『それいいな!』の山道具

    ~ 登山人生でめぐり会えた全ての道具たちに捧ぐ ~

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    目出帽(めでぼう) ~顔の防寒について

    んーと。
    前々回、前回と『頭部の防寒』アイテムのレポをあげました。
    今回はちょっとまとめ的なレポの位置づけですね。

    ま、ご存じの通り、一口に冬山と言っても、その時々のコンディションで、超快適な時もあれば鼻水ダラダラの時もあります。
    よって、その時々に合わせるのはもちろん、これからどんなシチュエーションが待ち受けているかを予測してのアイテム選びが大切になります。
    低山ハイキングと本格冬山、樹林帯歩きと稜線歩きなどですね。

    まずは分割式

    キャップ&マスク
    ホームセンターかディスカウントショップで買った、フリースキャップとネオプレーンマスク。
    両方足しても1000円くらい。
    マスクの換気口っぽいのは単なるお飾り。

    意外と応用がきくのがこの手。
    マスクは必要に応じて上げ下げすればよい。

    ネオプレーンマスクの好きなところは、マスクと顔の間に隙間ができることで変な密着感が無く、湿って凍ったりベチャベチャになっても顔にくっつかないことで不快感が少ないところです。
    それにこのマスクは鼻部分の穴が大きいので呼吸が楽です。
    ですがその分、鼻っ柱は冷えます。
    口周りの乾燥・・・、気持ちなりにくいかなと思います。
    普通の目出帽のように密着すると、肌の油分が拭き取られる感じになるのがカサカサの原因かもしれませんね。


    目出帽


    アウトドアリサーチ・ソニック・バラクラバ

    ソニック・バラクラバ01

    この目出帽の好きなところは、レポにも書いたように『首まわりスッキリ』なところと、目の部分のオープンが大きいので、容易に顔出しできます。分割式と大差なく応用がききます。
    鼻のオープンも大きく、口は生地にパンチ穴を開けたものでなく、フルオープンにメッシュを追加した形なので呼吸も楽です。
    でもやはり、呼吸が楽と言うことは、↑のマスク同様で防寒と反比例ですね。


    クライム・アークティック・バラクラバ

    Klim Arctic Balaclava01

    これは着脱が面倒なので、もうテン場から着けて行きます。
    鼻・口がフルオープンなので、呼吸は一番楽な半面、鼻っ柱はもろに冷たくなります。
    これは逆に目の部分のオープンが小さいので、ゴーグルの枠内に収まるのはいいのですが、鼻・口のカバーの上にゴーグルが乗って隙間ができるので曇ってしまいます。
    この目出帽とは『オーバーグラス』って言う、メガネの上からかけれる大きいサングラスと相性がいいので、今はその組み合わせにしています。

    AXEオーバーグラス
    『AXEオーバーサングラス』
    レンズは濃いのとうすいのがあるので、濃い方を選択。
    横部分にもレンズがあって、しっかり全体がカバーされている。
    山では普通のサングラスより使い勝手はいいと思う。

    やっぱり顔の防寒で一番の案件はゴーグルを曇らせない目出帽選びでしょうね。
    しかし、こればっかりは、顔の形とゴーグル目出帽の相性で決まるので、目出帽をした状態でゴーグルを選ぶのがいいのかなとも思います。
    店員さんには微妙な顔をされそうですね。

    意地でもゴーグルを曇らせたくない場合は、鼻を目出帽の目の部分から出してしまうと言うこともやります。
    もち、鼻っ柱は冷たいですけどね。
    鼻を優先させたい時はゴーグルを外します。
    この時、おでこ上げても、首に下げても、胸ポケットに入れてもいずれも曇ってしまうので、再度はめる場合は拭き拭きする必要があります。
    本当は、ゴーグルをつけたらつけっぱなしにしていた方が曇りにくいですね。

    ・・・。
    ・・・・・(汗)
    っと言うわけで、
    『これで完璧』的なアイテム紹介はできずに終わってしまいました。
    まだまだ工夫の余地ありです。
    っつーより、目出帽とゴーグルの進化を待つしかないのかもしれません。

