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    『それいいな!』の山道具

    ~ 登山人生でめぐり会えた全ての道具たちに捧ぐ ~

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    秋山登山に向けて・その2 ~心の準備とアイテムの準備

    えー。
    まだまだ気温的には夏の感じですが、今週末あたりからやっと秋っぽくなって来そうですね。
    と、言うわけで、
    秋山に向けての準備に関するレポです。
    なんでその2なのかといいますと、10年前に『秋山登山に向けて~くれぐれも・・』と言うレポをあげてるからです。

    ソーダラップからの前穂
    以前も上げましたが、ここはお気に入りのビューポイント。(本谷~涸沢間)
    土の色が黒から赤っぽく変わるあたり。
    昔の歩荷さんが荷を下ろして大休止したポイント。

    秋は山の色彩が目まぐるしく変化する季節でして、色づき始めたと思ったら一気に色づいて、そして落葉の物悲しい色彩へと移って行きます。

    秋レポを書く時には必ず注意喚起してることがあります。
    それは『一発目の雪』です。
    今年は遅そうですが油断はできません。
    剣・立山あたりは早い時は秋分の日くらいの時もあります。

    一発目の雪で引き起こされた有名な遭難に関しては以下をご参照ください。
    立山中高年大量遭難事故

    と言うことで、私が常備している非常用装備もご紹介しておきますね。
    非常用3点セット完成形?~いざと言う時に備えましょう

    秋山は気象的にはもちろん色々な危険が潜んでいますので、何度も注意喚起レポを上げて来ましたが、以下のレポは盲点的なことを書いてますので、ぜひ目を通していただきたいです。
    秋山登山の注意点~美しさと怖さ

    今年はいまだに暑いんで色づきが遅れそうですね。
    でも去年の様に一気に冷えると発色は良さそうです。
    さて結果や如何に。
    ・・・何だか去年の涸沢はここ10年?20年?では一番綺麗だったそうで。
    最近はテン場込み込みなんで10年近く避けてんですよね。
    今年は日帰りオンリーにしよっかななどとも考えております。

    テン場含め、ミソ的情報は『知っ得!カテゴリ』をご覧ください。

    しっかりと計画し準備を整えて、来たるべき美しい季節を楽しみましょう。


    ろっくんろーる。


    by カエレバ
    わたくし愛用の1人用。
    プロの山岳ライターによるレポ』もご一読あれ。

    by カエレバ
    こちらは2~4人用。
    ペアで登る人向け。

    by カエレバ
    1枚持っておくとオールシーズン意外と役立つ『グリッドフリース系』。

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    | ☆~死にたくなければ~☆ | 11:09 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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    NEMO Switchback - ニーモ・スイッチバック ~オールシーズン・オールラウンド系マット

    えー今回は、
    わたし的に温かい時期用のスリーピングマットとして新たに導入した
    『NEMO Switchback - ニーモ・スイッチバック』
    のご紹介です。

    ニーモ・スイッチバック00

    以前は『サーマレスト・リッジレスト』を暖かい時期用にしてました。アルミ蒸着がかなり薄くなったのを除けば特段破損等はないのですが、如何せん『デカい』。
    30Lのザックほどの大きさを外付けするのもどーかなーと言うことで新調しました。

    ニーモ・スイッチバック01
    これわたしの
    イボイボが六角形に配置され、固さの違う2層構造で寝心地とコンパクト性を両立させているとか。

    で、アコーディオン系のマットとしては『Therm-A-rest Z Lite』がド定番ですので、それとの比較になりました。

    サーマレスト・Zライトソル
    サーマレスト・Zライト・ソル

    スペックの比較は以下の通り (カッコ内はサーマレスト・Zライトソル)

    本体重量:415g (410g)
    幅:51cm(同じ)
    長さ:183cm(同じ)
    厚さ:2.3cm (2.0cm)
    収納サイズ:13×14×51cm(同じ)
    R値:2.0(同じ)

    えーと。
    ニーモの方が3mm分厚い分5g重いってことですね。
    でも収納時は同じと。

    私の場合、購入時にニーモの方がちょい安かったので買いました。
    ただそれだけです。
    スペックはほぼ同じですので、判断基準は色とお値段になりますかね。

    で、寝心地はですね。
    以前のリッジレストに比べれば、若干薄さは感じますが、特に床下の凸凹が痛いと言うことは無いので、収納時に半分くらいの大きさと言うことを考えればじゅうぶんな寝心地です。

