day1)

    これぞ、これぞ、スベアと言う、スベア好きにとっては最も手に入れたい音色です。
    よく見ると、この方もしっかりカーボンフェルトを仕込んでますね。

    カーボンフェルトは何と『メーター単位』で売られていますので、切り売りを利用した方がいいです。
    私は『20cm x 20cm』を\2,000ほどで買った記憶があります。
    しかし実際はこんなに要らないので、もっと小さくて安い切り売りがありますので、そちらを利用した方がいいですね。

    では、日本全国『スベア愛用者』のみなさん、
    この冬もスベアをプルプル言わせて、心も体も芯から温まる食事を作りましょうね。

    っと、もうすぐ本格的な冬山シーズン到来です。
    こちらの

    冬山登山に向けて~ 準備は万全ですか?

    を読んで、万全の準備を整えて臨みましょう!

    ロックンロール!



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    | お料理系 | 10:26 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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    mont-bell - U.L.コンフォートシステムパッド

    今回は私の愛用?のスリーピングパッド
    モンベル・U.L.コンフォートシステムパッド150』のご紹介です。
    U.L.コンフォートシステムパッド00
    使用のシチュエーションは積雪期ですね。
    何でかと言うと、ザックの中にしまえるからです。
    積雪期は、ピッケルにワカンにスコップにと外付けが多くなります。
    スリーピングパッドまで外付けしてしまうと、
    それこそ昔風の『家出少年』的な格好になってしまいます。
    やっぱし、ザックは凹凸を少しでも減らして、シンプルな形にまとめるべきですね。
    ちなみに無雪期の主役は『サーマレスト・リッジレスト』です。

    ではでは本題本題っと。
    えー。
    私は180ではなく、150を使っています。
    私が買った当時の180はパッキングでの状態が細長く、外付け用のような感じでしたので150にした次第です。
    それに、『キャンプ38』なるハイグレード版も出ていますが、200g増しと重さから言って登山用としては向かないでしょう。

    図体のデカイわたしが150?
    理由は、スタッフバッグに何かしらの衣類を突っ込んで、それをパッドに固定して枕にできるシステムだからです。

    U.L.コンフォートシステムパッド02
    ほれ。このとおり。
    枕+パッドで170cmほどになり、ふくらはぎあたりから下はザックに乗せてしまっていますので、これで十分なのです。

    折り畳む時は、上下をトグルボタンでつないで、下から丸めながら空気を押し出して行きます。

    U.L.コンフォートシステムパッド03

    しかし、これがまたやりにくい!
    上下のみトグルボタンでつないでいるので、写真のように真中が『パックリ』開きます。
    左右を閉じつつ空気を抜きながら丸める作業は、非常にやりづらい。
    特にテント内だと輪をかけてやりづらい。
    せめて真中に1カ所、できれば2カ所、トグルボタンがあればなーと思います。

    真っ二つに折って丸めると、丸める時は少しやりやすいのですが、
    U.L.コンフォートシステムパッド04
    この位置にベルトを持って来るには、やはり両側をたたむやりかたになります。

    U.L.コンフォートシステムパッド05
    スタッフバッグは大きめ。ここは高評価。

    たかだか2~300円をケチったばかりに、中途半端な製品を世に出してしまうのは大手メーカーの常ですが、山道具は高価なので買う人の身になった製品作りをして欲しいなと切に願います。
    cf. スノーピーク・ランダー

    ま、
    とりあえず、
    それなりに、
    使えているので、
    使える間は使いましょうかな?
    ってな感じですね。
    壊れたらサーマレスト・プロライトの『ウィメンズ』を買って、同じように『上下はみ出して』使おうと思います。

    悪しからず。 by 藤谷美和子

    公式ページは
    モンベル・U.L.コンフォートシステムパッド150』と
    THERM-A-REST プロライト プラス女性用
    をご覧ください。





    | おやすみ Zzz...系 | 16:33 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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    クッカー(コッヘル)総まとめ!

