『それいいな!』の山道具

    ~ 登山人生でめぐり会えた全ての道具たちに捧ぐ ~

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    Juza Field Gear L&E-Shelter (Light & Easy Shelter) Dx - L&Eシェルター・デラックス

    えーと。
    数週間前になりますが、YouTubeから登録チャンネルの動画アップロードのメールが来まして、ふむふむと。

    L&Eシェルター・デラックス01
    以前紹介した『L&E-Shelter』のデラックス版。


    まずは動画で特徴を観察してみましょう。
    っつーか、バックミュージック、も少し何とかなんねーかなー。


    設営動画。
    手順はわかりやすいが、バックミュージックもっと他にあると思うのだが・・・。

    どこがどう変わったのかと言うと、『メッシュの内幕』が付いたことですね。
    よって『閉ざされた』居住空間が生まれるわけです。

    以前『ツェルト泊のうんちく』で紹介したように、ツェルトは『虫が入り放題』です。
    ファイントラックツェルトは、換気口にメッシュが付いていますが、入口の幕と床面の間は『ガラ空き』なので、換気口のメッシュは別に無くても同じのような気がします。

    軽量化登山のために『ツェルト泊』なるものが注目を浴びてきて、近頃その愛用者が増加しています。
    反面、全てにおいて『最低限』なのはご承知の通りです。

    L&Eシェルター・デラックス02
    風の流れ的にも耐風性はありそう。

    L&E-Shelter Dxがツェルトストックシェルターより優れた点を具体的に挙げてみましょう

    その1 ~~しっかり張れる。
    ツェルトはしっかり張っていても(前後にストックを立てて)、朝になるとかなりヨロけています。
    屋根型にポールを組むL&Eシェルターですと、朝までしっかりした状態を保てます。(屋根型ポールはツェルト・プラスで経験済み)

    その2 ~~虫が入らない
    ツェルトは換気口や、入口と床の間、床面などがガラ空きなので、飛んでくる虫、這ってくる虫ともに入り放題です。
    L&Eシェルター・デラックスはメッシュの入口で、虫対策のなされた空間がつくられています。

    その3 ~~デッドスペースが少ない
    ストックシェルターは『ピラミッド型』空間なので、居住に必要な『ボックス型』の空間は極々わずかです。
    L&Eシェルター・デラックスは『尻すぼみトンネル型』なので、デッドスペースは足元方向にわずかにあるくらいです。

    その4 ~~雨の日対策
    ツェルトは隙間だらけなので、雨が降ると終わったと思った方が良い。特に床面からの浸水は防ぎようが無いので、設営場所をかなり考える必要がある。
    ストックシェルターは、雨自体の直接的侵入は無いと思いますが、換気システムが無いので内側からの濡れて来ることになります。
    L&Eシェルターは『換気システム』が確立されていますので、雨の浸入を防ぎつつ換気できます。

    理由はこちらの『結露』のレポをご一読いただければわかります。

    今までの『ツェルト泊』『簡易シェルター泊』では、換気・虫・雨のどれかは我慢しなければならなかったので、L&Eシェルター・デラックスで言うと『わずか360g』の中で解決されているのは特筆すべきでしょう。

    L&Eシェルター・デラックス03
    前室、メッシュの仕切り、換気システムが、『360g』につめ込まれている。

    特に沢などで、天幕にしたり屋根型に吊ったりと臨機応変に使いたい『上級者』なら従来型のツェルトがいいですが、『簡易テント仕様』のツェルト泊のためだけにツェルトを買おうとするのだったら、『L&Eシェルター・デラックス』にする方が格段に快適なのは容易にイメージできます。

    これから先、『軽量化のためのツェルト泊』は、一歩先に進んだ『L&Eシェルター・デラックス』のような『快適なウルトラライト・シェルター』に入れ換わって来るでしょう。
    TJARトランスジャパンアルプスレース)』のようなロングトレイルの主流にもなりそうですね。

    こちらに詳細レポを書いておられる方がいらっしゃいます。
    先を越されたか―。

    Trek's - 甲武信ヶ岳ツェルト泊(徳ちゃん新道~甲武信~雁坂峠)

    私もレビューを公開いたしましたー。(2016/03/09)
    Light & Easy Shelter Dx - L&Eシェルター・デラックス ~使用レポ

    詳細は『Light & Easy Shelter Dxの公式ページ』をどうぞ。

    ロックンロール!

