『それいいな!』の山道具

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    結露

    今回は『結露』についてのうんちくです。

    寒くなる季節がら、テントツェルトの『結露』が気になる方が多いらしく
    テント 結露』『ツェルト 結露
    のキーワードでのアクセスが増えてますので、ここらで一発と。

    私もみなさんと同じく『結露』の経験は大ありで、少年の頃、友達のナイロンシングルウォールのテントだった頃は『テント結露する物』と思ってました。
    テントの壁と床の境目に、タオルや新聞紙でもって床に水が流れて来ないようにしてました。
    ん?壁ですか?
    触れないようにするのみ。
    ・・・でした。
    っと、思い出話はこのくらいにして本題本題っと。

    えー。
    シングルウォールテントツェルト泊の場合、結露しないのは暖かい時期の天気のいい時だけだと思った方がいいかもしれません。
    結露の理由は『テントのうんちく』で書いたように

    single.png

    こーゆー理由からです。

    『透湿性』のある生地(ゴアテックスなど)でできたテントなら結露しないのでは?
    と、思われている方が大半のようですが、ゴアのツェルトでさえも勤労感謝の日にはバッチリ結露しましたので『PUコーティング』くらいでは寒い季節にはほぼ役に立ちません。

    えー。
    典型的な結露の動画です。



    シングルウォールの場合は必ずこうなります。
    まあ、これはPU透湿コーティングのツェルトですね。
    ゴアならほんの少しだけマシですが似たようなものです。

    先にイラストで述べました通り『透湿生地』は『結露しにくい』だけであって、これからの寒い季節に生地の性能のみで防ぐのは難しいかと。
    じゃーどうすればいいのか?

    ♪ ついてないどうすりゃいいのさ LADY ♪
     ~ Lucky Chanceをもう一度(C-C-B)~

    って歌うより『換気』ですよ『換気』!

    ちょっとだけ想像力を働かせて下さい。
    生地からジワジワと湿気を透過させるより『換気口』でドーッと出した方が明らかに早いのです。

    ん?寒い?
    最近では改善された模様ですが『透湿性の生地』は通気性が乏しく『酸欠』の危険性が高いので、否(いや)が応にも開けとかなきゃいけないわけです。
    つーか、ダブルウォールのテントでも同じです。

    ここで言っているのは『換気口レベル』の換気です。厳冬期に入口フルオープンなどではありません。
    何事も程度の問題です。

    国産テントは煙突状のベンチレータが申し訳ていどに付いている場合が多く、雨の時など『ペシャッ』となって『いまいち感』がありますが、海外メーカーのテントは上手く空気が取り入れられるようにベンチレータの『形状』や『位置』が工夫されていてグッドです。
    『Mountain Hardwear EV2』は4シーズン&高所登山用シングルウォールの代表的なテントです。
    透湿生地に加え、ベンチレータが機能的です。
    おまけに『超カッコいい!』






    でもシングルウォールの場合は、上手く換気できたとしてもある程度の結露は仕方ありません。寒い時期、ルートに余裕がある時はフライのあるダブルウォールを選択するのが一番少ないかと。

    ・・・とは言え、特に冬の場合は・・・
    気温、湿度、料理の時間&内容・・・などなど、様々な要素がからんで、結露の多い少ない、有無がまちまちです。
    よって『テントとは結露するもの』と言うことで、頭の中を整理した方が早いでしょうね。

    では最後にもう一度『結露』予防は『換気』にて!

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    | 知っ得! | 10:40 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

    COMMENT

    おぉ~!

    目目連さん、こんばんわ

    記事を拝見させて頂きました。
    このテントは、本当にカッコいぃ~ですねぇ☆

    コレ欲し~です!
    しかし8万ですかぁ~
    今は、チョット手がでないですぅ~~

    ただ今後の為、参考にさせて頂きます。
    ありがとうございます。

    | オニオン/ | 2012/11/06 22:46 | URL |

    Re: おぉ~!

    オニオンさん

    コメントありがとうございます。
    この『Mountain Hardware EV2』は超カッコイイですが、機能・重量的にも私が欲する『Hilleberg Jannu』の方が上です。(2人用として)
    やっぱしダブルウォール構造なので、結露の問題はほぼ無いです。

    誰かと2人で山に行くのならこれらのテントでいいですが、単独のテント泊ならソロ用の方がいいです。
    女性なら体も小さいですし。
    私の『Hilleberg Soulo』は素晴らしく強いテントですが、その分重くなりますので、冬の3000m級の稜線に行かない限りは、『Hilleberg Akto』がいいと思います。1.5kgくらいなので。
    とは言え、よほど過酷な場所でない限り『Akto』は厳冬期にも十分対応でき一押しです。

    他にも1kgくらいのソロテントはありますが、今度は逆に強度的な問題がでてきます。

    っと言うわけで、
    来季は『Hilleberg Akto』を検討中です。
    ・・・でも『Jannu』が欲しい・・・。

    | 目目連 | 2012/11/07 10:55 | URL | >> EDIT















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