『それいいな!』の山道具

    ~ 登山人生でめぐり会えた全ての道具たちに捧ぐ ~

    << PREV | PAGE-SELECT | NEXT >>

    >> EDIT

    冬山登山に向けて~ 準備は万全ですか?

    えー。
    本格的冬山シーズンに向けて、注意点と言うか生きて帰る最低限の知識として、ぜひとも頭に入れておいて欲しいなと思いましてレポいたします。

    非常用3点セットの記事(~その1 ~その2)でちょっとだけ触れましたが、
    死なないためのキーワードを3つ。

    『風を避けれる場所』 『シェルター』 『食料!』

    その1~『風を避けれる場所』

    吹雪などで、どうしても動きがとれなくなった時は、下手に動き回って体力を消耗する前に、覚悟を決めて『風を避けれる場所』を探しましょう。
    雪崩や滑落の危険性の無い場所なのは言うまでもありません。

    ツェルトザックを見直せ』 立山大量遭難のおはなし

    こちらの遭難は、稜線上の吹きっさらしで力尽きていました。ほんの10mでも稜線から外れて風を避けれてたらと思います。
    しつこいようですが、稜線を外す場合は注意が必要ですので『ヤバくなる前』の『ヤバそうだ』の時に安全な場所を探すようにしましょうね。

    その2~『シェルター

    シェルター』で『風を避けれる場所』を作るってのもありですが、『吹きっさらし』でシェルターをかぶるのと、『風を避けれる場所』でシェルターをかぶるのでは、これまた大違いです。
    安全な場所でシェルターに入ったら、持っている『衣類を全て』着込みましょう。
    シェルターはいわゆる伝統的な『ツェルト』と、最近その避難スピードと使いやすさで広まって来た、『Em-Shelter』や『テラノバ・ブーシー』などの『Bothy』タイプがあります。
    余談ではありますが『Bothy』は『bɔθi (ボシー、ボーシー)』と呼ぶのが正しい。
    誰だ『ブーシー』なんて田舎のおっさんみたいな表記をしたのは。もし『ブー』だったら『Boothy』オーが重なるだろ!変な呼び名が定着しちゃったじゃないか!
    そう言うわけで、いずれかは必ず持参の上、入山するようにしましょう。

    『山に必ず持って行くもの』的な一覧を書いている方をたくさん見かけますが、『ツェルト(シェルター)』が入って無い書き込みは、即、パスして頂いて結構だと思います。信用ゼロです。

    『シェルターまでお金が回らない』など『はあ?』的な発言をされる方は、冬山は諦めましょう。脳天気な発言がまかり通るほど『生ぬるい世界』ではありません。
    言葉がキツくなってしまいましたが、それでも足りないほどシビアな世界です。


    私の愛用は、この『Em-Shelter』です。

    その3~『食料!』

    有名な『加藤文太郎の単独行』によれば、しっかりと食べ物を摂っていれば、寒くても死なないと言うことです。
    今とは違って物が無かった時代の話なので、私のような『下手なアイテム紹介』よりずっと重みがありますね。

    『食料 = 体の熱源』です。

    私のポケットには『チューブ入り練乳』と『ピーナッツバターのクッキー(自作・まずい)』が入ってます。
    両方とも食べると喉が渇く難点がありますが、熱源としてはいいなと思っています。
    チョコやカロリーメイトなどでも十分です。小さくて高カロリーの物を『身につけて』おきましょう。ザックの中ではありません。

    んで、私が『非常用3点セット』で持ち歩いている『アルコールストーブ』は鬼に金棒の『金棒』の部分ですね。
    ただツェルトだと、足元やザックの下に巻き込んでヒラヒラしないようにして、中で傘をさしたりと空間づくりがとても面倒なので、ストーブを使う場合は『エム・シェルター』の方が空間の確保が容易です。
    私のポッケの中身のようなものより、余裕があれば『温かい食べ物』を摂った方が格段にいいのは言うまでもありません。

    ・・・。
    何はともあれ『キーワード以前の問題』として、事前に天気予報・天気図と相談して、山に入ることが重要です。

    予定>オシャレ>・・・命

    よって冬山に限って言えば、私は20数年前の大学生時代に、立山で1度だけヤバい思いをしただけです。
    それ以降は、天候を読んで山に入るし(当然だ!)、予想外に悪天の時はテントを出ないか、とっとと下山しますので、充実した楽しい冬山ライフを送っています。