    ま、顔の防寒に関しては、ひとまず継続の課題として、これからも『あーじゃない。こーじゃない。』とやって行きたいと思います。
    そのうちいいアイデアが浮かんだら続編をアップしますので少々お時間をください。

    現在、顔の防寒と同時進行で、手・足の防寒についても『あーだ。こーだ。』やっております。
    そゆことで、これまた顔同様、試行錯誤の段階ですが、次回は『手の防寒』に関しての何らかのレポを予定しています。


    よろしくベイベー。


    by カエレバ
    これ私と同じ。駄菓子レベルのお値段。

    by カエレバ



    by カエレバ
    クライムのに似たやつがファイントラックから。

    | 冬山系 | 09:25 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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    スノーショベル再考 ~新製品続々!

    えー。
    道具と言う物は各社とも日夜開発に取り組んでおりますので、
    年々『お?』と言う発見があります。

    スコップに関しては、以前レポしました『K2レスキューショベル』のような、
    『鍬形』にもなる形状がスタンダードになりつつあります。
    もち、その機能が付いている方が使いやすいです。
    値段もちょい高いくらいです。

    新旧製品を総合して『鍬形』になるジャンルの中で一番良さげなのが
    『Black Diamond Evac - ブラックダイアモンド・エバック』。
    英語の発音は『イーヴァック!』

    BD Evac01

    コレはエバック7。大きめのエバック9と言うのもある。

    何で一番良さげかと言うと、まず第一が『D型』のグリップであることです。
    D型は力が入りやすいです。
    それに左右どちらの手で掘っても真っ直ぐ握れます。
    んで、『柄が板部分に干渉しない』構造になっているので、板の表裏両面ともフラットです。

    BD Evac02

    『鉤(かぎ)型』に曲がった先端を、上向きに差すか下向きに差すかで形状を変えるアイデア構造。
    ここは良く思いついたなーと感心しております。


    英語ですがわかりやすいです。

    ま、鍬形ショベルは各社から諸々出てますので、ご自分のセンスにあったものを選んでください。

    K2レスキューショベル03
    これわたしの『K2レスキューショベル・プラス』。

    ちなみに私は『K2レスキューショベル』をすこぶる気に入っておりますので、買い替える気は毛頭ござ~せんが、まだショベルを持っていない人で、これから買おうと思っている人は『BD エバック』がファーストピックになりそうですね。
    値段もK2よりチョイ安。

    ・・・。
    え~。
    今年一年、わたくし目目連の『くだらないギャグ』にお付き合いいただき、
    誠にありがとうございました。
    来年からも、いいアイテムや、登山における注意点などをアップしていきたいと思います。
    パワーアップした『くっっだらないギャグ』共々、みなさんの楽しい登山のヒントになれば幸いです。

    良い年をお迎えください。
    来年もどうぞよろしくお願いいたします。


    羯徒毘路薫’狼琉! (かっとびロックンロール)


    by カエレバ


    by カエレバ
    これ私と同じ。

    by カエレバ


    by カエレバ


    | 冬山系 | 09:09 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

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    THERMOS - サーモス・山専ボトル

    えー。
    今回はその名も『山専』。
    サーモスが登山専用にこしらえた魔法瓶、冬山シーズンの必須アイテムのご紹介です。

    初めて『サーモス』と聞いた時に、
    ん?さーもす?
    と思った人はちょい古い人たちですね。
    昔は『テルモス』に熱いお茶を入れて・・・なんて申しておりました。
    要は『サーモス』が英語読みで『テルモス』がドイツ語読みです。
    会社自体も色々あったようですが、もうその辺はまったく興味ないので、お知りになりたい方はググれば出てくると思います。

    山専ボトル
    900mlを2本。

    山専と言うだけあって、手袋をはめていても扱いやすいように、要所要所にシリコンゴムがあしらわれています。
    ザックに縦に押し込む場合が多い私は、スムーズに突っ込めるように、いつも底の部分のゴムを取り外して使用しています。

