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    『それいいな!』の山道具

    ~ 登山人生でめぐり会えた全ての道具たちに捧ぐ ~

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    恵まれない登山 ~本当の意味のウルトラライト登山

    えー。
    最近また『恵まれない登山』と言いますか、切り詰めた『不便さ』を楽しんでいます。
    以前なんか、ビビィサックに入って、その辺に『ゴロン』と星を仰ぎながら夜を明かすこともありました。
    予報ではこれから暖かい日が続くと言うことで、今回はこれからの季節に行うことが多くなるスタイルについてお話したいと思います。

    Bivyイメージ
    Amazonから引用したビビィのイメージ。
    さわやか。

    欠かせない装備としましては『食べるもの』『火器』『寝る場所』ですね。
    それぞれについて述べて行きます。

    1.『食べるもの』
    最近は『フリーズドライ』製品が発達していますので、このおかげでウルトラライト登山が急速に一般化されて来たんだと思います。
    もうその種類たるやよりどりみどりです。
    どーぞ、お好きな物をお選びください。
    これに関しては言うこと無しです。


    2.『火器』
    一番軽いのは『アルコールストーブ』です。

    エバニュー・チタンアルコールバーナー
    私のエバニュー・チタンアルコールストーブ。34g

    ただ、気温が-10℃くらいを下回ると本燃焼が厳しいので、季節や場所を選ぶことになります。
    冬の南関東ですと、ツェルト内なら何とか行けます。
    『故障しない』のは強みですし、非常用として持つのもいいと思います。

    軽さと実用のバランスが取れていておススメなのは、
    最近いいものが出て来た『超小型ガスストーブ』です。

    プリムス・フェムトストーブ
    プリムス・115フェムトストーブ。57g

    SOTOマイクロレギュレーターストーブ
    SOTO・マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター。60g

    カートリッジが微妙に大きいですが、本体は小型化が進んでいます。
    『プリムス・115フェムトストーブ』なんか、何と57gしかありません。
    フェムトですよフェムト。
    ミリ → マイクロ → ナノ → ピコ → フェムト
    ですからね。
    そのうち、アト、ゼプト、ヨクトなんて出てくるかもしれませんね。
    『SOTO・マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター』も60gと負けていません。こちらは着火器付です。

    ※中華製のが1,000円台でありますが、炎が片寄ったり、カートリッジと合わなかったりといいこと無いようです。

    商品詳細は・・・
    エバニュー・チタンアルコールストーブのページ
    プリムス・115フェムトストーブのページ
    SOTO・マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスターのページ
    をどぞ。


    3.『寝る場所』
    うんちくの前に、雨が予想される場合は必ず『テント』を持って行くべきです。
    もしくは『濡れる覚悟』で臨んでくださいね。
    では、一番選択範囲の広い『寝る場所』を、切り詰めの度合いごとに述べて行きましょう。

    その1 ~ビビィサック

    Integral Designs eVent Overbag カスタマイズその1
    私のシュラフカバー兼ビビィサック。

    ビビィサックは『一回り大きい』シュラフカバーのようなものです。
    使い方は至ってシンプル。
    中にシュラフを仕込んで入るだけです。
    靴や荷物はエムシェルターなどに包んで外に置きます。
    星を仰ぎながら、または動物とこんばんはすることもあるかもしれません。
    ほぼむき出しでの野宿ですね。
    とても気持ちがいいです。


    その2 ~ストックシェルター

    ストックシェルター
    シンプルであることは美しいと思います。
    重量: 270g
    素材: 15Dナイロンリップストップ・PUコーティング(耐水圧1,000mm、透湿量8,000g)

    これは荷物を中に入れれるだけで、基本ビビィサックと変わらないです。
    中での方向転換もかなり難しいし、着替えも厳しいです。
    寝るだけと思った方がいいです。
    でもその全てを切り捨てた潔さが魅力で人気です。
    エキスパート向けですね。

