『それいいな!』の山道具

    ~ 登山人生でめぐり会えた全ての道具たちに捧ぐ ~

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    ベルモント・チタントライアングルストーブ

    えー。
    加齢とともに否が応にも考慮せざるを得なくなり、
    新たにこしらえた『ウルトラライト(軽量化)』カテゴリ所属、

    『belmont チタントライアングルストーブ』のご紹介です。

    ベルモント・トライアングルストーブ01
    チタンはこの『青焼け』がいい。

    以前紹介した『エバニュー・チタンアルコールストーブ』は、
    コッヘルの直乗せだと上段の穴が塞がるため、火力が6割くらいに落ちてしまいます。
    非常時用であれば、その分長い時間燃焼する、すなわち暖が取れる時間が長くなるので好都合なのですが、食事を作るという観点からすれば、よろしくないわけです。
    しかも、コッヘルが大きくなればなるほど『超不安定』なため、やはり五徳は必須になってきます。

    最初は専用の『十字型五徳 EBY253』にほぼ固まっていたのですが、ここでもある問題に気付きました。

    エバニュー・十字五徳
    乗せたコッヘルはそれなりに安定するが、地面との接地面積が小さいので、
    頭でっかちになり不安定さは解消されない。

    そう言うわけで、これも専用の『DXスタンド EBY257』とも考えましたが・・・

    エバニュー・デラックススタンド01
    エバニュー・デラックススタンド02

    燃焼が良すぎて、あっという間に燃料を消費してしまうとのこと。
    それに背が高くなるので、やはり今一つ安定感に欠けそう。

    っと言うわけで、
    重心が低く幅広で安定感のある『トライアングル系』の五徳を探すことにしました。

    エスビット・トライアングルストーブ
    これはエスビットトライアングルストーブ
    ステンレス製で93g。

    トランギア・トライアングルストーブ
    トランギアトライアングルストーブ
    これもステンレス製で115g。
    コッヘルを点で支える感じなので、小さいコッヘルは難しいかも。

    そ。
    やはりステンレスよりチタンが軽いので探していたところ、
    唯一見つかったのが『ベルモント・チタントライアングルストーブ』でした。
    全く同じものの『ステンレスバージョン』がマイナス\1000ほどでありますが、
    やっぱしここはチタンでしょ!

    ベルモント・トライアングルストーブ02
    この3枚のプレートを組み合わせるのですが、
    ただこの仕様が唯一の不満。プレートが『グニャリ』となりそう。
    丸いのは固形燃料用のプレートで、上に燃料を乗せて使用。
    使わないので、私は持ち歩かない。

    ベルモント・トライアングルストーブ03
    全部込みで67.2g。
    固形燃料プレート抜きの『私仕様』だと55.6g。
    っつーことは、エバニューのストーブ(34g)込みで89.6g!
    エスビットトランギアの単体より軽いではありませんか。

    ベルモント・トライアングルストーブ04
    エバニュー・チタンアルコールストーブと合体。
    これって専用?
    と思わせるほどぴったりフィット。
    ストーブが1.5cmほど浮くので、下が熱くならない。

    ベルモント・トライアングルストーブ05
    所有のコッヘル類で最も直径の小さい『スノーピーク・チタンシングルマグ600』でもこのとおり。
    線で支えているので、安定感もいい。
    ちょうど乗っかるし、はみ出る炎も許容範囲。

    トライアングル系の五徳では一番と言うより、
    諸々の五徳を幅広く検討して・・・

    ♪ ここは一番オレに任せて~ MY LOVE キミに決定~ ♪

    と相成りました。  by 田原俊彦

    ベルモントと言うメーカーは『釣り具屋さん?』っぽく、登山関係ではマイナーなメーカーですが、このアイテムは逸品だと思います。
    『Made in Japan』だし。
    特にエバニューのアルコールストーブのオーナーとっては最高の五徳でしょう。

    まぁ、
    やはりメインは『ドラゴンフライ』『スベア123』『プリムス96』にはなりますが、軽量化登山と割り切った山行の場合は、この組み合わせで行こうと思います。

    ♪ キスキス ぐったいみん m-------Ah!! ♪

    詳細はこちらの『ベルモント・チタントライアングルストーブの公式ページ』をご覧ください。



    アルコールストーブ系では最も使いやすいコンビでしょう。


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    | ウルトラライト(軽量化) | 15:34 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