    山専ボトルを買うまでは、象印の2Lの魔法瓶を使っていたのですが、パッキングしやすいように細身のを2本持つことにしました。
    周囲の人たちは同じ山専ボトルでも500mlを、しかも1本だけって人が多いんですよね。
    私的には信じらんないんですが、普通の人たちって500mlを1本で足りるものなんですかねー。
    うむー。わからん。
    私は900mlを2本でギリギリと言うか、雪を突っ込んで足しにしてやっとのことでしのいでいる状況です。
    正直言えばあと1本持ちたいところです。

    私的に使い勝手で『うーん』なところは、コップになる蓋を外して、中蓋をゆるめて、んで、お茶をコップに注いでーって、テン場や樹林帯などでやるのはいいんでしょうが、稜線上だとそんな余裕はありません。ラッパ飲みです。
    でも、コップにも中蓋にも『落下防止』がありませんので、気を使わなければなりません。
    よって、テン場に着くまではコップを付けてますが、アタック時はコップを外して持って行きます。
    で、ラッパ飲みしにくい構造で、出ないと思っていると一気にドバッと来ます。
    注ぎ口は2段構造なので、ひねってお茶を注ぐ部分を取って飲まずに、2段とも取って瓶から直接飲むと少しマシです。

    私はいわゆる『猫舌』なので、熱湯を持ち歩く必要はありません。
    厳冬期でも『ぬるま湯』くらいが丁度よく、凍結さえしなければいいので、他のメーカーの1.5Lを2本持ちたいなとも思っています。

    っといいのを発見。

    ハイドロフラスコ1.5L
    Hydro Flask 64oz - ハイドロフラスコ1.5L。

    蓋は開ければいいだけでシンプルだし、落下防止も付いているのがいい。
    歩いて中の水が終始動いていれば凍らなそうですが、長時間動いてないと口元から凍結しそうです。
    保温性能も山専ボトルには負けそうだけど、うー欲しい!
    でも、値段を見て( ̄□ ̄|||) ガーン!!
    Amazonにて、\12,000 ~ \16,000也。

    ま、
    個人的なことを色々書いてしまいましたが、
    最近の冬山登山においては、見渡せば『猫も杓子も』的な様相を呈しております。
    それほど使いやすくド定番のアイテムなんですね。
    普通の水筒で間に合う方。
    っつーか、私を含めごくひと握りの人以外は、この『山専ボトル』がベストな選択だと思います。

    はいはい。
    今年はちょっと遅れ気味ですが、やっと冬山シーズン突入と言ったところでしょうか。

    こちらの『冬山登山に向けて~準備は万全ですか?』をしっかり読んで、ふむっと身を正して臨みましょう。


    ロックンロール。


    詳細は『サーモス・山専ボトルの公式ページ』をご覧ください。


    by カエレバ


    by カエレバ

    | 冬山系 | 14:40 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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    Grivel G12 - グリベル G12 アイゼン

    えー今回は、
    本格冬山には欠かせないアイゼン(英語ではクランポン)についてお話しします。
    私は『Grivel G12』を使用しています。
    グリベルアイゼンは、ブーツの形状に合わせて以下の3タイプあります。

    グリベル・G12・ニュークラシック
    G12・ニュークラシック
    どんな形状のブーツにも合うタイプ。

    グリベル・G12・ニューマチック
    G12・ニューマチック
    セミワンタッチ。かかと側にコバのあるブーツ用。

    グリベル・G12・オーマチック
    G12・オーマチック
    ワンタッチアイゼンと呼ばれるタイプ。
    爪先、かかとの両方にコバがあるブーツ用。
    今の冬用ブーツはだいたい両方にコバがある。

    グリベル・G1201
    ここんとこ、いわゆる『ざんぐつ』なのでニュークラシックを選択。

    私がなぜグリベルアイゼンを選択したかと言うと、
    アンチスノーシステム『雪だんご防止』の作りが気に入ったからです。

    グリベル・G1202
    押せばペコンと凹む弾力のあるボール状突起。
    踏み込んだ時に凹んで、足をあげた時にポコンと戻るので、戻る時に雪をはじく。
    雪が付着しにくいのは一目瞭然。
    つなぎ部分にはアコーデオン状のカバー。
    これも歩く時に動きが生じることで雪が落とされる。
    ショップで手に取った瞬間に『うむ!』と即決しました。

