『それいいな!』の山道具

    ~ 登山人生でめぐり会えた全ての道具たちに捧ぐ ~

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    山におけるトイレ再考 ~~避けて通れません

    えー。
    もうすぐ待ちに待った夏山シーズン開幕~!
    と言うわけで、
    これから紅葉シーズンにかけて、日本の山々に、老いも若きも男も女も、
    わんさかと詰めかけてごった返すシーズンに突入しま~す。
    ここで、最近特に問題となっているトイレ事情について、
    あらためて考えてみようと思います。
    もち、常識的なこと『トイレでしましょう』『持ち帰りましょう』的なことをあえて述べても時間の無駄ですので、
    私の37年にまたがる登山人生の中で培ってきた『目目連』的な意見を述べたいと思います。

    unko01


    『わんさか』シーズンに向けて、私はまず今の時期、
    いわゆる『梅雨時』にやっておくことがあります。
    それは

    『夜もよおすように調整する』

    ことです。


    理由その1 ~朝

    朝はみなさん『出勤時刻』が重なります。
    テン場もそうですが、小屋は大勢で一斉に朝食をとるので、然るのちこれまた一斉にトイレに殺到します。
    混む山小屋・・・って、最近はどこの小屋に行っても、シーズン中の週末は混んでいると言ってよいでしょう。
    もうあたりまえの景観に落ち着いていますが『トイレの行列』ですね。
    気の利いた小屋では『人員整理』をやってるし、それをまた『気の利いた小屋番』がやってる場合は、しっかりと周囲を見回して『体調の悪そうな人』『小さな子供』を見つけて、他の方にきちんと理解を得ながら先に案内しています。
    ですが、このようなことは稀ですので、期待はしない方がいいですね。
    んでもって、どうしても朝になってしまう時は、

    『もよおす前に並んでおく』

    ことです。
    もよおして並んでいては・・・ご想像ください。
    微妙に話がそれましたが、要するに『朝は一番混む!』と言うことです。


    理由その2 ~昼

    えー。
    ん?説明?
    って、みなさんその時間帯は歩いているでしょ?
    よって途中の小屋で済ますか、『キジ打ち』『お花摘み』になります。


    理由その3 ~夜

    夜も小屋泊まりの場合、夕食後にも行列になってますが、
    明らかに朝よりは少ないです。
    テン場の場合も、各テントとも夕食時間はバラけるので、朝より混みにくいですね。


    オマケその1 ~わたくし目目連は
    一番望ましい時間帯である『午後』まあ3~4時あたりにするようにしていますし、遅くとも夜には済ませる(絞り出す)ようにしています。
    この午後3~4時と言う時間帯においては『行列のできる山小屋』でも、すんなりか、どんなに悪くともチョイ待ちくらいで用を足すことができます。
    一度お試しあれ。
    うっ。
    これが全登山者に定着して、この時間も混み込みになってしまうなんてことは無いとは思いますが・・・。
    えっ?
    午後3~4時はまだ歩いてる?
    んー。
    それはちょっと計画を見直した方がいいと思います。
    夏山登山について ~注意点をいくつか
    にて、理由をしっかり理解しておきましょう。


    オマケその2 ~変態に注意
    次回『娘さん良く聞けよ2』をアップしますので、少々お待ちあそばせ。

    っとまあ、もう一つ。
    繁忙期のトイレの汚さは、想像を絶する場面に遭遇することもありますので、『ここは山なんだ』ってのを念頭に覚悟を決めて使いましょう。
    富士登山  ~富士山はみんなが思っているほど甘くない
    をご参照ください。

    人間、食べれば出る!
    一生涯で4tトラック2杯分にもなるそうです。
    私はデカいのでちょっと多めっ
    自分のことだけではなく、次の人のことも考えながらの用足しも、山における重要な『マナー』です。
    みんな趣味を同じくする『仲間』です。
    相手のことを考え合って、みんなで快適に山を楽しみましょうね。


    ロックンロール。

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    | 知っ得! | 08:18 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑

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    roc'teryx - ロックテリクス ~~サラリーマンの味方

    ええええ~っと。
    今回は『道具』のご紹介にはあらず。
    『メーカー』のご紹介であります。

    一般に言われます通り、山道具は『高価』です。
    もち、クライミング用品も一通り揃えようとしますと、福沢さんが『1ま~い。2ま~い。』と羽ばたいて飛んで行きます。