    ニーモ・スイッチバック02

    で、短いバージョンもあるので、1人用の『ヒルバーグ・ソウロ』を愛用してる私としては、ショートタイプでも良かったのではと今になって思っています。

    ぶっちゃけ『エバニューのウルトラライトマット』を暖かい時期用にして、買い足さなくても良かったかな?とも思います。

    シュラフ、マット、ピローなどの『寝る』アイテム系は、こちらの『おやすみ Zzz系カテゴリ』をご参考に。

    ニーモ・スイッチバックの公式ページ』で詳細をご確認ください。

    でもまあ、今回のニーモは微妙な薄さが微妙にいい感じなので、3シーズンの普通のテン泊や、厳冬期でも荷を軽くしたい時はこれで行こうと思います。


    ろっくんろーる。


    by カエレバ


    by カエレバ


    by カエレバ
    こちらはエバニューの180サイズ

     
    中華製の激安もありますが・・・。

    | おやすみ Zzz...系 | 10:04 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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    opove APEX 筋膜リリースガン ~お値段そこそこで強力

    えーと。
    今回また新たなマッサージガンを入手しました。
    『opove APEX - オポブ・エイペクス』
    なる、新し目のメーカー品です。

    opove apex00
    公式の写真。

    以前『DOCTORAIR リカバリーガン』と言うのをご紹介しましたが、ハンディタイプのためストロークが5mmしかなく、ほぐれる感じがするまで時間を要しましたので、強力なものを買うことにしました。

    opove apex01
    これわたしの。

    今回、品定めにあたり最も重視したのは『ストローク(振幅)』ですね。
    これが大きいほど体の深部まで刺激が届くことになります。
    ただその分パワーのあるモーターを使わなくてはいけないので、本体は大きく重くなります。

    Theragun pro
    『Theragun Pro - セラガン・プロ』
    ストローク16mmで最強。
    重さは1.3kg。
    お値段は現在\69,300也。

    いやこれはさすがに何かのチームで1つ的な感じで、一般サラリーマンが個人で買うには高価すぎます。

    っつーわけで、お値段\20,000~30,000台(メーカー品)でさがすと、だいたいストロークが10-12mmくらいのに行き当たります。
    1万円くらいの『RENPHO レンフォ』と言うメーカーがありますが、名前があの人を連想させる上に、中国に注文情報(個人情報)が行きます的な記述があるので冗談じゃねーよとパス。
    それでもあきらめずに物色を続けまして、Theragunに次ぐ14.5mmの『opove APEX』にたどり着いたわけです。
    運良くAmazonタイムセールで25%オフだったので、速攻ポチリました。

    注意して欲しいのはAmazonでさがすと、数千円の激安が多数引っかかります。
    中国製電池がボカンと行くのは周知の事実ですので避けた方が無難かと。

    opove apex03
    フル装備。

    opove apex02
    小さいケースはパーツ入れ。



    では、使用感を。
    まず、ずっしりと重いです。(1.04kg)
    しかし、この重さのおかげで跳ね返りが抑えられ、パワーが体の方に向かいます。
    斜めハンドルのおかげで、重さの割に持ってて疲れにくいのと患部にパワーを集中させやすいです。

    以前にも何度か書きましたが、私はふくらはぎに疲労がたまりやすく、特にヒラメ筋の内側がガチガチに固まります。
    以前の小型マッサージガンはテレビ見ながら15分ほど当ててましたが、今回のは5分ほどでいい感じにほぐれます。
    あと、お尻などの大きな筋肉もしっかりほぐせます。
    筋肉痛が痛すぎる部分用に空気の入った柔らかいパーツがあるのもグッドです。

    山に登る人はだいたい細身の人が多いので、以前のマッサージガンや、ストローク10mmほどのでもいいかと思いますが、ガッツリ深部までほぐしたい人には、機能的にも値段的にもばっちりのアイテムだと思います。

    うむー。
    年齢と共に、疲労がたまりやすくしかも抜けにくくなっております。
    疲労をためたままだと、山に行かなくても、日常生活のひょんなことでケガにつながります。
    何かとお金はかかってしまいますが、しっかりとケアをして末永く山を楽しめる健康を維持したいですね。


    只今、夏山真っ盛りです。
    こちらの『愛用&『ニンマリ』のアイテムたち~夏山!編』で忘れていた必須アイテムを思い出すきっかけにしてください。


    ろっくんろーる。


    by カエレバ

    お!アマゾンはまだタイムセール中!(2023/8/6現在)

    by カエレバ

    リッチな方はこちらが最強。

    by カエレバ

    こちらのハイパーアイス社もメーカー品。

    | ヘルスケア | 08:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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    Juza Field Gear Light & Easy Shelter Wide - L&Eシェルター・ワイド ~ウルトラライト入門に最適

    えー、ひと月ほど前になりますが、
    エム・シェルター』でおなじみの『ジュウザ・フィールドギア』から新手のウルトラライトシェルターが出ました。
    『L&E-Shelter Wide』

    わたくし愛用の『L&E-Shelter・デラックス』のひと回り大きいバージョンです。

    L&E-Shelter Wide01
    ポールの固定方法がスッキリしてますね。
    このメーカーのシェルターは、入口のメッシュパネルとプチ前室がミソ。

    L&E-Shelter Wide02
    なんだか『L&Eシェルター』と『ツェルト・プラス』のいいとこ取りのような感じ。
    ツェルトと言うかシェルターと言うか超軽量テントと言うか微妙~~なラインです。