    思った通り、このアイゼンにして以来、爪が効かなくなるほどの『雪だんご』の心配は無くなりました。
    湿雪の時に僅かに付着する程度です。

    うむー。
    道具の進化は素晴らしい。
    置いてかれないように、しっかりと情報収集せねばなりませんね。
    特にハイテク機器系。
    私はアナログ人間なので、GPSとかさ~っぱりわっかりませーん。
    その分、状況判断が磨かれたってのもありますが、利用しない手は無いので、今後は少しずつ勉強したいと思います。

    っと、話が少しそれてしまいました。
    ここでひとつ注意喚起。
    『ワンタッチアイゼン』を選ぶ場合は、ご自分の靴を持って行くか、ショップに置いてある『全く同じ』ブーツで相性を『必ず』チェックしましょう。
    私は来シーズン『今どきの冬ブーツ』を買おうと思っていますが、その時は『セミワンタッチ』のニューマチックにしようと思っています。
    これだとワンタッチと同じくらい容易に着脱できるし、相性もバラつかないからです。
    ただ、チェックして靴と一緒に購入するつもりではいますね。

    さてと。
    グリベルのアイゼンには『エアーテック』と言う、爪の短いタイプもあります。
    前爪が短い方が歩きやすいので、初めて本格アイゼンを買うと言う方にはこちらをおすすめします。

    グリベル・エアーテック・ニューマチック
    エアーテック・ニューマチック。
    軽量のアルミタイプもあるが、消耗が早いと思うので通常の鋼タイプがいいと思います。

    サレワ・ワンタッチアイゼン
    以前、プラブーと一緒に使っていたサレワのワンタッチアイゼン。
    向かって左側が壊れて引退。
    持っててもしょうがないので、撮影後に破棄しました。

    ・・・。
    最近は雪を見れば『即、アイゼン』的な人を良く見かけます。
    こんな場面もあります。

    相手は長靴の私を見て『あちゃー』
    私は12本爪アイゼンを見て『あちゃー』

    みたいな。

    『ここはアイゼン脱いだ方が歩きやすいですよ』
    って言うこともありますが、怖いらしいです。
    雪がちらつくとチェーンを巻く的な人と同じ感覚なのでしょう。
    『そうですか。お気をつけて。』としか言いようがありませんが、疲れるだろうなーって。
    同じように、もぐらない雪なのにワカンをつけていたり、もぐりも滑りもしない超快適なトレースでアイゼン+ワカンの人もいます。
    6月の富士山でスノーシューの人もいたし、GWの横尾~涸沢などでもアイゼンをつけている人が大多数です。

    良く状況を見て、わからなければ周囲の『それっぽい人』を見て、その場に応じた正しい足まわりにしましょう。
    その方がスピードも出るし疲れませんからね。

    では、正しい足まわりで残りの冬山シーズンを楽しみましょう!


    ロックンロール。


    by カエレバ
    ニューマチックより締めやすい『Jマチック』のG12。

    by カエレバ

    縦走メインの人、初めてアイゼンを履く人はこちら。

    ※共に靴に対応した『締め具タイプ』を選びましょう。


    | 冬山系 | 07:12 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑

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    K2 Rescue Shovel Plus - K2 レスキューショベル・プラス

    とっても使いやすく、ニンマリのショベルのご紹介です。
    1シーズン使ってみて、特徴がつかめましたのでレポします。
    冬山用ショベル選びの参考にしてください。

    K2 レスキューショベル01
    購入時にパシャッと。
    メタル光を放つグリーンのカラーでデザインがいい。

    レスキューショベルの名の通り、スキー板と連結させる部品が柄の中に内蔵されています。スキー登山で無い場合は、取り出して軽量化させてます。(100g強)