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    Evernew Tyrol Cooker Model 2-L/ エバニュー・チロルクッカー

    えー。
    先日の『予告編』では『MSR ベース2』を取り上げたのですが、
    非常に魅力的な『エバニュー・チロルクッカー』と言う『ビンテージクッカー』を入手しましたので、予定を変更してご紹介いたします。
    今でも『エバニュー・チロルコッヘル』シリーズがありますが、
    後継なんだかはどうかわかりません。

    大きな傷や凸凹は無く、ダメージとしてはありませんでしたが、
    外側は煤けてたし、内側もうすく焦げ付きがありました。
    そう言うことで、汗だくになりながら1時間ほどかけて、
    ピカールでピッカピカに磨きあげました。
    んで、きちーんと『米のとぎ汁』の儀式を済ませ、
    いつでもスクランブル発進OKの状態です。

    とぎ汁の儀式は『アルミ鍋の手入れと使い方』をどぞ。

    エバニュー・チロルクッカー01
    ケースもコッヘルの形状に合わせてある。
    パイピングで縁取りされてるし、ファスナー開閉式でしっかりと『立体的』に作られている。

    エバニュー・チロルクッカー02
    持ち手をくるりと反転させて蓋を固定するのでパカパカしない。
    スタックすれば、振っても音がしないくらいピッタリフィットしている。
    何とも素晴らしい。
    持ち手が熱くならないようにプラスチックも付いている。

    エバニュー・チロルクッカー03
    文字はプレスで刻印されていて、カラーのエンブレムも埋め込まれている。
    蓋のつまみにもエバニューのロゴが入っていて、細部まで非常に良くできている。
    さすがにプラ部分のキズはピカールでは消えませんね。無念。

    ピカール
    ピカール。
    スベアやプリ96などのブラスストーブはもちろん、コッヘル磨きにも大活躍。

    以前買った、現行の『ユニフレーム・山クッカーM』とほぼ同じ大きさなので比較してみます。
    ただこれは、単なるメーカー比較ではなくて『新旧比較』としてご覧ください。

    チロルクッカー&山クッカーM01
    ユニフレーム: 大鍋1.6L、小鍋1.1L、415g
    エバニュー: 大鍋1.65L、小鍋1.0L、420g
    容量、重量ともにほぼ同じですが、高級感、作りの良さは一目瞭然。

    チロルクッカー&山クッカーM02
    注ぎ口の比較。
    左:ユニフレーム、右:エバニュー。
    エバニューの方がしっかりとがっていて、より細く水をそそげる。

    チロルクッカー&山クッカーM03
    持ち手の比較。
    やはりエバニューの方が作りがいい。

    チロルクッカー&山クッカーM04
    収納状態の比較。
    もう、コメントの必要無し。
    ???
    何だかエバニューのケースがやけに『線香臭い』のよね。
    まさか亡くなった方の所有物で、リサイクルに出されるまで仏前においてあったとか???

    ユニフレーム・山クッカーM』は、現行としては良くできたクッカーなのですが、それでもビンテージ物には残念ながら劣ってしまいますね。

    エバニュー・チロルコッヘル
    ちなみにエバニューの現行『チロルコッヘルM』はこれ。
    ユニフレーム・山クッカーMと似てますが、こちらには注ぎ口がない。
    どうしてこうなるのでしょう?
    退化させてどうすんの。

    総じて思うこと:
    述べました通り昔のコッヘルは、エバニューに限らず、手の込んだ素晴らしい作りをしています。
    エバニューは今もあるメーカーなのですが、昔と今とを比べると、なんかなーって思います。
    MSRなどの海外メーカーは、モデルチェンジごとにいい製品を出している気がするのですが、国内大手メーカーは、素材が良くなっているのを除けば、作りは退化して行っている気がしますね。
    悲しいことに。

    たまにヤフオクなんかに、ビンテージコッヘルの『デッドストック(売れ残り在庫品)』の新品が出てますので、手に入れるのもいいかもですね。
    ちなみに昔のメーカーと言えば、『モリタ(現ユニフレーム)』、『エバニュー』、『ニュートップ』『美津濃』かな?パッと思い出すのは。
    美津濃は意外と良かった記憶があるぞー。

    出来上がった食事に差は無いだろうけれど、昔はこう言うモノがあって、今はこうなってるんだって思いながら読んでいただければ幸いです。

    ロックンロール。





    練りタイプの方が使いやすいかも。


    | クッカー | 11:03 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

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