Juza Field Gear Zelt Plus - ツェルト・プラス ~その1・初見~
『Em-Shelter』の『Juza Field Gear』からツェルトが出ました。

その名も『ツェルト・プラス』
何がプラスなんだろー?
鉄でできた最強ツェルトか?
などと、高をくくって動画を拝見・・・笑ってしまいました。(メーカーさん失礼)
ツェルトをこの張り方で設営したいと思った人は多々いるだろうし、あれこれ改造してトライした人もかなりの数がいると思われる。
ではなぜこの張り方にしたいのか?
下の各社ツェルトの写真を見るとわかると思うが、ツェルトを設営すると
支柱が入口の 『ド真ん前』 の 『ド真ん中』 になる。
人によっては引っ掛けて支柱を引き倒したりもして、
出入りが非常~~~にしにくいからである。

アライテント ツェルト

ファイントラック ツェルト

ヘリテイジ ツェルト

モンベル ツェルト
ではなぜ今まで三角方式が上手くいかなかったのか解説をっと。
ツェルトを張るというのは、ツェルトを『吊るす』と言う構造で成り立っている。
ストックを前後に立てて設営した写真を見ればよーくわかると思うが、ツェルトよりもストックの『背を高く』して『吊り下げて』設営しているのである。
と、言うわけで、ジュウザ式のような『外付け三角フレーム』の場合は、壁に沿わせてストックを取り付けただけだと、立てた時にツェルト幕の重みで『ずり下がって』来ることは容易に想像できる。
そう言うわけで、ストックを利用した『三角フレーム式』の場合は、内側からツェルト幕を『下支え』することのみだと思っていた。
そしてこの方式で成功を収めたと言うか、完成形と思っていたのが『ストックシェルター』である。

ただ、グリップと幕が接している『圧がかかっている部分』から雨漏りが起こる心配がある。ツェルトにこの方式を用いても同様のことが起きると思うので、
テントのような『完成形』のフレーム構造にする
フライシートを掛ける
等々が思い付くが、
こうなると軽量化から遠ざかるし『ツェルトの範囲』を越えてしまい、重量的にも機能的にも『ウルトラライトテント』を買った方がいいと言う選択肢になる。
意味ねーじゃん。ってことに。
私が笑ってしまった理由は、
多くの人が『やりたくて仕方なかった』のに、どうしても上手く行かなかった『三角フレームの難題』を『ツェルトの範囲内』であっさりと解決してしまったことです。
まさかスタッフバッグを利用するとはなー。
コロンブスの卵だなー。
耐水圧がウルトラライトテント並の1700mmなのも心強い。
(一般的なツェルトは500~1000mm)
もうひとつのポイントは『前室』的な靴置きスペースですね。
みなさんも経験済みだとは思いますが、ツェルト泊に限らずテン泊でも、靴が床面の『長方形内』にあると微妙~~に邪魔なのです。
この『ほんのちょこっと』が居住性をガラッと変えると思います。

むー。
このメーカーは、Em-Shelterの絶妙なベンチレーターの位置や、ツェルトプラスの構造など、実用本位でよーく考えてますね。
んー。
物欲がそそられてきましたが、
ストックは持ってないし、使うつもりもない。ツエルトは既に持ってるし・・・。
私自身、不要と言えば思いっきり不要・・・。
だが興味津津。
まっ、ツェルト泊メインの方には、一番快適なおすすめのツェルトですね。
もち、他のツエルト同様の張り方もできる。
追記1~~
そしてついに買っちゃいました~!
白熱の実使用レポは『~その2・実際~』をご覧ください。
追記2~~
ただ単に、ツェルトの『簡易シェルター』としての機能のみを求めるなら、
こちらの『L&E-Shelter デラックス』の方がよろしいかと。
Juza Field Gear
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| お泊り系 | 10:10 | comments:28 | trackbacks:0 | TOP↑
どうなんでしょうね?
是非、インプレお願いします。
あ、私はEM一本でいいです…
| ななパパ | 2013/05/04 02:08 | URL | >> EDIT