    K2 レスキューショベル02
    収納時はこの形。

    K2 レスキューショベル03
    柄を伸ばすとこうなる。
    86cmあるので、大柄な私でも使いやすい。

    K2 レスキューショベル04
    ポジションを変えると鍬形になります。

    鍬形とは言え、農作業の鍬みたいに『ガツガツ』掘り進むと言うよりは『かき出し用』と考えた方がいいかな?
    私はいわゆる『怪力』なので、普通に使っているつもりでも、何かとブッ壊してしまうことが多いのでそう言う定義にしています。
    かき出しもやりやすいですが、雪洞の天井部分の仕上げがやりやすいのも素敵です。

    気に入っている点は、ブレードの平面部分が広く方形なので、切り出したブロックの形が良く、積みやすいブロックができる。
    特に気に入っているのが、柄をブレードに差し込む時に、ストッパーの出っ張りを押さなくてもカチンとハマるところです。
    冬手袋だと面倒に感じる部分が解決されています。
    無理に難点を挙げるとすると『右手』で掘る時はいいのですが、左手だとグリップが微妙。ただ、それほど不便でもないし、鍬形にするために必要な構造なので文句は無い。

    以前使っていた『Black Diamond Transfer - ブラックダイアモンド・トランスファー』より使いやすくて気に入っています。

    BD トランスファー3
    これも柄が長かったので、使い勝手は良かった。
    安価なのでコスパ的には非常に良い。

    比較検討したショベルを2つ。

    アルバ・オボアックス01
    アルバ・オボアックス02
    『Arva Ovo Axe - アルバ・オボアックス』
    同じく鍬形になる。ただ、ブレードが非常に小さく、作業効率が悪そうなのでパス。
    逆に非力な人や女性にはいいのかも。

    オルトボックス・プロフェッショナルアルー
    『Ortovox Professional Alu - オルトボックス・プロフェッショナルアルー』
    これも鍬形になるが、平面部分が小さいのでパスしました。

    そう言うわけで『K2・レスキューショベル』はデザイン・機能とも非常によろしく気に入ったアイテムなので、壊さないように大事に使い倒したいと思います。

    夜露死苦っ!



    by カエレバ
    これもほぼ同じ。


    鍬形ショベル大集合。



    | 冬山系 | 07:50 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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    シンコウカンジキ SK-2

    これからワカンを買おうと思っている方にお知らせです。

    とってもいいワカンがあるので、ご紹介します。
    シンコウカンジキ』と言って『新興電機工業』なる所が作っている商品です。
    ん?電気屋さん?
    まあ、詳細は『新興電機工業HP』をご覧ください。

    シンコウカンジキ01
    空になっている穴は『補助ベルト用』。
    登山は動きが激しいので、補助ベルトを使ってしっかり締めた方が良い。

    この『シンコウカンジキ』は先輩のおすすめ品で、2月終わり頃に購入しました。
    ずーっと定番中の定番品『エキスパート・オブ・ジャパン アルミワカン』を履いていた私に、

    おい、これいいぞ。それより沈みにくいし歩きやすい。
    お前は重いから、絶対こっちの方がいいぞ。

    と言われて買ってみました。
    『頼むからシーズン前に言ってよ』と思ったので、シーズン前の今まで待ってレポします。

    シンコウカンジキ02
    山型に凹みのある幅広フレームで雪を押さえるので、パイプ型のワカンより随分と沈みにくい。

    えー。
    ワカンは、歩行時に『爪先側が上がる』ことで歩きやすくしてあります。
    言葉ではわかりにくいので、下手なイラストをご覧ください。
    ワカンイラスト
    爪先側が上がる = 後ろ足を前に出す時、ワカンは雪面にフラットのまま足を抜くことができる

    と言うことです。
    アルミワカンは『微妙な固定』でその機能を生み出しているのですが、この『シンコウカンジキ』は土踏まずを乗せる部分の『構造』で、その機能を生み出している所がいいなと。

