『それいいな!』の山道具

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    この山なみのこえ ~遭難をなくそう

    えー。
    この本は、私が登山を始めた中学生の頃に読んだ本です。
    中学校の図書館か、市の図書館から借りて読んだ記憶があります。
    昭和30年代の本で、内容はタイトルにある通り『遭難』に関するものがメインです。

    この山なみのこえ

    井上靖の小説『氷壁』の題材となった、かの有名な『ナイロンザイル事件』も収録されています。
    そうです。
    パノラマコース(新村橋~屏風のコル~涸沢)に石碑のある遭難ですね。

    オロク(遺体)の写真もいくつか掲載されてますが、どれもオロクシート(遺体収容袋)に梱包されていますので、胆の小さい方でも心配ないです。
    大学山岳部の記事には、明大時代の『植村直己氏』が、ひとりの山岳部員として、名前だけちょっとでてきます。

    どれをとっても古い内容ですが、この頃に書かれた本の方が、内容に重みがあって自分の登山の戒めになる気がします。
    登山はその性質上『死と隣り合わせ』と言うことを常に肝に銘じておくべきなので、昔の本は重みがあって好きなので良く読みます。
    華やかな部分だけでは済まない場合も多々ありますので、山に入る都度、自分を戒めることは大切だと思います。

    この本は『信濃毎日新聞社編』ですので『長野県版』です。
    っと言うことは・・・。
    そー。
    『群馬県版』『富山県版』があると言うことですね。

    この山シリーズ
    他の2版は、期を見てアップしますので、おっ楽しみに―。


    激安です。

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    | 読・み・も・の | 14:05 | comments:16 | trackbacks:0 | TOP↑

    COMMENT

    ご紹介ありがとうございます。
    この手の書籍は非常に興味があり今まで何冊か読みました。
    雑誌掲載で遭難事例があると必ず購入してしまいます。
    自分が良く知る山域での遭難事例だと地形図片手に文字を追いかけ
    てます(笑) 早速Amazonで検索しましたら中古本がありましたので購入しました。いま読んでいる遭難ドキュメントを読み終えたら
    ゆっくり読んでみようと思います。

    | 登山 好人 | 2014/04/15 22:19 | URL | >> EDIT

    その昔

    こんにちは!

    考えさせられますね

    昔は登山をする人の意識や経験値、
    能力は現在より長けていた気がします

    当時の遭難は不可抗力的な事象が多く
    山に入る人たちは誰もが入念な準備を怠らずに
    それでも事故に遭いましたね

    現在はどうでしょうか?
    山との向き合い方が安易すぎる気がします
    交通も便利になり道具にも助けられてルートも整備されている
    それでも遭難する

    そこには登山者が至らないだけではなく
    山を抱える自治体やコミュニティー、登山界のあり方が
    起因していると感じます

    登山をする人たちは
    山の最もダークな部分を見てほしい
    その上で山に入ってほしいと感じますよ

    | てくてくB | 2014/04/16 16:01 | URL |

    Re: タイトルなし

    好人さん

    お久しぶりです。
    遭難のレポを読み進めていくと『ここか』と言う、生死を分けるポイントがありますよね。
    全部頭に入れることはできませんが、一つでも多く自分の戒めとして押さえておく必要があると思います。

    入手されたとのことで、良かったと思います。
    なぜ?と言われても答えられないのですが、昔の書物の方が内容に重みがあると思います。

    古い本は結構持っています。
    少しずつ紹介していくので楽しみにしていてくださいね。

    | 目目連 | 2014/04/16 19:54 | URL | >> EDIT

    Re: その昔

    てくてくBさん

    お久しぶりです。

    おっしゃる通りです!
    自分の周囲を見ても激しく痛感させられます。
    『あのねー』と言えば、逆に骨董品扱いですからね。

    雑誌なども『儲け主義』になっているせいか、華やかな部分を強調している気がします。
    つられて山を始める人が増えたせいか、テン場や小屋でのマナーも年々低下してる気がしますしね。

    華やかな部分と同じかそれ以上、ダークな部分をしっかり知って山に入って欲しいですね。
    てくてくBさん同様、声を大にして言いたいです。

    | 目目連 | 2014/04/16 20:05 | URL | >> EDIT

    今度読んでみます

    目目連さん、こんばんは。
    遭難ですか。奥多摩中心の自分でもヒヤッとすることは
    ありました。本当は一人で歩くのも良くないのでしょう
    が。
    一度読んでみようと思います、この本。もしかしたら自
    分の歩き方にも影響が出てくるかもしれませんし、やは
    り山は楽しいものでありたいですし、そのためにもいろ
    いろな角度から勉強はしたいですね。

    | fugeedash | 2014/04/16 21:41 | URL |

    こんばんは。ご無沙汰しております。

    遭難事例を紹介した本というと、金邦夫さんの「奥多摩登山考」と「山岳救助隊日誌」を読んだことがあります。どちらも自分が普段歩いている奥多摩地域の遭難事例が多く紹介された本ですが、以前事故のあった現場を通る時は身が引き締まる思いがします。必要以上に意識しすぎるのはよくないかもしれませんが、やはり知らないよりは知っておくほうがいいんじゃないかと思います。

    こちらの書籍も入手する機会があったら是非読ませていただきます。引き続き、このような書籍についてご紹介いただければ幸甚です。

    | 徒骨亭 | 2014/04/16 23:31 | URL | >> EDIT

    こんばんは、目目連さん。
    もう、こういう大事な事はどんどん、発信してください!