    商品詳細は『ヘリテイジ・ストックシェルターのページ』をどぞ。


    その3 ~Light & Easy Shelter Dx (L&Eシェルター・デラックス)

    L&E-Shelter Dx04
    私の愛用のL&Eシェルター。
    私のは前のバージョン。360g

    L&E-Shelter Dx new
    ニューバージョン。換気口と色が変更されてますね。
    重量: 335g
    素材: 20Dナイロン・リップストップ(国産・特注)PUコーティング 耐水圧1700mm、透湿7500g

    これは独特なシェルターで、ストックシェルターよりは広いけどツェルトよりは狭い。しかし、虫対策、前室?など『あったら嬉しいアイデア』が加わっています。
    私がこれを買った理由は、ウルトラライトシェルターの『完成形』だと思ったからですね。
    たった350gで非常にコンパクトなおかげで、30L以下のザックでの自前の泊まりの登山が可能になります。
    詳しくは以前のレポ『Light & Easy Shelter Dx - L&Eシェルター・デラックス~使用レポ』をご覧ください。

    商品詳細は『Juza Field Gear・Light & Easy Shelter Dxのページ』をどぞ。


    その3 ~ツェルト

    ファイントラック・ツェルト2ロング
    一番人気、ファイントラック・ツエルト2ロング。
    重量: 340g
    素材: 15Dナイロンリップストップ、PUコーティング。耐水圧1000m 透湿7500g

    ツェルトを張る・・・これが一番一般的と言うか、ウルトラライトの基本的なものでしょうね。
    まあ、私が言わずとも広く知れ渡っている通りで、その軽さと引き換えに中は最低限の空間です。
    ただ、方向転換や着替えは何とかできる広さはあります。
    季節によりますが、換気口から虫が飛び込んできます。
    雨が降ると、床の合わせ部分から浸水してきます。その量たるや結露うんぬんの比ではありません。
    朝になると、何故かヨレヨレになっているのも承知の通りです。
    ま、これも含めての『ツェルト泊』なのです。

    ブロ友の『文岳(ふみたけ)さん』の説明『ツエルトの選び方(居住性/軽量性)』がわかりやすいです。

    商品詳細は・・・
    ファイントラック・ツエルト2ロングのページ
    Juza Field Gear・ツェルト・プラスのページ
    をどぞ。


    その4 ~ドーム型自立式ツェルト(シェルター)

    ヘリテイジ・クロスオーバードーム
    人気上昇中の『HERITAGE Crossover Dome』
    重量: 700g
    素材: 15Dナイロンリップストップ・PUコーティング(耐水圧1,000mm、透湿量8,000g)

    モンベル・ULドームシェルター
    定番!モンベル・U.L.ドームシェルター
    重量: 760g
    素材: 15デニールナイロン・リップストップ 耐水圧600mmウレタン・コーティング

    まず注意して欲しいのは、見た目がほぼテントですが『全然違う』と言うことです。
    生活空間的には最も余裕があり、方向転換はもちろん着替えなども十分にでき、広さに関してはテントと遜色ありません。
    ただ、暴風、豪雨、降雪に耐える強度はありません。
    テントと勘違いして使用すると『( ̄□ ̄|||) ガーン!!。こ、こんなはずじゃ』と、現場で慌てることになってしまいます。
    『好条件下』で最も使いやすいことは間違いないですね。
    その分、値段と重量がかさみます。
    上記3種のシェルターの2倍以上の重量があるので、微妙にウルトラライトとは言えませんが、その微妙さが微妙に丁度いいのかもしれません。

