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    DUG 焚火缶 S/Mセット ~安くて軽くて使いやすい

    みなさん。
    明けましておめでとうございます。

    えぇ~っとですね。
    以前『スノーピーク・トレック』を利用した『水蒸気炊飯のレポ』を上げましたが、
    いまいち微妙でしたので、諸々検討した結果、新たなコッヘルを購入しました。

    『ダグ焚火缶 S-Mセット』

    のご紹介です。

    ダグ焚火缶00
    本来はキャンプ用クッカー?のようです。
    服部文祥さんも愛用してますね。

    仕様:
    S/本体: 103H×127mm(Φ) 1160ml 蓋: 51H×122mm(Φ) 440ml
    M/本体: 110H×153mm(Φ) 1880ml 蓋: 47H×146mm(Φ) 620ml
    重量 S/本体:117g 蓋:71g
    M/本体:150g 蓋:78g
    総重量 416g

    ダグ焚火缶01
    これ私の。
    もちろん『アルミ鍋の儀式』は済ませております。

    前回のレポの通り、トレック900がアレでしたので、
    内鍋は『チタントレック900』だけ買って代用しようと考えました。
    しかしそうしますと、
    スノピトレック1400 (305g) + チタントレック900 (175g) = 480g
    しかもお値段が今の最安で\4,950。
    外側をチタントレック1400にすると、さらにプラス\5,390。

    ダグは416gで\3,000前後。
    重量、お値段ともにダグ焚火缶の方に軍配。
    ちなみに両方チタントレックにすると385gですが、30g差なので、お値段3倍で30gの軽さを取るかどうかの判断になります。

    ダグ焚火缶02
    吊り手ごと鍋を重ねると片側に寄ってしまいます。

    ダグ焚火缶03
    吊り手を外しました。
    本来取り外し仕様では無いので、繰り返すと土台がポッキリ行きそう。

    ダグ焚火缶04
    今回の実験の集合写真。
    前回同様、内鍋の蓋は使いません。
    外鍋と内鍋の底の部分に隙間を作る必要がありますので、100均(キャンドゥ)でメスティン用の底網をゲット。
    ダイソーにも似たようなのがあるみたいなので、お好きな方を。

    ダグ焚火缶05
    100均底網がジャストフィット。
    外鍋の水は今回も4cmほど。

    ダグ焚火缶06
    前日研いでおいた米2合を、吊り手を外した内鍋に入れ、マトリョーシカ状にセット。

    ダグ焚火缶07
    今回は『小ブス(ホエーブス725)』の強火力で試してみる。
    下には吹きこぼれ対策の段ボール紙。

    ダグ焚火缶08
    今回も20分炊き上げます。

    ダグ焚火缶09
    沸騰して蓋が浮き上がって来たので、水を入れた『スタンレー・クラシックマグ』を重しに乗せる。
    ここで中弱火に。


    うっ。
    前回のスノピに比べ、吹きこぼれが少ない分、吹き上がりがすごい。
    テント内でやると、翌朝結露どころの話ではない。
    冬だと霜だらけになりそう。
    う~ん。
    暖かい季節にテント外でってことですか。

    ダグ焚火缶10
    前回同様15分蒸らしてできあがり。(ちょいピンぼけ)

    ダグ焚火缶11
    100均底鍋を入れてスタックする場合は、内鍋の蓋を裏返せばOK。

    ダグ焚火缶12
    スタッフバッグ付き。
    だぼだぼ。

    実験を終えての感想:
    私は2合食べたいので鍋の選定に苦労しましたが、普通の人は1合で十分だと思うので、アルミ・チタン問わずにお好きなものをどうぞ。
    考慮すべきは『蓋の形状』ですね。
    私は蓋が『ハマる式』のものを選択。
    『かぶる式』のものだと、前回の実験のように吹きこぼれが多くなります。
    ま、吹き上がるかこぼれるかなので、お好きな方を。
    1合だと、15分炊いて10分蒸らしでいいと思います。(要お家実験)

    詳細はこちらの『ダグ焚火缶 S/Mの公式ページ』をどぞ。
    中国製ですが、この安さならまあ良しとしますか。
    私より食べると言う方、もしくはグループの場合は『M-Lセット』。
    他にも『S-M-Lセット』と言うのもあります。

    結果的に今回の実験結果は冬山仕様ではありませんでしたが、山はエネルギー消費が大きいので、しっかり食べ込んで、しっかりエネルギーを満たしておくことは重要です。


    ろっくんろーる。


    いよいよ『厳冬期』に突入ですね。
    こっから1ヶ月半ほど、天候・気温とも一番厳しい時期になります。
    こう言うもの必携です。
    非常用3点セット完成形~いざと言う時に備えましょう
    ま、厳しさ分、美しさは抜群なんですけどね。

    それでは、本年もどうぞよろしくお願いいたします。


    by カエレバ

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    | クッカー | 12:29 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

    COMMENT

    明けましておめでとうございます
    山でのご飯は大事ですね

    今年もよろしくお願いいたします

    | ナリ | 2023/01/07 11:06 | URL |

    Re: タイトルなし

    ナリさん

    普通の人はさほど苦労は無いのでしょうが、
    私は30分おきに補給しないとシャリバテしますのでね。
    朝晩の大量補給は実に大切です。

    今年もよろしくお願いいたします。

    | 目目連 | 2023/01/07 16:08 | URL |















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