    私の経験から、これまでのL&E-Shelterでの一番の不満点は、足元が狭くてシュラフが幕に接触して濡れることでした。
    ワイドバージョンは、ここが完全にとは言い難くはありますが、改善されてるのが一番のポイントですかね。
    で、入口が110cmと10cm広く高さも5cm高くなってるので、平均的な体格の人だと何とかシェルター内で方向転換できるのではないかと。
    ちなみに『L&E-Shelter Dx』はレポ内に書いたように、ミノムシのように足から出入りしないといけません。

    クロスオーバードーム2G
    最近、ウルトラライト初心者に人気なのは『ヘリテイジ・クロスオーバードーム2G』です。
    比較対象としては、最軽量タイプの『クロスオーバードームf』だと思うのですが、こちらは幅75cmしかないのでギリギリの居住性と言うのは一緒ですね。
    私は図体の関係で75cmは無理ですが。

    生地性能比較 (透湿性はASTM法表記)
    ヘリテイジ: 耐水圧:1,230mm、透湿性:8,800g/m2/24h
    ジュウザ: 耐水圧:1,700mm、透湿性:7,500g/m2/24h

    んー。
    性能は一長一短で似たり寄ったりですな。
    ま、透湿性は例えば20,000gを超えるゴアテックスであっても、雨の日や冬場はびっしり結露するので、10,000gに満たないくらいではどんぐりの背比べかなと。
    要は、居住性も性能も好みの範囲内でしょうから、あとは重量とお値段とで決めるんですかね。


    ポールの固定方法は私のL&E-Shelter Dxよりこちらの方がやりやすそう。

    詳細は『Light & Easy Shelter Wideの公式ページ』をどぞ。

    ウルトラライト初心者が、いきなりトレイルシェルター(旧ストックシェルター)のような最低の最低限に切り詰めたアイテムに手を出して糞詰まりになるより、こう言うマイルドなウルトラライトから入るのがいいと思います。

    現時点でのわたくしの見立てとしましては、
    私のL&E-Shelterの方がウルトラライトとして『吹っ切れて』いますが、ワイドバージョンの475gは超軽量テントと思えばかなりの軽さになるので、これから軽量化を始めようと思う『ウルトラライト初心者』の一歩目にはピッタリでしょう。

    軽量化にご興味の方はこちらの『ウルトラライトカテゴリ』をご覧ください。


    ろっくんろーる。


    by カエレバ


    by カエレバ

    こちらは品切れ中。

    by カエレバ
    クロスオーバードーム2Gの最小タイプ。

    by カエレバ


    | ウルトラライト(軽量化) | 14:50 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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    The North Face Sunshield Hat - ノースフェイス・サンシールドハット

    えーと。
    梅雨も中盤戦に突入し、残り3~4週で待望の夏山シーズンがやってきます。
    以前より梅雨時は『道具物色の好機』とご紹介しておりまして、
    今回購入したのは『ノースフェイス・サンシールドハット』です。


    tnf sun shield hat00

    以前、同じノースフェイスの『エンデュランスキャップ』と言うのをご紹介しましたが、また新たにポチりました。
    本来は去年買うつもりでしたが、もう夏山シーズンに入ってからでしたので、売り切れで買いそびれました。

    tnf sun shield hat01
    これ私の。
    帽子をかぶっているイボイボの物体は『ランブルローラー』。

    では何で同様のものを買ったのかについてです。
    ・・・。
    以前のは似合わないらしいです。
    何か変らしいです。

    と言うのもありますが、一番は構造的に『いいのでは』と思ったからです。

    tnf sun shield hat02
    あご紐がフラップを貫通しています。
    これ何かと言いますと、強風時にバタつきを抑える機能です。

    山、特に一番照り付けが厳しい稜線では、無風状態は極々まれです。
    特に強風だとフラップがほぼ用を成していません。
    このハットの仕様だと、強風時はもちろんあご紐をしますので、そのついでにバタつきを抑えようと言うことです。
    後頭部から首のあたりを常に直射日光から守ることは、疲労軽減にも重要ですからね。

    使用感
    強風時にはそれなりにバタつきますが、あご紐をしっかり閉めると、日差しを遮る効果はそのままです。
    フラップの素材のせいかはわかりませんが、風が無いと『もわ~っ』と暑苦しいです。
    フラップはもちろん、あご紐も取り外し式なので、外してしまえばふつーの帽子になるし、その辺は臨機応変に対応できます。

    詳細は『ノースフェイス・サンシールドハットの公式ページ』をどぞ。

    ここんとこ続けて週末が好天に恵まれてますが、
    雨に降られた時は『読書』なり道具考なりで違った山の楽しみ方を味わうのもいいですね。


    よろしくべいべー。


    by カエレバ


    by カエレバ

    小柄な女性はキッズ用って手もあります。
    でも、バタつきを抑える仕様ではなさそうです。

    | いでたち系 | 13:58 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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