    商品詳細は・・・
    ヘリテイジ・クロスオーバードームのページのページ
    モンベル・U.L.ドームシェルター(新型)のページ
    をどぞ。

    最後に。
    くどいようですが、これらは全ては『テントじゃない』ですからね。
    270~750g程度で、風雨に強く、結露もせず、中は広く快適なんて、
    んーな 『夢のような話し』 はありえないです。
    その辺も各メーカーのページにちゃ~~~んと明記されています。
    軽さと快適さは反比例します。
    軽ければ軽いほど不便です。
    つーかー、ふつーに、ふつーーに考えりゃわかるでしょうに。
    と、『わかってない人』のネットショップの商品レビュー(恨み節)を見ながら思いました。
    人気の『ヘリテイジ・クロスオーバードーム』や『モンベル・U.L.ドームシェルター』もよほど条件が良くない限りもちろん結露します。
    どのシェルターも、雨の日は結露なんだか雨漏りなんだかわからないくらい濡れが生じます。
    内部の濡れが生じないものは今のところ存在しません
    この辺が受け入れられない人は、最低でも『ゴア』なり『ダブルウォール』なりの、ちゃんとした『テント』を持って行きましょう。
    私が勝手に制限してはメーカーに苦情を言われそうですが、ツェルト泊を経験して無い人や、もしくは切り詰める『覚悟のできてない人』は、これらの超軽量シェルター類は無理だと思いますので、買う前によくよくご検討ください。
    切り詰め具合で並べた理由は、ご自分の『許容範囲』を見極める参考なればと思った次第です。

    ま、こう言うのもひっくるめて『不便さ』や『物悲しさ』を楽しめるのが『ウルトラライト登山』なんでしょうね。


    ろっくんろーる。


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    | ウルトラライト(軽量化) | 17:29 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

    COMMENT

    目目連さん
    こんにちわ♪
    トップのビビィの写真素敵ですね!
    究極に軽くしようとしたらツウェルトなんでしょうが
    雨が降ったらと思うとちょっと怖いです。
    私はまだツウェルト泊した事無いです!
    色々とあるんですね。

    | えれぇこった2号 | 2018/03/10 07:36 | URL |

    Re: タイトルなし

    奥方。

    毎度どもっす!

    アマゾンのビビィをあれこれ見てて、いいなと思って載せました。
    実際にやるとあんな感じです。
    何より目を開けると満点の星空なのが最高です。

    ツエルト泊は経験しておくのもいいと思います。
    hiroさんはその辺りも良く知っておられるので、色々と役立つ話が聞けると思います。
    不便さが楽しいですよ。

    | 目目連 | 2018/03/10 08:54 | URL |

    目目連先輩、こんにちわ!

    ごろ寝スタイル、最高ですね!
    昨年から本格的に沢に入ってからそのスタイルです。

    軽量化すれば不便さが増すのは必然ですが、
    あるもので対応する柔軟性を養えて良いかもしれませんね。

    私も含めて新人類の山屋は良いアイテムに頼り過ぎてるかも。
    道具のスペックに頼り過ぎていざとゆう時が怖いですね。
    なので、最近は出来るだけ最低限の装備で登るようにしています。
    不便なのも楽しんでしまえば良い山になりますものね^^

    | RED EYE | 2018/03/14 13:22 | URL |

    Re: タイトルなし

    RED EYEさん

    毎度どもっす!

    ごろ寝スタイル、最近はご無沙汰ですが以前は良くやってました。
    まず予報を確認して、降らなそうな時はこれが一番気持ちいいです。

    > 軽量化すれば不便さが増すのは必然ですが、
    > あるもので対応する柔軟性を養えて良いかもしれませんね。

    それそれそれです。
    そうやってレベルアップするんですよね。

    > なので、最近は出来るだけ最低限の装備で登るようにしています。
    > 不便なのも楽しんでしまえば良い山になりますものね^^

    最近の人って『スーパー山道具』みたいなのを求めてるんですよね。
    私のブログにも『結露しないツェルト』『ツェルト 結露』なんてキーワードでお見えになる方がしょっちゅういます。
    山の中に『下界』の便利さを持ちこもうとする人が大多数に思います。

    ま、それはそれとして、RED EYEさんも私も山の本来の醍醐味を味わって行きましょう。

    | 目目連 | 2018/03/14 19:33 | URL |















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