九重『坊がつる讃歌』のオルゴール ~思い出の一品
先週あたりですか、
『そう言えばそんな時期だなー』
なんて思いながら、他の方のブログをながめたり、コメントしたりしていました。
梅雨入り前と言うのは、ちょうど九重のミヤマキリシマが盛りになる頃です。
そこで、むむむと思いだしました。
確かアレは持ってきてたよな。
その『アレ』が今回ご紹介する『坊がつる讃歌のオルゴール』です。
杉の焼き板で作られていてとってもおしゃれです。
正面のアップ。
扉を開くと音が鳴り始める仕組みです。
これは、キスリングで大荷物を背負い九重に通っていた、中学生の頃に買ったものです。
¥3,000だったので、中学生にはちょっと高かったですが、何度目かで思い切って買いました。
当時、三俣山と硫黄山の鞍部『すがもり越/ すがもりごえ』に『すがもり小屋』と言う、石を積み上げたような売店兼避難小屋的な小屋がありました。(すがもりは諏蛾守と書くそうです。)
そこの売店で売られていたものです。
いつもトイレを利用してたんですが、床が薄くて、歩くたびにベコベコ言いながらたわむので、まさか『バリッ』『チャポーン』なんてことにはならないだろうなと思いながら使っていた記憶があります。
あった。あった。ありました。
ひと通り写真を撮り終わって、久々に音色を楽しもう、いやまてよ、今回は初めて動画でもアップするか。
なんて思いながら、ネジを巻きました。
カリカリカリカリ・・・プツン。
ん?
いやーな音とともに、微っ妙~な手ごたえが。
やっぱり。
やってしまいました。
ネジをねじ切ってしまいました。
長い間聴いていなかったので、しばらくショックでうなだれてしまいました。
当ブログを以前よりご覧いただいてる方は、
『ああ、またやったか』
で、いつもの結果に驚かないとは思いますが、今回初めての方はそのうちのひとつ『ZlideOn - ズライドオン~ジッパーの簡単修理ツールl』をご覧いただければ、どう言う意味なのかがわかると思います。
上部は小物入れになっています。
一緒に入っていた紙。
外箱もちゃーんと残ってますよ。
オルゴールと言うのはだいたい『サビ』部分だけの場合が多いですが、
これはしっかり『1曲』フルでした。
ジーンと来る美しい音色でした。
ま、そのうち修理に出して、直してもらいますか。
さー?
ここ20数年、九重には行っていませんので、このオルゴールが復刻されているかどうかは知りません。
どなたのブログを見ても、オルゴールのことは書いてないので、おそらくはもう無いんだと思います。
修理しましたら、その時はあらためて動画を上げたいと思いますので、
期待せずにお待ちください。
私が行っていた頃は、今や銅像になってしまった『平治号』も健在でした。
バスを降りてまず探しに行きました。だいたい長者原ヘルスセンターの裏にいました。
彼女に最後に会ったのは87年の3月でした。
べたーっと寝そべっている彼女の頭を撫でたら、目を細めるようにしながら、頭を私の手に押し付けてきました。
写真が出てきたら載せますね。
では、最後に。
オルゴールはやってしまいましたので、せめて歌をお楽しみください。
『坊がつる讃歌』と言えば、やはり『芹洋子』バージョンですね。
来たる夏山シーズンに向け、アイテム物色真っ最中の方は、
こちらの『愛用&『ニンマリ』のアイテムたち~夏山!編』をご活用ください。
そこんとこよろしく。
私のはこれの旧版です。
この2冊を暇さえあれば眺めてました。
なつかしい。
| 思い出 | 16:45 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑
目目連さん
お久しぶりです。
思い出のオルゴール、壊れちゃったんですね😭
私達が中学生の時の3000円ってめちゃめちゃ大きな金額。
オルゴール買うのに買おうか?買うまいか?って行くたびに悩んで買った気持ちめちゃわかります。
大切な思い出のオルゴールが復活するの楽しみにしてます。
| えれぇこった2号 | 2020/06/27 09:30 | URL |