『それいいな!』の山道具

    ~ 登山人生でめぐり会えた全ての道具たちに捧ぐ ~

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    ~山岳ユーザーのための~ 雪崩リスク軽減の手引き

    えー。
    冬山シーズンも半分以上が過ぎ、下界では・・・

    ♪ もうすぐは~るですねぇ ♪ by キャンディーズ

    となる時期になってのレポで申し訳ないのですが、
    まだまだ山の積雪期は続くのでアップすることにしました。

    雪崩リスク軽減の手引き

    えーと。
    私の場合、雪崩の知識は『専門的』な深いものではありません。
    先輩との山行で教わったもの、実際に見たもの、常識的に考えたもの等々、科学的根拠に基づいた判断ではありません。。
    よって今まで無事でいられたのは、正しい判断を下した時もありますが、もしかしたら『半分は運』だったのかもしれません。
    しかし、知識は深ければ深いに越したことはありません。
    1%でもそのリスクを軽減するためには、専門書を手にとってさらに勉強するしかありません。
    で、選択したのがこの『~山岳ユーザーのための~雪崩リスク軽減の手引き』です。

    理由は、ページ数が少ない割に『要点』が実にわかりやすく解説されていることです。
    雪崩に関して、ゼロから勉強をしようと思っている方には最適だと思います。

    薄い本とは言え薄っぺらな内容では決して無く、逆に『抽出されたエッセンス』と言うべきです。
    ポイントや落とし穴的なこともしっかりピックアップされています。
    雪崩は『ド専門書』を読もうと100%回避できるものではないので、知識を身に付けた人にとっては、会う時は会うと言う『運』の差くらいでしょう。

    私個人としてですが、この本だけでじゅうぶんです。
    他の本を買う予定は一切ありません。
    ご参考まで。

    この本も、以前紹介した『登山の運動生理学百科』同様、最低限覚えなければならない専門用語があるので、二度三度と読み込んで知識が深まって行くものだと思います。
    雪山に踏み込む以上、雪崩のリスクは常に頭に置いていないといけないので、
    雪山シーズンのみならず通年で読んで『何としても』知識を自分の物にしましょう!

    普通の女の子に・・・・じゃなくて、
    読書百遍義自ずから見る (どくしょひゃっぺんぎおのずからあらわる)とな。





    こちらは今年発行された本。

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    | 読・み・も・の | 18:54 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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    Crazy Creek Hex2.0 LongBack Chair/ クレージークリーク Hex2.0 ロングバックチェア

    以前『ななパパで行こう!』のななパパさんのブログで拝見して、欲しい欲しいと思っていた『クレージークリーク』のキャンピングチェアのご紹介です。

    Crazy Creek Hexalite Original - ななパパで行こう!

    クレージークリーク・オリジナル01
    クレージークリーク Hex2.0 オリジナルチェア。

    クレージークリーク・ロングバック01
    クレージークリーク Hex2.0 ロングバックチェア

    私の『ホッとスペース~癒しの空間』と言うレポがありますが、正直なところ、ななパパさんのレポをパクって尾ひれを付けたと言った感があるような気もします。
    私の知る限り、非常用シェルターの『エム・シェルター』をランチ用シェルターとして工夫して最初に広められたのは、実は『ななパパさん』なのです。
    そしてそのレポの中でクレージークリークエム・シェルターと『相性がいい』として紹介されていました。

    楽しそうな様子は、こちらの『ななパパで行こう! - 山カテゴリ』でご覧になれます。

    っと、そう言うわけで、
    私としては、もし、もし可能であれば、軽量コンパクトな普通サイズの『オリジナル』が欲しいなと。
    そう思っていました。
    んで、友達が持っているので試着してみることに。
    んー。
    小さい。窮屈感満点と言うよりちんちくりん。
    立ち上がれば、そのままお尻にくっついてきそう。
    友達は、私がストラップをブチ切ってバターッと倒れるのではないかと、さぞかしハラハラしたことでしょう。
    ま、最初からそうなることはわかりきってはいたが、やっぱり落ち着くところに落ち着いて、サイズの大きい『ロングバック』を買いました。

    クレージークリーク・ロングバック02
    ロングバックは普通サイズのオリジナルより、背もたれの高さで11cm、横幅で7cmほど大きい。
    重量はプラス76gなので、背負えば誤差程度。感覚的にはわからない。

    クレージークリーク・ロングバック03
    いつものトマジューとの比較。
    収納時は公表で53cmx12cm。
    実際はもう1~2cm大きい。

    さてと。
    使った感想は『思ったよりずいぶんいい』。
    もたれかかって、絶妙な角度でバランスがとれる。
    しっかりリラックスして座れます。
    私は腰痛持ちで、おまけに股関節も固いので、あぐらを長時間かくことができません。
    あぐら → 正座 → あぐら・・・と、狭いテントの中で目まぐるしく動き回ります。
    今までは落ち着いて飯も食えず、飯を食えば横になるしかなかったので、このチェアの貢献度は非常~~に大きい。
    完全に脱力して座れるので『ダダーン』と脚を伸ばしてだらけ放題です。
    ちなみにEm-Shelter内では、作業中は立て気味に調整して、リラックス時はちょっとだけ後ろに倒します。
    それに、座ると何だかほのかに暖かいので、冬山においてはありがたい。夏は逆に暑いだろうけど、山なのでさほどではないと思う。