    私も、『ドキュメント道迷い遭難』とか『金副隊長の山岳救助隊日誌』等の遭難関係本や特集を組んだ雑誌が、枕元に所狭しと並んでいます(^^;

    悲惨な遭難事故や安易な救助要請の話などを読むと、気持ちが引き締まって、よりいっそう安全登山を心掛けるというものです。

    私はまだまだ初心者のようなものですが、初心だけは忘れずにいたいと思います。
    すなわち、『生きて無事に帰る!』
    これに尽きますね~(^^;

    | 悠 | 2014/04/17 00:11 | URL |

    Re: 今度読んでみます

    fugeedashさん

    > 山は楽しいものでありたいですし、そのためにもいろ
    > いろな角度から勉強はしたいですね。

    楽しくするも、苦しくするも、命を危険にさらすも、その人次第になってしまいますね。
    そのためにも、おっしゃる通り、色々な角度からの勉強は不可欠ですね。
    どんなに勉強しても、し足りないのが山ですが、積み重ねがある分だけ危険は避けやすいと思います。

    内容は古いですが、オロクの写真もしっかり心に焼きつけて、そうならないようにしたいと思っています。
    ぜひ読んでみてください。

    | 目目連 | 2014/04/17 20:13 | URL | >> EDIT

    Re: タイトルなし

    徒骨亭さん

    お久しぶりです。
    遭難関連の本は最近良く見かけるようになりましたが、時代が新しくなるにつれ、写真や文章の表現が『当たり障りの無い』ものになってしまって、いまひとつ重みに欠ける気がします。

    ぜひ3冊とも読んでいただければ、今後の登山に大きなプラスになると思います。

    | 目目連 | 2014/04/17 20:17 | URL | >> EDIT

    Re: タイトルなし

    悠さん

    私の持っているこれらの3冊は、古いだけに内容がストレートです。
    遭難者の名前や住所を始め、今なら『x』なものまで記載されています。
    女性の方はすこし覚悟が要りますが、入手されて読んでみることをおすすめします。
    群馬県版はあまりにも有名な話が克明に載っていますので、入手が難しいかもしれません。

    > 私はまだまだ初心者のようなものですが、初心だけは忘れずにいたいと思います。
    > すなわち、『生きて無事に帰る!』
    > これに尽きますね~(^^;

    ですね。
    に、尽きます。
    私は山に入る時と、帰る時には必ず一礼します。
    山に対してはもちろん、ルートを切り開いてくれた方々、お亡くなりになった方々、その方々がいらっしゃったからこそ、今自分が山に登れると言うことを刻むように心がけています。

    | 目目連 | 2014/04/17 20:25 | URL | >> EDIT

    読んでみます!

    一番トップコメ者の山友達の好人さんも購入したようですね!
    僕も早速注文しました!

    てくてくBさん始め、皆さんのコメントに僕も同感です!

    僕自身も昔、唐松行き途中で吹雪に合い丸2日、3日目まで身動きが出来ず危ない思いを経験し、仲間を一人雪崩で亡くし、一人(師匠)は下半身に大きなダメージを受けてしまった経験もあり、やはり山に対してはアホして楽しんでいますが根っこでは超慎重で超怖がりでいます。

    幸いな事に無積雪期には本当の恐怖を味わった事は無いんですが、たまたま運が良かっただけだと思っています。

    自分のblogで、現在の登山者の姿勢等の内容をちょこっと辛目に書くのも皆さんと同じような気持ちからです。

    ほぼ、僕自身のボヤキですけど・・・・・・・・・・・・

    入下山時の一礼、僕も昔はやってたのに・・・・・・・・・・・・・

    目目連さんのコメで思い出しました!
    やっぱり、ここから謙虚な姿勢を大事にしたいですね。
    やったり、やらなかったりでは無く必ずやるようにする!
    一事が万事で、小さな積み上げが結果安全登山で『生きて無事に帰る』事につながっていくと再認識しました<(_ _)>

    良い本の紹介ありがとうございました。

    | bp-hiro | 2014/04/18 17:13 | URL |

    Re: 読んでみます!