    まあ、偉そうに書きましたが、人によって色々な見解があると思います。
    このレポの私の思いはひとつ『みんな無事に帰って来て欲しい』それだけですね。

    冬山に入る前に必ず目を通しておいて欲しいサイトがあります。

    登山者はこうして遭難する ~山岳遭難事例から学ぶ安全対策~

    遭難しないため、した時の行動などなど詳細に書かれています。
    場面を想像しながら、しっかり頭に入れましょうね。

    もう、遭難のニュースは見たくありません。
    『何でこんな日に行くんだよー』
    と言う言葉を発したくありません。

    どうかこのレポをお読みになっているみなさん、他人ごとではなく自分のこととして、しっかり胸に留めておいてください。
    勇者たち(救助隊員)の命を危険にさらさないでください。

    思い出を胸いっぱい、美しい景色をメモリーカードいっぱいにして、笑顔で帰って来ましょう!










    関連記事
    スポンサーサイト

    | ☆ ~死にたくなければ~ ☆ | 09:01 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

    COMMENT

    こんばんは、目目連さん。

    冬山の心得、目目蓮さんの、笑顔で無事に山から帰ってきてほしいという思いが、よく伝わってきます。
    本当に、無事が一番。
    十分に気をつけたいと思います。

    ところで、文中にありました目目連さん自作のピーナッツバターのクッキー、美味しそうなのでレシピなど教えていただけませんでしょうか?
    以前山でお話したおじ様も、『冬山にはピーナツバターを塗ったパンを持っていく。食べると身体がぽかぽかだ!』と仰っていましたし。
    よろしくお願いします!(^^

    | 悠 | 2013/12/08 20:35 | URL |

    Re: タイトルなし

    悠さん

    > 冬山の心得、目目蓮さんの、笑顔で無事に山から帰ってきてほしいという思いが、よく伝わってきます。

    一番伝わって欲しい部分が伝わってホッとしています。
    冬は『危ない思いをする ≒ あの世行き』の確率が非常に高いですからね。
    とにかく『風を避ける』ことですね。

    > ところで、文中にありました目目連さん自作のピーナッツバターのクッキー、美味しそうなのでレシピなど教えていただけませんでしょうか?

    んー。
    レシピと言うたいそうなものではありませんよ。
    小麦粉にピーナッツバターを入れると言うよりは、ピーナッツバターに小麦粉を入れる感じです。
    あとは好みで砂糖の量を加減して、生地をゆるくしたい場合は牛乳でのばす感じです。
    クッキーと書きましたが、クッキーだかパンケーキだかわからない得体のしれないものが焼き上がります。
    私のは美味しいものではありませんね。工夫して少しでも美味しいものを焼いてくださいね。
    しっかし、喉が渇きますね。
    非常時のため、邪魔にならない程度ポケットの中に入れておいてください。
    無事に下山すれば、車中なり家に帰ってなり食べちゃいましょう。

    ちなみに温かい時期は、ピーナッツバターを瓶ごと持って行ってスプーンで食べてます。
    私は体が大きいので、並みの食料ではカロリー不足に耐えれません。
    悠さんは女性なので、そこまでは行かないと思います。

    | 目目連 | 2013/12/08 21:39 | URL | >> EDIT

    ありがとうございます。

    目目連さん、こんばんわ

    毎回、警告して頂いてありがとうございます。
    一読させて頂きました。

    今シーズンは、いよいよ雪のある山に登山してみたいと思います。
    必要な装備を揃えて、無理の無いようにしたいと思います。

    | オニオン/ | 2013/12/09 00:43 | URL |

    Re: ありがとうございます。

    オニオン/さん

    ついに始めますかー。
    と言っても、オニオン/さんはスノボで慣らしてるので、雪山自体の経験は豊富ですよね。

    取っ付きは『入山者が多い山』からがいいと思います。
    駐車場なんかは苦労するかもしれませんが、まわりの人の見よう見まねで感覚がつかめてくると思います。

    レベルアップを楽しみにしています。
    がんばってください。

    | 目目連 | 2013/12/09 21:44 | URL | >> EDIT















    非公開コメント:

    TRACKBACK URL

    http://mtngoods.blog.fc2.com/tb.php/54-413ff81b

    TRACKBACK

    << PREV | PAGE-SELECT | NEXT >>