    かと言って、ことクライミング用品と言うものは、ダイレクトに命にかかわってきますので、私が良くやる『代用すっか!』では済まされません。

    でも、今回ご紹介する『ロックテリクス』と言うメーカーは、『安心&安価』オマケに『軽量』を成り立たせていますので、お財布に余裕のない一般サラリーマンの私としましては、誠にありがたい限りでございます。
    数年前までは、色・デザイン的に、どーもあか抜けない感じが漂っていましたが、
    最近は共に良くなってきてるし、まわりに利用者もたくさんいるので、『安物持ってるな』的劣等感を感じなくなってきました。

    私はみんなとクライミングや沢に行くと、必ずと言っていいほどガチャ類(クライミング・ギア)の数が減ります。
    カラビナで言えばもうどんだけ無くしたか、忘れてしまうくらいです。
    現地で点検すればば出てくるのでしょうが、いつも家で『あ~っ』になってしまいます。
    目印を全く付けて無いことに問題があるのは言うまでもありません。
    ま、誰かの所で活躍してくれてるだろうから、と、あきらめています。
    前はペツルやブラックダイアモンドが主でしたが、
    無くす度に『ロックテリクス』を買い足すので、今はほとんどがこのメーカーです。

    そう言うことで、最近買い足したものをご紹介します。

    ツォラミスクリュー
    ツオラミスクリュー
    オーソドックスで使いやすい。(でも本当はザイオンシリーズが欲しかった)
    ●タテ長:97mm
    ●強度:24-8-8(KN)
    ●重さ:45g

    ストレート・ベントライト
    ストレートライトとベントライト
    超安なのですが、かと言って性能は劣る所なし。
    60cmシュリンゲでアルパイン用のヌンチャクを作ります。
    ●タテ長:95mm
    ●強度:24-8-8(KN)
    ●重さ:40g

    プーリー
    プリーカラビナ
    名前のまんまプーリー用のビナ。
    ●タテ長:110mm
    ●強度:21-8-8(KN)
    ●重さ:75g

    ライトテック
    ライトテックストレート。
    一回り小さいので、その分軽量だけど微妙に強度不足。
    そのため何かをぶら下げるのに使っている。
    キーロックなので引っかからないし色もおしゃれで満足。安いし。
    ●タテ長:90mm
    ●強度:22-7-7(KN)
    ●重さ:33g

    ユタ
    これが以前的カラーのユタスクリュー。
    もちろん今でも売られてるし、これはこれで非常に使いやすい。
    赤とグレーの反転したカラーもあり、2枚ずつ持っていたのですが、今はこの1枚のみ。
    ●タテ長:97mm
    ●強度:24-8-8(KN
    ●重さ:50g

    他のガチャ類は他社製を持っているので、今回はビナのみの紹介ですが、
    もち、このメーカーでもガチャは諸々揃っていますし、同様に他社に比べて安いです。

    ロックテリクス』の輸入元は『MAGIC MOUNTAIN』。
    『GRIVEL』『EDELRID』などのメーカーに加え、他にもシュリンゲの安い『ロック・エンパイア』なども取り扱っています。
    それに、オリジナルの『PAC Technology - パックテクノロジー』の『K2』シリーズのザックは、軽さと機能を兼ね備えた『最高のアタックザック』だと思います。
    これからも我らの味方として、頑張って欲しいですね。

    ロックンロール。












    | クライミング系 | 12:36 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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    山道具の賢い選び方・買い方 ~余計な物を買わないために

    えーと。
    今回は『山道具選び』に関してのうんちくです。
    欲しいものは山ほどあるけど、お財布の中身には限りがあります。
    この『悩ましい』問題について、自分への戒めも含めて、
    みなさんに『コツ』をお話しましょう。

    ご存じの通り、山関連のアイテムはどれをとっても『高価』です。
    よって、よほど『~☆リッチな方☆~』でない限り、慎重な選定が必要になります。

    っつーわけで、
    今は梅雨時。
    山に行くチャンスが少ない。
    山に行けない休日を利用して、来たる夏山シーズンに向けてじっくり道具選び。
    どのシーズンにも当てはまりますが、時間的余裕を持って購入計画を立てるのが、散財防止には大切です。

    私が実践しているコツはと言いますと、
    登山中または帰宅後に『必要』『欲しい』と思ったものを、思い付くまま軽~い気持ちでピックアップします。
    そして、じっくり考えながら『優先順位』をつけて行きます。
    んで、予算内に収まるあたりで線引きします。
    迷ったアイテムは、エイッ!と次回にまわしてしまいましょう。
    もし本当に必要なアイテムだったら、次の山行後に再度リストに上がって来ます。
    上がって来なかったら、再度あとまわしにしましょう。
    こうやって、ひとつひとつ必要なアイテムがそろってきます。

