『それいいな!』の山道具

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    mountain dax - 4本爪アイゼン

    今回はあると微妙に役立つアイテム

    『マウンテンダックス4本爪アイゼン

    のご紹介です。

    私的にはこの4本爪、あるシチュエーションで大変重宝しています。
    っつーか、その時専用的な使い方です。
    そ。
    タイヤで踏み固められた凍った林道歩きですね。
    最適な例は『美濃戸口~美濃戸』です。
    あそこ、何も着けてない状態で気を抜いて歩くとコケます。
    一度、下山時に大衆の面前でバーターッと派手にコケました。

    ま、コケないようにするにはアイゼンを着ければいいわけです。
    半数の方は12本爪を着けて歩いてますが、12本爪って結構疲れるので、
    私は本当に必要な場面以外では着けないようにしています。
    次に多いのは最近はやりの『チェーンスパイク』ですね。
    足裏全体が滑らないので、初心者にはいいアイテムだと思います。
    私が土踏まずに着けるタイプの4本爪にした理由は、
    これが一番軽量コンパクトだからですね。
    もちろん爪先で『蹴るように』歩けば『ズルッ』と行きますが、これは『山歩き』の歩き方の基本からズレていると言うことです。『山歩き用』の歩き方、すなわち『フラットフッティング』で歩くと、このタイプでも滑らないので、正しい足運びのいい指標にもなるのではないかと思います。

    ダックス4本爪01
    ダックス4本爪02
    こんな単純な作りですが、しっかり工夫されていて、しかも前後左右があります。

    んでは、
    何故数あるメーカーから『マウンテンダックス』のを選んだのかと言いますと、
    横に出ている部分がチェーンなので、靴幅が狭くても広くてもジャストフィットで対応できると言うことですね。

    モンベル・コンパクト・スノースパイク
    モンベル・コンパクト・スノースパイク

    このタイプだと横幅が固定されているので、靴幅がこれ以内に収まる靴しか対応できません。

    モンベル・シングルフィット
    モンベル・シングルフィット

    これは横幅はジャストフィットを望めますが、かかと側にもストラップがあった方が安定します。

    その他にもダックスを選んだ理由があるので述べて行きます。

    ダックス4本爪03
    装着すると『前傾き』になり、歩きやすい工夫がされています。
    これが微妙に具合が良くて好きな部分です。

    これは軽登山靴なので、爪が1.5cmほど靴底から出っ張っていますが、登山靴ですと1cm弱しか出ません。
    オマケに軽いので、何も着けてない時と同じような感覚で歩けます。
    要は疲れにくいと言うことですね。
    出っ張りが1cm以下でも十分にグリップは利くので、よほど下手な歩き方をしてない限りコケなくて済みます。

    ダックス4本爪04
    実測で195g。
    大きく見えますが、ワイヤーなので折り畳むと半分ほどになります。

    だいたい、チェーンスパイクより100gほど軽くて済むし、フラットフッティングの確認にもなると思うので、初心者ほどおすすめしたいアイテムですね。

    ここでひとつ。
    アイゼンを装着する状況について。
    アイゼンは『氷に対して』着けるものです。
    積もりたての雪に対して着けるものではありません。

    例えば、テン場なり小屋を出て、稜線に向かって歩いて行く場合などでは、最初から着けて行ってもいいと思います。
    稜線が氷化してることが多いからですね。
    関東南部の山で、5cmほど新雪が積もったような状況でアイゼンを着けている人を良く見かけますが、これはもう歩きにくいだけです。
    雪を見るとアイゼンを着けたがる人もいますが、
    『近い人(親しい人)』には、指示を出すまで着けるなと言っています。
    初心者でも『かなりの部分』足の置き方ひとつで『滑る滑らない』は解決できます。
    アイゼンに限らず、そうやって初心者のちょっとしたことを『引き上げて行く』ことも、私たちの大切な役目と思って、残りの山人生を過ごして行きたいと思っています。


    ろっくんろーる。







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    | 冬山系 | 17:55 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

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