    シンコウカンジキ03
    土踏まずが乗る部分に絶妙な角度付き。

    よって、アルミワカンは歩いている最中に微妙にプラプラして来るのですが、シンコウカンジキは補助ベルトもあるので一体感がありますね。

    難点を挙げますと、ゴムバンドの固定が冬手袋のままではしづらいことですね。薄手の手袋でもしづらいです。暫しの間素手でやってます。
    それと滑り防止の爪が小さい!後付けの大きいのが売られてますので、軟雪を歩く場合は取り付けておいた方がいいです。

    感想としましては、ワカンより・・・

    沈みにくい
    靴との一体感がある

    ので、歩きやすいです。
    機動性・とり回しもワカン弱くらいなので、急登降の少ない山域では『シンコウカンジキ』がいいかなと思ってます。
    私が30kgの荷を背負うと、総重量140kg近くになる。そんな人が恩恵を受けている(滅多にいません)ので、説得力があると思いません?
    これからの『山人生』の相棒を見つけました。アルミワカン共々、末永く幸せに付き合っていくつもりです。
    めでたし。めでたし。

    えー。
    この『シンコウカンジキ』については、以前から色々と勉強させていただいてる『理事長』様の『山道具道楽』に改造を含め詳しく記されていますので、ぜひご覧ください。『シンコウカンジキ』でブログ内検索をすれば辿りつけます。

    冬山シーズン到来につき、冬山アイテムを中心にアップしていく予定です。
    おっ楽しみに―!


    ご購入は

    新興電機工業HP

    または

    ホビーズワールド

    からどうぞ。

    | 冬山系 | 12:50 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

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    エキスパート・オブ・ジャパン アルミワカン

    積雪期登山の定番アイテムです。

    『ワカンと言えばこのメーカーのこの商品』と言ってよいほど、みーーーーんな持っています。

    expjwakan.jpg
    現行品は前後に反りがあるが、こちらは旧バージョン。


    ・・・。
    しかし、冬山フル装備を担いだ私の重量(体重+荷物)は『0.14トン超』ほどになることも多いので、装着したところで埋まってしまいます。
    ここんところ八ツが多いのはそういう理由からです。(歳と共にラッセルが億劫になってきた・・・)

    最近ではスノーシューを履いている人の方が多いのでは?と言うくらいな勢いですが、やはり機動力はこのワカンの方が優れています。
    でもどうしても納得いかない部分があります。
    横向きに橋渡しになっているテープの間隔が中途半端です。これは歯の部分(突起)の前後に配置しました的な感じです。
    登山靴の『土ふまず』の凹みにスポッと収まる間隔だと、緩みの原因になる靴の前後への動きが抑えられると思います。
    『カチッと固定』じゃなく、遊びが必要なのは承知の上です。要は、靴とワカンはしっかりドッキングさせて、歩行しやすい遊びがあるのがベストだと思います。
    最近他のメーカーからも、アルミ製のワカンは出始めましたが、この商品をただコピーしたような感じで残念です。
    『反り』をなくして、アイゼンとの重ね履きを考えたものもありますが、もうちょっとひねりがあると注目されるのになーと思います。

    ・・・。
    あたりを見回して思うのですが、雪さえあれば、アイゼン、ワカン、スノーシューのいずれかがくっついてる人が多いと言うことです。雪の状態次第では『何も無い』方が歩きやすい場合が多いのです。
    6月の富士山の固まった雪の上をスノーシューで歩いている人も何人も見ましたし、GWの涸沢に入るのに、本谷からアイゼンを付けて、団子を作りながら歩いている人もかなりいます。
    ちょっとだけ想像力を働かせて『道具の意味』を考えれば、より快適な登山が楽しめると思います。

    『デキそうな』ガイドさんが連れたパーティや『慣れてるな』って感じの登山者は雪にあった足回りをしてますね。流石です。
    登山歴の浅い方や自信のない方は、あたりを見回して、これらの方々を参考にするのがいいと思います。それをご自身のいい経験値として積み重ねて、積雪期登山を楽しみましょう!

    詳細は『エキスパート・オブ・ジャパンの公式ページ』をご覧ください。


    by カエレバ

    by カエレバ






    | 冬山系 | 21:11 | comments:11 | trackbacks:0 | TOP↑

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