    これは一番大きい『パワーラウンジャー』ですが、座る部分が長いか短いかだけの差で使い方は同じです。

    難点をあげますと、ま、パッキングが大きいということですか。
    よって外付けになりますね。でもスリーピングパッドと比べると小さいので気になるほどではないです。
    んでサイズ的には、
    お尻はちょっときつい程度ですが、背中が非常に狭い!
    両腕をはみ出しても実に狭い!!
    『も・・・申し訳ありません。』みたいな、肩をすぼめた格好になってしまう。
    ですが、
    これは、
    わたくしの、わたくしによる、わたくし的な状況なので、
    他の方は動画のクリス・マクナメラ氏のように、十分にリラックスして問題なく座れると思います。

    もうひとつ声を大にして言えるのは『頑丈』と言うことです。
    私が全体重をあずけてダラ~ッとのけ反っても、メリッともバリッとも言いません。
    私の場合、ほとんどの製品は気を抜くとブッ壊してしまいますので、このチェアのヘビーデューティーさは抜群ですね。

    暖かい季節になれば、このチェアに座ってボーッと景色を眺めながらのコーヒータイムってのもいいでしょうね。
    優雅なひと時を過ごせるのではないかと想像を膨らませ、楽しみで今からニヤニヤしています。

    ロックンロール。

    詳細は『Crazy Creek Hex2.0の公式ページ』をどぞっ!



    左より、オリジナル、ロングバック、パワーラウンジャーの3種。


    似たようなもので、激安のもある。
    ただし、使い心地、強度についてはわかりません。


    | 面白い!系 | 17:05 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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    Grivel G12 - グリベル G12 アイゼン

    えー今回は、
    本格冬山には欠かせないアイゼン(英語ではクランポン)についてお話しします。
    私は『Grivel G12』を使用しています。
    グリベルアイゼンは、ブーツの形状に合わせて以下の3タイプあります。

    グリベル・G12・ニュークラシック
    G12・ニュークラシック
    どんな形状のブーツにも合うタイプ。

    グリベル・G12・ニューマチック
    G12・ニューマチック
    セミワンタッチ。かかと側にコバのあるブーツ用。

    グリベル・G12・オーマチック
    G12・オーマチック
    ワンタッチアイゼンと呼ばれるタイプ。
    爪先、かかとの両方にコバがあるブーツ用。
    今の冬用ブーツはだいたい両方にコバがある。

    グリベル・G1201
    ここんとこ、いわゆる『ざんぐつ』なのでニューマチックを選択。

    私がなぜグリベルアイゼンを選択したかと言うと、
    アンチスノーシステム『雪だんご防止』の作りが気に入ったからです。

    グリベル・G1202
    押せばペコンと凹む弾力のあるボール状突起。
    踏み込んだ時に凹んで、足をあげた時にポコンと戻るので、戻る時に雪をはじく。
    雪が付着しにくいのは一目瞭然。
    つなぎ部分にはアコーデオン状のカバー。
    これも歩く時に動きが生じることで雪が落とされる。
    ショップで手に取った瞬間に『うむ!』と即決しました。

    思った通り、このアイゼンにして以来、爪が効かなくなるほどの『雪だんご』の心配は無くなりました。
    湿雪の時に僅かに付着する程度です。

    うむー。
    道具の進化は素晴らしい。
    置いてかれないように、しっかりと情報収集せねばなりませんね。
    特にハイテク機器系。
    私はアナログ人間なので、GPSとかさ~っぱりわっかりませーん。
    その分、状況判断が磨かれたってのもありますが、利用しない手は無いので、今後は少しずつ勉強したいと思います。

    っと、話が少しそれてしまいました。
    ここでひとつ注意喚起。
    『ワンタッチアイゼン』を選ぶ場合は、ご自分の靴を持って行くか、ショップに置いてある『全く同じ』ブーツで相性を『必ず』チェックしましょう。
    私は来シーズン『今どきの冬ブーツ』を買おうと思っていますが、その時は『セミワンタッチ』のニューマチックにしようと思っています。
    これだとワンタッチと同じくらい容易に着脱できるし、相性もバラつかないからです。
    ただ、チェックして靴と一緒に購入するつもりではいますね。

    さてと。
    グリベルのアイゼンには『エアーテック』と言う、爪の短いタイプもあります。
    前爪が短い方が歩きやすいので、初めて本格アイゼンを買うと言う方にはこちらをおすすめします。

    グリベル・エアーテック・ニューマチック
    エアーテック・ニューマチック。
    軽量のアルミタイプもあるが、消耗が早いと思うので通常の鋼タイプがいいと思います。

    サレワ・ワンタッチアイゼン
    以前、プラブーと一緒に使っていたサレワのワンタッチアイゼン。
    向かって左側が壊れて引退。
    持っててもしょうがないので、撮影後に破棄しました。

    ・・・。
    最近は雪を見れば『即、アイゼン』的な人を良く見かけます。
    こんな場面もあります。

    相手は長靴の私を見て『あちゃー』
    私は12本爪アイゼンを見て『あちゃー』

    みたいな。

    『ここはアイゼン脱いだ方が歩きやすいですよ』
    って言うこともありますが、怖いらしいです。
    雪がちらつくとチェーンを巻く的な人と同じ感覚なのでしょう。
    『そうですか。お気をつけて。』としか言いようがありませんが、疲れるだろうなーって。
    同じように、もぐらない雪なのにワカンをつけていたり、もぐりも滑りもしない超快適なトレースでアイゼン+ワカンの人もいます。
    6月の富士山でスノーシューの人もいたし、GWの横尾~涸沢などでもアイゼンをつけている人が大多数です。

    良く状況を見て、わからなければ周囲の『それっぽい人』を見て、その場に応じた正しい足まわりにしましょう。
    その方がスピードも出るし疲れませんからね。

    では、正しい足まわりで残りの冬山シーズンを楽しみましょう!

    ロックンロール。





    縦走メインの人、初めてアイゼンを履く人はこちら。

    | 冬山系 | 07:12 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑

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