    bp-hiroさん

    毎度ありがとうございます。

    > やはり山に対してはアホして楽しんでいますが根っこでは超慎重で超怖がりでいます。

    私も図体に似合わずそうです。
    と言うよりそうすべきだと思ってそうしています。

    > 幸いな事に無積雪期には本当の恐怖を味わった事は無いんですが、たまたま運が良かっただけだと思っています。

    30数年山に入って、今生きていることも『運が良かった』と思っています。
    いつ何時『運』に見放されるかわからないので、このような本でしっかり戒めています。
    山に出発する前に見るメモ(PC保存)の冒頭に

    山を畏れ、山に敬意を払い、慎重に一生懸命登ること
    山行は家に戻って終了とする 車中でも山中なり

    と書いてあります。

    私は単独が多いので、特にバリエーションに行く時は、何年経っても出発前は怖いものですね。

    | 目目連 | 2014/04/18 21:26 | URL | >> EDIT

    目目連さん

    早速、昨日オーダーした本が届きUPされてる『この山なみのこえ』から読み出しました!

    まだ半分も読めてないんですが、ほんと、そのままの内容で現在の中身の伴わない表面だけ軽量化した現在のスタイルの登山者が増えた行く末は!
    って感じですね・・・・・・・・・・・・・・

    厳冬期の穂高稜線で夏用テントを使用してしまった結果・・・・・・・
    なんて、今流行りの底無しのシェルターかタープを冬季の穂高で使って自慢げに公開してる方々が、思いもよらない天候変化に遭遇した時、同じような結果になるんだろうな!
    って思いながら読んでます。

    僕も好きな常念~蝶の稜線で起こった夏場の凍死事故もですが、山を甘く見過ぎた結果ですもんね。
    夏場の雨は気持ち良いなんて下界と2500mと同じ感覚に近い人もけっこう居てるように思います。

    キーワードは雪・岩・行程、装備を含めた安易な考えがポイントですね。

    日々通勤で読むのが自分への戒めと楽しみにもなります!
    良い本の紹介ありがとうございました<(_ _)>

    | bp-hiro | 2014/04/20 11:06 | URL |

    Re: タイトルなし

    bp-hiroさん

    おぉっ!
    早速ですね。

    私も同じようなポイントに目を付けました。
    キーワードを今風に置き換えれば、そのまま今にも通用しますからね。

    夏用テント → 底無シェルター、タープ

    『ヤッホー』的なブログが多い中で、こう言う部分を書いていくと煙たがられそうな気もします。
    それでも毎度訪れてくれる方々もいらっしゃるので、少しでもお役に立ちたいと思っています。

    お互いがんばって光も影も発信していきましょう!

    今後ともよろしくお願いいたします。

    | 目目連 | 2014/04/20 15:39 | URL | >> EDIT

    危険を忘れちゃ行けない

    なかなか年期が入った本ですね!
    古い本を読むのはとても勉強になります。今度読んでみます。

    若い人達も登山をするようになり、天気が悪くても大勢集まれば「ノリでいっちゃえー」的なこともあるのではと感じます。
    現に恥ずかしながら僕も登山を始めたばかりの一昨年はそのような山行で危険な目に会ってしまいました。
    登山は楽しいけど危険を避ける努力を怠ってはいけないということが広まるといいですよね。僕もまだまだ気をつけなければいけません。

    あとは登山ウェアの進歩も関係あるのかなと。今は安くて質のよい雨具が手に入るじゃないですか。
    なのでつい「案外行けるじゃん」と自分の能力を越えて無謀なことをしてしまうんじゃないのかなーとも思います。

    目目連さんや他のベテランの方々のブログは大変参考になります。
    自分はまだ若輩者なので経験を積んでいきたいです。シェルターも早く手に入れたいと・・・。

    最後にですが相互リンクをお願いしてもいいでしょうか。
    もしよろしければ承認お願いします(_ _)

    | K-YSD | 2014/04/21 00:43 | URL |

    Re: 危険を忘れちゃ行けない

    K-YSDさん

    コメントありがとうございます。

    > なかなか年期が入った本ですね!
    > 古い本を読むのはとても勉強になります。今度読んでみます。

    ぜひ。
    古い本の方が、内容が真に迫っていて心に突き刺さりますね。
    只今、諸々物色中です。

    > 目目連さんや他のベテランの方々のブログは大変参考になります。
    > 自分はまだ若輩者なので経験を積んでいきたいです。シェルターも早く手に入れたいと・・・。

    年季を重ねた人ほど、何度か怖い目に合っているので、シェルターの重要性は良くわかっています。
    まずは命最優先ですね。

    > 最後にですが相互リンクをお願いしてもいいでしょうか。
    > もしよろしければ承認お願いします(_ _)

    よろこんで!
    今後ともよろしくお願いします。

    | 目目連 | 2014/04/21 20:08 | URL | >> EDIT















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