    何を買ったらよいかわからない初心者の方は

    雨具』 『防寒着(肌着)』 『非常用シェルター

    は、必ずリストに加えましょう。
    初心者の方には『以外』と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが『肌着』は非常に重要ですね。
    小さなことでは『風邪』をひきにくいこと、大きなことでは『生死を分ける』ようなことにもなります。

    私のおすすめ肌着は
    こちらの『ファイントラック・フラッドラッシュ・スキンメッシュのレポ』をご覧ください。

    まずは命が最優先です。
    まさか『お洒落な格好でならいつ死んでもいい』って人はいないとは思いたいのですが、現実は『その傾向?』と思えるような方も多々いらっしゃいますので、ぜひこちらの

    予定 > おしゃれ >>> 命』に目を通してくださいね。

    先の3大リストには、靴やザックなどはあえて書いていません。
    まさかこれ無しで行くとは思いませんので。

    えー、人と言うのは、
    『欲しい』ものを『必要な』ものより優先させるそうです。
    下界なら、まあそれもいいのかもしれませんが、
    山では命にかかわるので、グッとこらえて『必要な』ものから揃えるように心掛けましょうね。

    Primus96_01
    ・・・。
    私のように『ビンテージストーブ』に凝りだすと、
    いくらお金があっても足りなくなるので、みなさんご注意あそばせ。

    ロックンロール。

    | 山道具選びのコツ | 14:18 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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    登山史の森へ ~読書の梅雨?に向けて。

    えええーっと。
    関西以西は梅雨入りし、関東地方も梅雨入り秒読みとなってまいりました。
    山好きにとっての読書シーズンは、一般に言う『読書の秋』ではありません。
    秋は紅葉を見るため、休日ごとに各地を駆け巡る大っっ切なシーズンなのであります。
    そう言うわけで、
    空を見上げながら『はあぁ~』とため息をつくことの多い『梅雨時』こそが、書物を読んで見識を広げるシーズンとなるわけですね。

    登山史の森へ

    そのシーズン用と購入したのがこの『登山史の森へ』なのです。
    飛ばし読みをしないのが通常ですが、本が届くやいなやドスッと座り込んで開いたページがあります。

    『失われた記録 立田實の生涯』

    っつーか、
    この項が読みたくてこの本を買ったと言う方が正しいです。
    この方は若くして病死されていますが、その山行スタイルから思うに、
    現代的スマートな『エキスパート・クライマー』と言うより、山の『豪傑』です。
    私の一番憧れの『山ヤ』さんです。

    も少し若くて元気なころは、私ごとき遠く遠く及ばないながらも、
    立田氏に一歩でも近づかんと、単独で山に入った時期もありましたね。
    今でももちろんそうですが、これからもずぅ~うっと、生涯憧れの山ヤであり続けるでしょう。

    この『登山史の森へ』と言う本は、日本登山史の中の『こぼれ話』的な部分にスポットライトを当てる感じで書かれています。
    私は登山に目覚めた少年の頃、学校はもちろん市の図書館にも出かけて行って諸々読みあさっていたので、馴染みのある方々の名前も沢山出て来ますが、ごく最近のブームに乗って山を始めた方はもちろん、結構なベテランの御仁も興味深く読めると思います。

    著者はエッセイストの『遠藤甲太』氏。
    自身もクライマーとして活躍されたことでも知られます。
    各項とも短編で、テンポよく軽妙に書かれています。
    『星新一』のショートショート小説を読む感覚で、ドシドシ読み進められるのがいいですね。

    立田氏のことが収録されたもう一冊
    『山書散策』
    はのちほど紹介したいと思います。
    ・・・本当は非売品の追悼集を読みたいのですが、部外者極まりない私にとっては恐れ多いことなので、ここはグッと我慢のしどころではあります。

    こちらは立田氏のことを知る方によるサイトで、その人となりが詳しく書かれています。
    管理人のお名前を拝見して『おぉっ!』と思った方は『通』な方ですね。

    天才岳人 立田實の想い出

    私ごときが紹介して良いものかと悩みましたが、トップページ に『リンクフリー』とありましたので、誠に勝手ながら謹んで紹介させていただきました。

    他、ヤマレコにも、改めてその凄さを物語るレポがありましたので、紹介させていただきます。

    厳冬の知床岳55年前に単独20日間の往復登頂(ヤマレコより)

    実際に山に登ることはもちろん楽しいですが、書物を読んで見識を広げたり、山々に思いをはせるのも、これまた何とも楽しいですよね。
    だから山はやめられない。

    ロックンロール。





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