    えー。
    コッヘルについての3連レポの最終回として、総まとめ的に述べたいと思います。

    角型クッカー、縦長クッカー、大型クッカーと、ひと通り使いまして、その使い勝手を経験しました。
    思ったことをレポしますので、これからどのタイプのクッカーを買おうかと検討中の方は、ぜひ参考にしてくださいね。

    オススメNo.1は、何と言っても『ユニフレーム・角型クッカー3』!!
    uf square cooker
    パッキングのしやすさと、水筒へ水を入れる作業がやりやすいです。
    非常に使いやすくお気に入りなのですが、大食らいの私にとって、
    大鍋:1L、小鍋:0.6Lは非常に小さく、その点のみちょっと不満。
    『普通の体格の人』なら、このクッカーがベストチョイスでしょう。

    詳細は『ユニフレーム・山クッカー角型の公式ページ』をご覧ください。

    っと言うわけで、『角型&大型』のスノーピーク・ランダーに『非常に大きな期待』を寄せたのですが、残念ながらこう言う結末になってしまいました。
    詳しくは『スノーピーク・ランダーのレポ』をご覧ください。

    もし、ユニフレームの角型に大きいサイズが出たら、
    その時は 『空を飛んででも』 買いに行こうと思います。

    次のうんちくは『スノーピーク・トレックシリーズ』に代表される『縦長型』です。
    私のは『トレックコンボ』で、1400と900のセットです。
    このコッヘルは『スベア』が測ったように収まるので、スベアオーナーにとっては適してると言えますね。
    ただ、注ぎ口は無いので水を注ぐのは非常にやりづらく、只今休眠中です。
    っつーわけで、
    チタンの軽さとアルミの調理しやすさを融合させた『EPI ATSチタンクッカー TYPE3 セット』はとっても魅力的な縦長クッカーです。
    EPI ATS Type3
    スノピ・トレックシリーズには付いていない注ぎ口もしっかり付いています。
    私は持っていないのでスベアとの相性は測りかねますが、『縦長クッカー派』には最もオススメですね。

    詳細は『EPI ATSクッカーの公式ページ』をご覧ください。

    ※注意!
    縦長クッカーをカートリッジ型のガスストーブで使うと『背が高くなる』ので、しっかり持ち手を握って(山料理では基本)転倒させないように注意しましょう。

    んでもって最後は、最近のメインコッヘルとなっている『大型クッカー』です。

    山クッカーM01

    大鍋:1.6L、小鍋:1.1Lと、本来は2~3人用なのでしょうが、
    私は大食らいなので『超ソロ用』的な扱いです。
    そう言うわけで、ここんところ『ユニフレーム・山クッカーM+山フライパン』のセットを愛用しています。
    フタもしっかり収まっているし、目盛りが付いているので水加減もしやすいです。
    取り立てて『ここがいい!』ってのは無いのですが、コスト削減よりも実用をしっかり見込んで作ってある非常に使いやすいコッヘルです。

    そうそうそうそう。
    アルミ製のコッヘルは使用前の『儀式』があります。
    その他、注意すべきことがありますので、以下の優良ページをご紹介します。

    アルミ鍋の手入れと使い方

    これ以上わかりやすいものは無いですね。
    最近のアルミ製コッヘルは、説明書に『米のとぎ汁』うんぬんは書いてありますので、ご存じの方も多いかと思います。

    コッヘルはブログ内でうんちくってますので、
    こちらの『お料理系>クッカー』のカテゴリをご覧いただくといいと思います。

    テン泊の楽しみは『食』です。
    山で食べる食事は格別です。
    これだからテン泊はやめられません。
    まだの方は、ぜひぜひトライしてみてくださいね。
    山の楽しみ10倍増まちがいなしです。

    羯徒毘路薫’狼琉!(かっとびロックンロール)










    | クッカー | 09:15 | comments:9 | trackbacks:0 | TOP↑

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