    新年度までちょっと更新できなさそうです。
    暫しお待ちください~~。



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    | ウルトラライト(軽量化) | 08:21 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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    山岳サルベージ繁盛記

    えー。
    先日予告編で紹介した中で、一番コメントの多かったこのレポを最初に書きたいと思います。


    山岳書籍は数あれど、この本より面白いものは知りません




    山岳サルベージ繁盛記
    これ、わたしの。再販。

    山岳サルベージ02
    こちらが本家本元オリジナル。

    この本との出会いは、まだ登山を始める前の小5?の頃でした。
    普段は生徒が入れない部屋の掃除当番になった時のことです。
    棚の隅の方に置かれた数冊の本の一つがこの本でした。
    ハエのたかった『おロク(死体)』の写真が載っていたので、このことを良く覚えていました。

    それから数十年経った数年前、その時の本がこの『山岳サルベージ繁盛記』であることを突き止めましたが、値段を見てブッ飛びました。
    2万3千どんだけで売られていたわけです。
    一般サラリーマンの私としましては、通帳ほどの大きさで200ページ未満の本に、この金額はおいそれとは出せません。
    買おうかどうしようかで数年間に渡って迷いに迷った挙句、夏のボーナスに合わせて購入した次第です。

    ちなみに本棚にあった他の本は、
    『凌遅刑(りょうちけい - 清代まで行われた、おぞましい処刑法)』の写真がが載った本と、
    『梟首(きょうしゅ/ さらし首)になった江藤新平』の写真が載った本でした。
    山岳サルベージの写真は、これらの本と比べるとそうでもない気がしますが、何でもありだった当時としても『子供たちには見せられない本』の一つだったわけですね。
    容易に想像できるとは思いますが、当時の私は絵に描いたような『悪ガキ』でしたので、無論黙って見過ごすはずはありません。
    友達を呼んで来て『ワイワイ、ガヤガヤ、お~すげー。』で眺めたのを覚えています。

    っと、前置きが長くなってしまいました。
    この本は谷川岳での救助や、おロクの収容に関して書かれています。
    一ノ倉の遭難全盛期のエピソードです。
    以前紹介した『この山』シリーズ同様、50年ほど前に書かれた本なので、いわゆる『何でもアリ』状態。

    クレゾールで消臭したおロクを下に突き落としたら
    ペチャッと肉が飛び散ってまた臭い始めた

    などなど、現行の上品な山岳書籍からは知り得ない『生々しさ』がある。
    山に限らず自然とは『生々しさ』の世界ですので、今の書籍の『あたり障りの無い』滑らかな文章から心に伝わって来るものは無い。
    今の山岳書籍に慣れた人たちは、今の書籍でも感動するらしいけど、
    山の参考書を始め、その他諸々を昭和30年代の書籍で学んだ私にとっては『へー』みたいな感じで、今の書籍に心を揺さぶられることは無いですね。

    ちょっとどころか、ものすごくアクの強い本ですが、
    山に入る以上、ひとたび間違いを起こせばこうなってしまうと言うことを、しっかりと胸に刻むのは大切だと思います。
    今はヘリがあるし、こんな収容のされ方はしませんけどね。

    寺田氏著書
    他の2冊は『谷川岳大バカ野郎の50年』、『東京したまち山岳会』。
    重複するエピソードもあるが、3冊それぞれが面白い。
    山岳サルベージは大バカ野郎の中に一部が載っていますが、サルベージの方でフルで読みたいところです。

    山岳サルベージ繁盛記はともかく、他の2冊は何とか手の届く範囲なので、ぜひとも手にして読んでいただきたい本です。

    ・・・んが。
    やっぱり私は、大いに無理してこの本を買って良かったと思っています。

    ロックンロール!







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    予告編 ~~最近忙しい!

    レポのアップが鈍ってます。
    忙しくて文章の推敲ができてない。
    予定のアイテムをいくつか。(紹介順不同)

    MSR Base 2 Set - MSR ベース2セット

    MSR Base2_01
    ユニフレーム・山クッカーMよりさらに大きく具合がよろしい。



    L&E-Shelter Dx - L&Eシェルター・デラックス


    超軽量シェルター系の『完成型』。
    簡易テントのツェルト泊のためにツェルトを買おうかと言う人は、こちらを選ぶべき。



    Primus No.96 - プリムス96

    Primus96_01
    見よ!この美しい姿を!
    火器好き男子にはたまらない逸品です。



    ビンテージストーブ注意報!

    Fake primus96_01
    上のプリ96に関連しますが、
    こんな『とんでもないもの』をオークションで見かけます。
    ガラクタに『金ピカメッキ』をほどこしたものです。
    騙されないように!



    山岳サルベージ繁盛記

    山岳サルベージ繁盛記
    ただひと言。
    この本より面白い山岳関連書籍を見たことありません


    っとまあ、こんな感じで溜まって来てます。
    気長にお待ちください。

    ロックンロール!








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